久しぶりに料理ネタです。
鮮魚コーナーで生の桜えびと、これまた生のしらすを見かけてしまったので、これはもうパスタで頂きたいなぁって買ってきちゃいました。
完全に生ですと若干の匂いがありますから、パスタを仕上げる時に混ぜ合わせながら半生くらいに火を入れていただきましょう。
味付けは梅しそ味の和風パスタです。
でもパスタだけですとタンパク質が足りません。スキレットでなにかお肉を食べられないかなぁと探していると、子羊のロース肉の切り落としが買いやすい価格で売っていました。
ということで、今夜の献立は「生桜えびと生しらすの梅しそパスタ、子羊のスキレット」です。
まずはラム肉をハーブでマリネしておきましょう。
これだけは昨晩の仕込み作業です。
イタリアン・ハーブミックスと黒胡椒、少しだけローズマリーを足してオリーブオイルでマリネします。
これで一晩漬け込みしておきましょう。
さて本日、仕事から帰宅後に具材を準備。
生しらすと桜えびは念のため冷凍しておきました。完全には固まっていないようですけれど。
左上からズッキーニ、スイートトマト、なす、れんこん(水煮)、1.4mmのスパゲティーニ(バリラ)、桜えび、しらす、ねり梅、にんにくスライス、れんこんのカット、レモンカルチェ、大葉のカット、それとラムのマリネです。
まずはパスタソースを作りましょう。
白だしにみりんを加えて水で伸ばして調整。ねり梅とれんこんカットを加えて軽く煮立たせます。
手鍋ににんにくを丸のままとスライスと両方入れて、鷹の爪をオリーブオイルで加熱していきます。香味オイルが出来たらニンニクと鷹の爪はそのままに、れんこんスライスとズッキーニを加えて火を入れていきます。
温度が上がってきたらなすも加えて弱火のままじっくりと揚げ焼きのようにしていきます。
一度フライパンを洗って、今度はラムを焼いていきましょう。
漬け込んだオイルごとたっぷりの香味オイルで焼き上げます。
このタイミングでパスタを茹で始めました。
スキレットに肉を盛り付け、ソティした野菜を盛り合わせます。
ガスコンロのグリル(魚を焼くところ)の網を取り除いて、スキレットごと入れて天火で焼き色を付けていきます。
茹で上がる直前のパスタをソースの中に入れて大葉のカットを散らして混ぜ合わせます。
大葉の風味が立ち上がってきたら火を止めて、桜えびとしらすも加えて和えていきながら半生くらいに火を入れていきます。
では盛り付け。
いい香りです。しらすもエビも半透明で、生の感触が残っています。
梅しそと大葉の風味はこの具材にはぴったりです。とても美味しい和風パスタ。
スキレットもいい出来でした。
ラムを焼いたオイルは香りが移っていますので、スキレットには新しいオリーブオイルを掛け回してあります。
レモンカルチェを絞って全体にレモンの香りをまとわせています。これがまた良い仕事してくれてます。
丸のままのにんにくが甘くて香ばしくてラムと相性ぴったりです。
ラムが苦手な方って多いと思うのですが、ハーブでマリネしたラムはとっても美味しいんです。
またラム独特の香りがハーブと一緒になることで美味しさが倍増します。
是非一度お試しください。美味しさに驚かれることと思いますよ。
今が旬の駿河湾の桜海老と生しらす。この時期ならではのメニューではないかと思うのです。
スーパーでお見かけになったらこれもぜひお試しくださいませ。
爽やかで香ばしく、春から初夏を感じさせるパスタです。