久しぶりに猛烈に惹かれた本 | 社会不適合オヤジⅡ

社会不適合オヤジⅡ

好奇心、いよいよ旺盛なもので・・・

えぇ、もはや老眼です。細かな文字を読むのは苦手になりました。

 

ところが偶然、猛烈に気になる本を見かけてしまったんです。

私は終戦から干支が一周りしてから生まれた世代です。

昭和20年は酉年、私は戌年です。

この12年~13年の間、日本という国はラディカルにそしてドラスティックにも変化していったんだと思っています。

敗戦~進駐軍~オキュパイドジャパン~闇ドル~第三国人の跳梁跋扈~たけのこ生活~闇市~暴力~パンパン~ヒロポン~密輸~朝鮮動乱・・・・

そしてそれらを内包したままの55年体制から60年安保へと続く道程。

 

私が物心ついたときはすでに日本は先進的で衛生的で一定程度の文化水準が確保された国でした。

友人に夜逃げした家族も見当たりませんでしたし、八王子の駅前からは64年の東京オリンピックを契機に傷痍軍人の姿を見かけることはなくなりました。

 

それでも焼け野原となった八王子、八王子に落とされた焼夷弾は3月10日の東京大空襲のそれよりも大量に投下されたのです、が想像できないほどの復興を遂げていたことを思い知らされたのはまた干支が一回りするくらい後の事でした。

昭和20年の八王子大空襲の写真です。広い通りは甲州街道(国道20号)ですね。

父は20歳。陸軍に配属され、東京大空襲のときには本所深川で高射砲手の計算手として従軍してました。

 

この惨状からわずかの時間の間、一体日本では何が起こっていたのか。

先の本ですべてが解るわけではありませんが、自分が知り得なかった生の戦後を知る機会になるのではないかと、Kindleで購入。

PCで読むのであれば文字のポイント数も大きいので、老眼の私でも読みやすいです。

 

 

あ、ちょっとPR.

不肖ワタクシもKindleで出版しております(^_^;)

この他にもまだあって、12作ほどアップしてあります~

ご興味があれば、ぜひ(笑)