浮かぶ雲も この山と(ひと)しからず

山の霞蒼蒼として臨めば(うたた)迷う

暁の月 暫樹里を高く 飛び

秋河が 隔つ 西の在る数峰

 

Yoshiのつぶやき】

そのまま素直に鑑賞するのが一番と感じた。

溪上遥 精舎の鐘を聞く

舟泊 微径の(あたり)に松深し

青山に (あられ)() (なお)雲在るも

西南に四五峰あり絵のように見える。

 

Yoshiのつぶやき】

近頃感心するのは、中国語の表現能力です。

日本の俳句、西洋の詩などと比べて、絶句の

表現力はすごいと思う。

旗のもと飛将駆ける 万里独り横戦す

春色関に臨んで尽き 黄雲城壁に多し

鼓こ 悲しく沙漠に絶え 烽火 長河を隔てる

莫を断ち山路に隠れ 天驕 己 和を請う。

 

Yoshiのつぶやき】

戦いは現在も世界にあふれ、日々新聞は戦争の

記事で賑わっている。一昨年暮れ、来年は平和を

と書いたが、今年もよく似た文面だった。寂しいことだ。