オーガニックコスメ コチニール色素のアレルギーの危険性 | 海藻パック・タラソパックのアルガアイ

海藻パック・タラソパックのアルガアイ

タラソテラピーとは、海水や海藻・海泥などの海洋資源を利用した、効果的なスキンケア術です。フランス・ブルターニュの伝統に基づくアルガ・アイのタラソテラピー製品は、リゾートホテル様やエステサロン様での業務用の他、自宅用としても人気です。

 

 

 

 

この一連の記事は、オーガニック化粧品や自然派化粧品の、悪口を書くものではありません。いわゆる自然派化粧品に対する過信による健康被害を避ける、または重篤化を免れていただくのが目的です。あらかじめお断りしておきます。

 

オーガニックコスメの真実⑫ 

 

前回の記事 では、オーガニックコスメがアトピー肌に安全であるか否かについて書きました。今回はオーガニック化粧品の安全性の本質について、もっと踏み込みたいと思います。。

 

「虫をつぶして得た色素であっても、それは天然着色料。こんな着色料を練り込んだキャンディーを販売しても、本当によいのだろうか・・・。」 

 

これは当時の、大手菓子メーカーのベテラン営業マンのつぶやきでした。この天然着色料は、エンジムシ(臙脂虫)という虫から得られる色素です。購買者と見込まれるお子様や若い女性に対して、少なからずの罪悪感を、感じていたかもしれません。 

 

昭和の日本では、さまざまな危険性の高い添加物が、使用されていました。人工甘味料としては、「チクロ」があまりにも有名でしょう。発ガン性や催奇性が指摘されて、1969年に使用禁止になるまでは、しっかりと市民権を得ていました。 

 

昭和40年代~50年代にかけて、このチクロと同じく使用禁止になったものに、「赤色1号」や「赤色101号」などがあります。やはり同様に、強い発ガン性や催奇性が指摘されていました。これらはいわゆる「タール色素」と呼ばれています。しかしすべてのタール色素が、禁止されたわけではありません。 

 

比較的毒性が低いとされたタール色素は、平成まで生き残っています。現在日本で使用が許可されている赤色の合成着色料は、「赤色2号」「赤色3号」「赤色40号」「赤色102号」「赤色104号」「赤色105号」「赤色106号」です。日本で危険性が低いとされていても、欧米諸国では赤色2号や3号は危険性が高いとされ、使用が禁じられています。 

 

こういった背景もあり、昭和の終わりの頃には、ある種の「天然主義ブーム」が起こりました。赤色の合成着色料の代わりに天然由来の色素を使用して、食品の安全性および付加価値を上げようというものです。これが冒頭の、営業マンのつぶやきにつながったわけです。 

 

コチニールによる健康被害は、その後しばしば発生していたようです。そして厚生労働省によって、コチニールによるアレルギーやアナフィラキシーショックに関する注意喚起がなされたのは、四半世紀後の平成24年であったわけです。

 

このコチニールによる死亡事故は報告されていないようですが、なかったとは限らないでしょう。これまでの原因不明の突然死が、コチニールによるアナフィラキシーショックであった可能性も残っているわけです。 

 

コチニール含有の食品を摂取してアレルギーを発症するのは、まれだといわれています。これは消化器官には、関所があるためです。しかしコチニール配合の化粧品の場合は、ある意味無防備な皮膚をとおして摂取されるわけです。 

 

経皮摂取でコチニールアレルギーを発症した場合は、食品添加物に細心の注意を払わなければなりません。たとえ原因と推定されるアレルゲン(たんぱく質)を大幅除去された安全性の高いコチニール色素であっても、油断はできないでしょう。カナダで起こったピーナツアレルギー死亡事故は、ごく少量のアレルゲンであっても、死亡につながることを示しています。(ピーナツバター含有の食品を食べた恋人とキスした少女が死亡した事故。) 

 

これと同様に私が危惧しているのは、ローズマリーエキスを保存料/防腐剤とした自然派化粧水/化粧品です。弊社製品をお求めになられるお客さまのほとんどは、自称「敏感肌」の方です。デパートさんでの店頭販売時やお電話にてお客さまとお話する時に、肌トラブルが話題になります。その際によく話題にのぼるのが、「ローズマリーエキス配合化粧水による時間差肌トラブル 」です。とにかく私には、事例が多いです。 

 

ローズマリーの歴史的な用法・用量であれば、アレルギー発症のリスクは低いかもしれません。しかし防腐剤としての役割を持たせるためには、それなりにローズマリーエキスは高濃度にならざるを得ないでしょう。「アレルギーのバケツ理論」であれば、バケツが満タンになりやすく、アレルギー発症のリスクが高いかもしれません。 

 

ローズマリーエキス配合の化粧品で一旦肌荒れを起こしたら、即時そのコスメの使用を中止すべきです。肌荒れが生じるということは、アレルギー発症の可能性があります。お医者さんに診察してもらいましょう。その後はローズマリーを原料をする食品は、避けた方がよいかもしれません。天然保存料として、含有するスィーツなどもあるようです。またアレルギーを一旦生じてしまえば、ローズマリー配合の芳香剤もさけたほうがよいかもしれません。 

 

私が「よいかもしれません。」とご提案しているのは、定かではないからです。ただし海外のサイトを調べてみると、ローズマリーによるアレルギーは、軽微でないことがおわかりになると思います。四半世紀後に危険情報が、関係省庁から発せられるかもしれません。 

 

そしてオーガニック化粧品における危険性は、コチニール色素やローズマリーエキスにとどまらず、多くの天然成分にアレルゲンが潜んでいるとみるべきでしょう。天然主義にこだわるばかりに、ケミカル化粧品では考えられないような健康被害が生じてしまっては、あまりにも残念だと思います。 

 

次回の記事 では、オーガニック化粧品が高価にならざるを得ない理由について、書きたいと思います。 

 

2013年5月24日付けcocolog記事 より転載)

 

はてなブログ縮小版記事

 

公式サイト内のオリジナル記事

 

 

 


 
 
公式サイト 内の人気記事集 肌トラブル編》
 

濃グリセリンとグリセリンの違い

 

パラベン vs フェノキシエタノール

 

ローズマリー葉エキスの安全性

 

1,2-ヘキサンジオールの安全性

 

グリチルリチン酸2Kでお肌がたるむ!?

 

グリチルリチン酸2Kはくすみの原因
 
グリチルリチン酸2Kでデコボコ肌に
 
エチルヘキサン酸セチルで額剥がれる
 
低分子ヒアルロン酸で顔カビの危険性
 
「アレルギーテスト済」の過信は禁物
 
石膏パック 不慣れな施術で低温火傷
 

ピールオフパックとピーリングパックの違い

 

  
【サブ公式サイト・ブログ等】
 
サブ公式サイト
 
BLOGGER

 

FACEBOOK
 

INSTAGRAM

 
TWITTER