ただ有明の月ぞ残れる | 社会不適合オヤジⅡ

社会不適合オヤジⅡ

好奇心、いよいよ旺盛なもので・・・

寒い朝です。

事業所で迎える朝。もうそろそろ一日が始まる。



SLKのフロントガラスにも霜が降りてます。



玄関前の芝生にはまだこんなに雪が残っています。

東の空には三日月が白く爪痕のように残っています。



ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる

そう詠んだのは誰でしたっけ。

明け方近い夜空にひと声ほととぎすの声。でもすでにその姿は見えずただ下弦の月だけが白く残っている。

ほととぎすの声の主を誰にするか。それによっては、随分哀れな恋歌にも見えます。



有明の月もそろそろ太陽に隠されます。東の空が萌えて来ました。

ほととぎすはいずこへ。いつだって見えはしない。
ただ有明の月だけが光って見えてます。いつまでも、ずっと。