主治医『今夜を越えて、長くて3日です……他にご家族、御親戚や会わせたい方などいらしたら…今の内に連絡して下さい……』
呼び出し役をし、一緒に居た看護士は、特に話さず
ただ静かに、ここに同席していました。
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宣告を受けた私は、
主治医の
今夜から明日が峠だ
という言葉によって、
それまでの会話が
映像みたいに頭の中で巻き戻された。
あーー…
私はなんて鈍いんだろう。
と、感じた瞬間↑↑ぐわっ↑↑と咽頭を漏らすと同時に、

ぶわっ
と涙が溢れてきた。
(ノ口 ゚̄。)
悲しいなんてもんじゃない。
ツライなんてもんじゃない。
最悪の状態でやっと、
やっと…入院出来て。
残り僅かだと分かった日から、とても貴重に感じてきた日々。
知っても尚…、
削られて。
削られても尚…、
モギチギられて。
病院探しにも時間は無下にも費やされて来て。
やっとの思いで、漕ぎ着けた場所なのに。
なのに。
安らぐには、もう…遅かった。
私は漏れてしまう、うぅぅぅ…と言う声を抑えるようにハンカチを口に当てながら…
『そ…そうですか。そうゆう…こと……ですかぁ……』
ぅうっ(ノ口 ゚̄。)……ぅぅ
と、主治医にやっと、
切れ切れに返した。。。
束の間でも。
穏やかに、
笑顔で満たされる時間が持てる。
そう信じて疑わなかった。
私の浅はかな…
想像だった…
入院生活しながら、
母の最期を
静かに迎えれるようになるハズだった
。知らされてた僅かな時間に、
母が寂しくないように…
怖くないように…
心、全部を尽くして、
思いつく限りの心のケアをしてあげたかった。
母と子の温もりを感じ合いたかったょ。。。
もっと、もっと、話したかったょ。。。(T-T)
この日の宣告を最後に
持っていた
希望も、
願いも、
私は…捨てた。
もう、望んだらいけないんだね。。。
いけないんだ。
神様。
もう、わかったから…
もぉ。わかったょ…


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そうやって実態のないものへ感情をぶつけた。
他界してる弟にも心の中で呼び掛ける。。。
ねぇ、ユウくん…
母さんがね、
そっちに逝く準備、
始めちゃったんだょ。。。
こっちで姉ちゃんが出来ることは
もうないって。。。
とーとー、お前と…バトンタッチみたい。
…引き渡すから……ね
これからは…
…頼むよ?
母さんのこと。
ずっと逢いたがってたの知ってるね?
笑って迎えてやってよね。
出来なかった分の孝行…してあげてね?
私が側で支えてあげれるのは…
後、『3日だけ』なんだ
って、しっかり刻む為に。自ら誰かに伝えたかった。
ただ、私のように心痛めたりしない相手にしか。
こんな風には。
言えないのだから。。。
…つづく