舎南 舎北 皆 春水 只 見る 群鶴の日日来るを
花径 曽 客に縁て掃はず 蓬門 今 始めて君の為に開く
盤そん 市 遠くして 兼味無く 樽酒 家貧しく 只 旧はい
隣の翁と相対して飲むを 肯とすれば
籬を隔てて 呼び取り 餘杯を盡さしめ
兼味:重なった味 うまいもの
旧はい(醗?) 古い醸造 盤そん:地名
【Yoshiのつぶやき】
昨夜は台風で飲み会が流れた。
唐の時代と同じ営みだ。中国の風習だったのだ。面白い
ことだ。娘がアメリカの日本企業に勤めている。時々、
会社の帰りに飲みに行くらしいが、帰宅は車なので、休日
家に集まることの方が多いようだ。万国同じか?
客が来る。客は、母方の親戚で崔明府である。後半にある
隣の翁ではない。君である。
江 碧にして 鳥逾白く
山 青くして 花燃えんと欲す
今春 看又過ぐ
何の日か 是れ帰る年ならん
【Yoshiのつぶやき】
錦川は碧く 水鳥は愈々白い
山は青く 今にも花が咲きそうだ
今春も みすみす過ぎてしまった
何時になったら 帰れるのだろう