敏感肌用手作り化粧水 フェノキシエタノールを配合する危険性 | タラソパックでおうち美容/おうちエステ タラソテラピーのアルガアイ

タラソパックでおうち美容/おうちエステ タラソテラピーのアルガアイ

タラソテラピーとは、海水や海藻・海泥などの海洋資源を利用した、効果的なスキンケア術です。フランス・ブルターニュの伝統に基づくアルガ・アイのタラソテラピー製品は、リゾートホテル様やエステサロン様での業務用の他、自宅用としても人気です。

  

前回の記事では、手作り化粧水の保存料として、1,3-ブチレングリコール(BG)を手作り化粧水に使用する危険性について書きました。今回は代表的な防腐剤である、フェノキシエタノールを手作り化粧水に配合する危険性や必要性について、書きたいと思います。。
 

フェノキシエタノールが旧表示指定成分ではない、玉露にも含有されている天然成分であるということから、フェノキシエタノールが安全で低刺激であるとお考えの方は、決して少なくないようです。パラベンを配合するよりは、はるかに安全であるといった感じでしょうか・・・。しかしこれは間違った認識であると、アルガアイは考えます。
 
第一に、フェノキシエタノールが化粧品に使用されるようになった時は、表示指定成分の制度はなくなりました。もしフェノキシエタノールがもっと以前より化粧品に使用されていたと仮定すれば、表示指定成分となっていた可能性が高いでしょう。最近になってフェノキシエタノールの、胎児や生殖器への悪影響が、明らかになってきているようです。
 
第二に、玉露の葉を生で食する方は、おられないでしょう。ご存知のように、茶葉は加熱処理した後に、煎じて飲むものです。フェノキシエタノールは揮発性のため、お茶には決して含まれません。経口摂取した場合、フェノキシエタノールは猛毒です。シイタケはホルマリンを産生しますが、やはりシイタケも加熱処理後に食します。ホルマリン入りの化粧水など違法であり、超危険です。
 
第三に、パラベンを保存料とするコスメに比べれば、フェノキシエタノールを主要保存料とする化粧品のほうが、肌負担が大きいようです。防腐助剤として1,3-ブチレングリコール(BG)を多量に配合する傾向があるため、肌負担が大きくなるかもしれません。
 
以上のように、フェノキシエタノールは決して無害ではありません。敏感肌/乾燥性敏感肌の方は、手作り化粧水へのフェノキシエタノール配合を、慎重になられたほうが無難であると、アルガ・アイは考えます。
 
2017年1月29日付けライブドア記事より商業性を排して転載)

 

 


 
 
公式サイト内の人気記事集 肌トラブル編》
 

濃グリセリンとグリセリンの違い

 

パラベン vs フェノキシエタノール

 

ローズマリー葉エキスの安全性

 

1,2-ヘキサンジオールの安全性

 

グリチルリチン酸2Kでお肌がたるむ!?

 

グリチルリチン酸2Kはくすみの原因
 
グリチルリチン酸2Kでデコボコ肌に
 
エチルヘキサン酸セチルで額剥がれる
 
低分子ヒアルロン酸で顔カビの危険性
 
「アレルギーテスト済」の過信は禁物
 
石膏パック 不慣れな施術で低温火傷
 

ピールオフパックとピーリングパックの違い

 

  
【サブ公式サイト・ブログ等】
 
サブ公式サイト
 
BLOGGER

 

FACEBOOK
 

INSTAGRAM

 
TWITTER