錦江 近西 烟水緑にして

新雨 山頭 (れい)()熟す

万里橋の(あた)り 酒家多し

友人 誰家に向かって宿るを愛す?

 


【Yoshiのつぶやき】

錦江は四川省の省都、成都を流れる川、詩人とゆかり

の深いところである。

レイシは何度も食べたが、今は、レイシで錦江を

想い興そう。

湘水 潮無く 秋水なめらか

湘中月落ち 行人発つ

送人発ち、送人帰る

(うきくさ)茫茫として鷓鴣(しゃく)飛つ

 

Yoshiのつぶやき】

洞庭湖に注ぐ大河での別れである。

 

 

洛陽城里 秋風を見る

家書を作らんと欲して 意万重

復 恐る勿勿(そうそう) 説いて尽きざるを

行人発するに臨んで 又封を開く

 

Yoshiのつぶやき】

洛陽の街に 秋風が吹いている

手紙を書こうとして、色々のことが重なって思い出される

又 言い尽くしていないかと恐れ

行人 出発に臨んで もう一度 封を開けて見る

 

芭蕉がこの句を引用している。同じ場所に立てて幸せなり。

 

行人:旅人