楊柳陰陰 細雨晴れ

残花落ち尽き 流れる鶯を見る

春風 一夜吹き 郷鬱

又遂に 春風落城に到る

 

Yoshiのつぶやき】

春の田舎の風景である。

 

詩家 清景 新春に在り

緑の柳は やっと黄色、半分はまだだ

上林の若侍は花錦に似ている

出門の(ひと)は 是れ看花人なり

 

城は長安 詩家は自分

オ:やっと 上林:林苑(西安) 倶:看花人

 

Yoshiのつぶやき】

西安の春景色である。

日本の春と比べてどうだろう。

比べることは難しいことだ。次の早春詩が現れる

まで先伸ばしにしよう。

 

 

桑条に葉無く 土が烟を生ずる

簫管(しょうかん)を 龍水庁前に迎え

朱門の幾處 歌舞を看る

(なお)る 春隠(はるがすみ)に 管弦咽ぶを

 

簫管(しょうかん):楽団  

 

Yoshiのつぶやき】

雨ごいか?

雨が降らないので、役所の前で酒盛りを始めた、

だけど雨が降る気配はないといったところかしら。

難しい。