弊社の手作り化粧水キットをお買上げまたはお使いのお客さまには、化粧下地クリーム不使用によるメイクを推奨しています。ほとんどのお客さまは、敏感肌や強度な乾燥が原因のテカリでお悩みです。そのために洗顔によるダメージを、最小限にとどめる必要があります。。
化粧下地を塗布してしまえば、クレンジングオイル等の溶剤を含んだ合成洗剤と洗顔フォームと呼ばれる合成洗剤で、お顔を2回洗うこと(ダブル洗顔)が必要となります。お肌が弱い場合は肌バリアが破壊されて、さらなる乾燥やカブレさえも生じるリスクがあります。(詳細は過去の記事 をご参照) そういう理由により、純石鹸洗顔で済ますことが可能な、メイクをオススメしているわけです。
今回より7回にわたって、純石鹸の本質から選び方、オススメの石けんなどもご紹介し、最後に正しい石鹸による洗顔方法も、ご紹介したいと思います。たとえ純石鹸であっても、使い方を間違えれば、お肌に大きな負担を与えかねません。とくに敏感肌の方は、必見です。
さて、この石鹸ですが、いったいどのような効果が求められるべきなのか、そして石鹸の本質とは何かということを理解しておく必要があると、アルガアイは考えます。余計な機能や効果を求める余りに、石鹸本来の本質を見失い、それがお肌に悪影響を与える可能性さえあるからです。
「化粧石鹸・洗顔石鹸が真に求められるべき効果」とは、お肌にダメージを与えることなく汚れを除去すること!
今までの経験により、アルガアイはこのように考えます。
それさえできていれば、石鹸自体に保湿効果などは、必要ないでしょう。ましてや、美白効果など必要ありません。
たとえば、いろいろな美肌成分が加えられて、一見高機能そうにみえる石鹸があるとします。もちろん、なかには素晴らしい石鹸もあるでしょう。しかし成分をチェックしてみると結局は、エチドロン酸やエデト酸(EDETA)などのキレート剤が、配合されてしまっているケースが、往々にしてあるのです。過去の記事 にも書きましたが、キレート剤とは石鹸を、凶器に変貌させる危険性があります。
繰り返しになりますが、お肌を傷めず汚れを除去することが、化粧石鹸・洗顔石鹸に求められることです。シンプルにこのことを達成することができる石鹸こそ、もっとも優れたセッケンといえましょう。
次回の記事 では、浴用セッケンと洗顔用セッケンの関係について書きたいと思います。
(2012年9月21のcocolog記事 より商業性を排除して転載)
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