米国が熱心に口説くほど疑心暗鬼になる日本とドイツ
まぁ、タイトルは適当です。あまり気にしないでください。
さて面白いニュースが出ていたので触り程度に思うことを書いてみます。
まず、思ったのはどこかでみたことのある話しだなぁ。って、まんまTPPでの日本やん!!
ということ。違いがあるとするならすでに半分くらいは米国に支配権が握られているかどうかでしょうか。
基本的に白人は白人に甘いという法則があると私は勝手に思っているのですが、どうやら最近のアメリカは自国以外は全て利用するというスタイルなのでしょうか?
TPPもそうですが、一部では笑い話にさえされている米韓FTAも新自由主義的な自由貿易、関税撤廃を謳いつつ、その実関税自主権は当然ですが、様々な面で今まで独立国家として保有していた権利をわざわざ自分から捨てると言う条約です。
TPPは米韓FTAほど酷くはありませんが、あれの概要を知ったとき私がまずはじめに思い浮かんだのは「植民地政策?」という言葉でした。
となると、このニュースで問題となっているTTIP。
なにかと同じような境遇だなぁと思ってしまうドイツと日本で、これに対して反対的意見が強く出るのはなんとも言えない気持ちになりますが、これはEUという単位で交渉しているようなので、ドイツに依存しながらも、何故かドイツの足を引っ張りたがるEU各国がどう動いてくるか次第だと思います。
日本とは違い今まで他国をだますようにして成長してきた欧州がこんなアホみたいな話に簡単に引っかかるとは思えませんが、最近の欧州は本当に頼りないのでわからないですね。
ところで、気になるのはアメリカの動き。
ここにきて、必死にすでに失敗が約束されている新自由至上主義的ともいえる完全自由貿易をやたらとあちこちで推し進めたがっています。
為替やら株やら、何かしら金融市場に触れている人なら疑問が出てくると思います。
「アメリカは高値更新を続けるダウにもまけないくらい実体経済は堅調に推移している」のではないの?と。
もちろん、アメリカのガイダンスをまんま信じるような市場参加者はいないでしょうが、ここまでアメリカの直接的な支配圏を広げようとしていることには何かしら裏があるはずです。
どうにかして、実体経済をガイダンスどおりに堅調なものにしたいと言うのはあるでしょうが、
一番は中国が現在支配的である先進諸国が出来ないような「列強主義時代のような手法」でその支配圏を強引に広げようとしていることがあるのだと思います。
すでに、ウクライナでロシアに先手を打たれ、実は「軍事的に先手を打ってしまえばあとは何をされようと勝てる」という前例をすでに作っています。(最中と言ったほうがいいかもしれませんが)
つまり、冷戦時代にはお互いに先手を打っても倍返し、よくて相打ちという構造で安全保障がなされていたわけですが、
最近は軍事行動に対して非常に冷ややかな目線が向けられる傾向にあります。
例えそれが自国の安全保障上避けては通れないものだったとしても、日本ほどではないにせよ、自分の家を守れと熱狂している間は問題ないのですが、のど元を過ぎればなんとやら、一度問題が解決に向うと、その反動か、国民の嫌戦感情が一気に膨れ上がります。
オバマさんはそれを利用していっそう人気集めをしていましたね。
そうなると、ほかの先進国とは違い社会主義国家は常に仮想敵国を作り上げ敵をやっつけろとプロパガンダします。
中国はそのあたり非常に分かりやすいですね。
こういった、旧時代の負の遺産とも言うべき存在が力をつけることは、それ自体が脅威となります。
現在世界の中心を自負しているアメリカにとっては、「世界のため」ではなく、「自国のために」このようにして力をつける中国とやりあうには、どうにかしてアメリカ自身を強くしないといけないと言う焦りがあるのでしょう。
アメリカによる通信傍受がリークされ問題となったのはつい最近のこと。
すでにアメリカはその支配力を失いつつあることの現われでしょう。
本来対中国拠点として重要である日本での米軍の扱いの変化などを考えると、
日本が独自に防衛力を実行できるように阿部さんが進めているのは偶然というより必然となるなんらかの働きがあったのではないかと勘繰りたくなるところです。
と、たったこれだけのニュースから、あえて陰謀論っぽく安全保障へ妄想を広げてみたりしましたがさて、実際はどういった動きが水面下にあるのか、気になりますね。