悩み多き者よ | 社会不適合オヤジⅡ

社会不適合オヤジⅡ

好奇心、いよいよ旺盛なもので・・・

一昨日「されど私の人生は」をアップした以上、この歌も挙げなければなりません。

悩み多き者よ / 斉藤哲夫

三拍子であるところが、まずは好き。

この曲は三拍子でなければ成立しないと思えるほどだ。

ワルツという表現ではなく三拍子。心に染み入るのは三拍子のなせる技。

 

悩み多き者よ 時代は変わっていく

すべてのものが あらゆるものが

 

時代は変わる。昭和の常識は令和では通用しないものもたくさんある。

JR中央線の高尾駅以西、中央本線の普通列車ではタバコが吸えた。

もっとも昭和は長かったので昭和のあいだずっとそのようなことが続けられたわけじゃないけれど。

京王線では券売機で五円玉が使えた。私が子供料金で乗れた頃のお話。

子供料金は大人の半額、すると端数に五円が出る時があった。

で、券売機で五円玉が使えた。

母方の叔父が調布に住んでいて、母と一緒に出かけるときは八王子から京王線に乗って出掛けたものだった。

 

もちろんそんなことだけじゃなく

今から思えば国民を洗脳させるには都合がいい世の中でもあった。

内閣総理大臣の佐藤栄作は1964年から1972年までその任を務め、自民党が安定政権を得られる礎を築いた一人であったと思う。

55年体制を政治学者が説いたのも1964年のこと。

今の堕落しきった自民党の思い上がりや腐敗はこのときから加速し続けたと言って良い。

 

時代は変わっていく

 

納税は個人の判断ですれば良いとのこと。これはもう確定した言葉。

国民の三大義務なんて言うことなど知らぬ存ぜぬの政権与党。

それでも給与生活者は手元に給与が辿り着く上流で税金は掠め取られ、個人の判断じゃ納税するか否かなんて芸当は出来っこない。

非正規労働者は人件費を固定費ではなく変動費にできる打ち出の小槌。

年収300万円以下の若い世代の方々がこれからの日本を背負っていくマジョリティ

日本は経済成長を諦めた国家だ。

 

すべてのものが あらゆるものが

 

パワハラ、セクハラ、モラハラなんていう言葉が市民権を得たのはつい最近のこと。

事務所にヌードカレンダーを貼ることなど当たり前だった時代もあった。

事務所の制服は膝上丈のスカート。髪を切れば失恋でもしたかと聞くジジイ

でも今は男らしい女性、女っぽい男性ばかり

ジェンダーレスの考え方は正しいんだろう。けれど男性社会だった世の中の仕組みから、その既得権を剥奪するためにその言葉を悪用している奴らも多い。

男がしっかりしなくとも、女がしっかりすれば良い。

いや、どちらも性別に関係なくしっかりしろと言い放ちたい。

 

あぁ人生は一片の木の葉のように

あぁ風が吹けば何もかもが終わりなのさ

 

どう生きるかはどう死んでいくかと同義

どう死ぬかはどう生きてきたかと同義

政治を司っていると勘違いしている奴らも、死ぬときは来る

トラは死んで皮を残すと言われるけれど、やつらはせいぜい郷里に胸像が立つぐらいか。

革の敷物は市場価値があるけれど、胸像なんぞになんの価値もない。

そう、つまりなんの価値もないことを粛々とやってきた奴らが胸像になっているだけのこと。

ブロンズで鋳込まれた胸像は風雨に晒されて緑青が吹き、醜い顔を更に醜くしていく。

時間が、つまり歴史がやつの醜さをあぶり出すってこと。

 

流れ行く時に遅れてはいけない

移りゆく社会に遅れてはいけない

すさんだ日々に 歪んだ日々に

休みなく時は 通り過ぎていく

暗い歴史の影に 埋もれてはいけない

飾り気の世の中に埋もれてはいけない

 

ハニートラップに引っかかり、スパイを国家中枢部に容易に招き入れ

インヴォイスなる濡れ手に粟の税金徴収を漏れなく行い

議員報酬だけはちゃっかりと増やす

返す刀で反日政府の国家に支援金を送り

国内にいる反日分子に救援の資金を回す

 

これが令和6年の日本の歴史の一コマ

時代は変わり流れていく

経済的になんの発展も拡大もできなかった平成という時代

その平成も終わって今は令和の時代

 

暗い歴史の影に私達は埋没してはいないか?

バブル期以降の最高値を示す東証株価

でもそれは一握りのものだけが甘い汁を享受できる「飾り気の世の中」にはなっていないか?

 

だから流れ行く時に遅れてはいけない

移りゆく社会に遅れてはいけない

悩み多き者たちよ、時代は変わっていることを知らなければならない

すべてのものが あらゆるものが変わっていくんだ

 

国民の意志を表明できるのは、ゲバ棒でもなく反戦歌でもなく、火炎瓶でもない

その流れを変えるのは唯一つ、私もあなたもお持ちの投票権だ。

私達は歴史を変えられる。

世の中の流れを変えられる。

必要なのは社会に追いつく努力ではなくて

社会が私達に追いつくようにしなくてはいけない。