12/23
以前からお世話になっているディーラーさんへ
私の担当は馴染みのU店長
和やかに私を迎えてくれた、Harley-Davidsonのディーラーさんはとてもフレンドリーで居心地が良い
Harley-Davidson
X500
私が乗るとサーカスの熊...?
バランスが悪い...
ポジションが楽で運転しやすい
このクラスのバイクとしてはレスポンスが良く小気味良く走る、値段的にHarley-Davidsonブランドが付いているのでエモい
マフラー音にHarley-Davidsonスピリットを感じる、小排気量でもハーレー色を出しているのは流石である
クラッチが従来のモデルと比較すると遥かに軽い
オートシフターは付いてはいないが慣れるとアクセルチョイ戻しのテクニックでクラッチを握らずともギアチェンジは可能である
それと重心が後ろ寄りであるせいかフロントの接地感が浅く停車時に多少の不安定になる事
360度クランクを採用、低回転では味のある深い音を奏で上の回転域はスムーズにレスポンス良く回りその様はマルチエンジンにも似て気持ちが良い
振動はかなり少なく、エンジンのメカニカル音は不快感は無く気にならない
残念なのは最近のバイクに見られる様々な快適な装備が奢られてない事か...
パン アメリカ
このバイクの判断材料としてBMW R1300GSと比べてみる
単純に分かりやすく説明するならば
BMW R1300GSは手懐けられたサラブレッド
Harley-Davidson パンアメリカは野生の馬、ムスタングといえよう
アクセルという鞭で叩けばバイク本来の主張を前面に押し出してアスファルト叩き踏み抜き突き進む
醸し出す音色は賑やかに回転数と共に高揚し走っている事を実感出来る
回頭性が車格の割には大変良く、あまりのクイックさに戸惑ってしまった
トルクのピークバンドを上に取っているせいか意外にも下は薄く、この排気量にも関わらずクラッチのリリースだけではエンストをする、なので若干アクセル開け気味にして発進すると上手く走ってくれた
直進安定性も良く、車重の割には挙動は軽くレーンチェンジも楽々と行える
大型スクリーンが奢ってあり防風性能は高いのではと思われる
メーターはカラー液晶で情報量が多いディスプレイとなっている、様々な設定も出来るようであった
但し操作感としてリニア感の相違があり、これは慣れれば差は埋まるのか...
Harley-Davidson特有のマフラーサウンドだが標準仕様では期待をしないほうが良いだろう、従来のハーレーとは違うバイクと考えても良い
その為か元々のハーレー党としては不人気であり販売台数も伸び悩み、大幅なディスカウントがされたようだ
但し見方を変えれば先進の技術を結集した車両なので同装備の他社のバイクと較べればお買い得感はある、そして最近のハーレーは壊れない
時間はお昼に差し掛かり昼飯を
野方ホープ軒・本店さんにて
はじめ950円也
チョット高くないか?
味も...
私的に二度とは行かない店
認定...
少し残念であった...
個人的に阿佐ヶ谷店のほうが好みである
食べた後は約束してあったこちらへ
私の愛機がお世話なっているBMWモトラッドさんへ
こちらは実質的に店の責任者
副店長のO氏が私の担当
この方もとても柔和で優しい笑顔が印象的
何事も立場上決断力があってこちらは助かる
S1000RRの購入時には破格の値引きに応じてくれて出費を抑えられ我が家の家計の救世主となってくれた...
BMWのディーラーさんも独特の雰囲気がある
Harley-Davidsonは体育会系に対して
BMWは理数系といったイメージかな...
私の勝手な感覚ですけどね...
今回、試乗するのは車両は
F900XR
このバイクは文句なしに良い
バイクとしての要素を高次元でバランス良く備えている
一部の偏った、走り方、乗り方(サーキット、オフロード等々)を除けば、こんな万能なバイクが他に思い浮かばない
重さ、足つき、防風性能、他云々
この一台で全て事足りてしまう
S1000RRを買う前にRシリーズを乗って、私なりの物足りなさからSに決めたが、これを乗っていたらXRを買った可能性はかなり高かったと思われる
全てのバイクの良いとこ取りと言ってしまっても過言ではない
客観的に見た目のデザインからどっちつかずの印象となり興味は湧かなかったのだが良い意味で裏切られた
乗れば分かるといったバイクの代表かもしれない
特にこのエンジンのパルス感が良い
当たり前なのだがYouTubeなどで見聞きしたものとは別物で実物は何倍も良い
実際に私は気に入ってしまった...
しかしマイナスポイントはフロントマスクがS1000RRと被ってしまうので似たようなタイプを2台持つ気にはならないということか...
故にエンジンのフィーリングを感じるのみとして購入する事は無いな...
そして同じエンジンを乗せて出力特性は違えど気になるバイクが...
F750GS
エンジンを掛けてもらったが、そのパルス感はXRよりも粒立ちは太く大きく存在感はかなりのもの
車格も隣に置いてあったR1300GSと大差は無かった...
しかしこれは既にsold out
条件的にパニアケースの積載、タンデム重視の設計
面白いのはこのバイク、名称は750ながら排気量が約850ccだということ
更にホイールがキャストなのでメンテナンスも楽
スポークホイールも良いが手入れを考えると...
後はこのデザインが好きか嫌いかであるが...
今年暮れ(冬)のバイクの売れ行き具合を聞くと、このところ数年来の不調だそうで、益々バイクブームの終焉である事を感じた...
近々、トライアンフ・タイガー、ドカティ・パイクスピークの試乗予定にしている
楽しみである...
それでは、また...