何の問題もなく快調なドライビングを提供してくれていたのですが、ある日の夕暮れ。。。。
「おや？右側のヘッドライト、点いてないかも・・・」
と、HID化したフロントヘッドライトの不具合を発見しちゃいました。
ムムム・・・丁度一年か。
SLKのロービームをHID化したのは2015年の4月。
そう、あれからちょうど一年後に不具合が発生したわけです。
主治医のところで不具合の原因を調べてもらうと、どうやらバラストの不具合のようです。
あ～あ、バーナー交換だけなら簡単だったのにね。
それでもHIDキットは最初期の価格と比べると信じられない程安くなりました。
発売当初の製品は（フルキットで）20万円とか当たり前の値付けがされていましたものね。
それが今では1万円程度まで安くなっています。まぁ、最初からライン装着されているのが普通になりましたし、今ではLEDが主流になりつつあります。後付のHIDキットそのものの需要は減る一方かもしれません。
加えて、後付のHIDは車検が通らなくなる可能性も出ていますしね。
バーナーの発光位置がハロゲンのそれと僅かにでも違うと、見た目は眩しくとも車検場で計測すると照度が基準に満たないケースも多いそうです。
それでもデフォでは行灯のような仄暗い156のヘッドライトでは、あまりにも危険ですし雨など降ったりしたら殆どその役目を果たせません。かつて販売されていたボッシュのリトロニック・ライトなどに交換するのが望ましいのでしょうが、それも今ではとうの昔に生産中止。
こうなると後付のHIDキットに頼らざるを得ません。
仮に毎年交換になっても、ハロゲンの高性能なバルブを2つ買えば優に1万円近くになるわけで、それなら（交換工賃を除けば）その明るさを考えれば、コストパフォーマンスは高いのではないかと思うことにしています。
で、用意したキットはこれ。
55Wが品切れで入荷待ちということだったので、35W/6000Kです（156は55w/6000K）
まずはウインカーとヘッドライトユニットを取り外します。
なんということでしょう！メルセデスはものの5分もあればヘッドライトユニットが分離できるんです！それに比べてかの156はバンパーを外すという大掛かりな作業が求められ、片側のユニットを外すだけで凡そ30分以上の手間がかかります。しかもメカさんの手は傷だらけになるというオマケまで付いてきます。。。
ドイツの論理的な設計が当たり前なのでしょうが、156の作業を当たり前に見てきた私などは小さな感動さえ覚えます（大げさ）
後は淡々とリレーハーネス、バーナー、バラストを交換するだけです。
しかし作業開始直後に主治医から質問が。
「これ何？」ヘッドライトが内側から曇っているのを発見されちゃいました。
「なんかぁ、水が入るんですよ。でもライトつけると乾燥しますから、取り敢えずは困ってませんが」と私。
「これ、持ち上げたら水が垂れてきましたよ。まずいでしょ、このままじゃ」と主治医がコーキングの作業をしてくれます。
ボディとの隙間をなくすためのゴム製モールディングはありますが、レンズと本体とは数個のクリップで噛みあわせてあるだけです。
主治医によると、「今はブチルゴムなんか使わなくなってきているんですよね。でも僅かな、ほんの僅かな隙間でも、水は浸透してくるので、経年変化したライトユニットとか軽度な衝撃を受けたユニットだと水の侵入が起きるみたいです」とのこと。
「実際水が入っているんですから何か対策をしないといけないですよね？ブチルゴムでコーキングするというのは難しいでしょうか」と私
「う～ん。当面それしかないなぁ。やってみますがそれでも水が入ってくるようでしたら、純正で補修パーツがあるはずですから、それを手配してみてください」と主治医
さてさて2時間ほどで完了。レンズも磨かれて（内側）綺麗なお目々になったSLKです。
ってことで、156のエアバッグコンピューターも交換。SLKのヘッドライト周辺もリフレッシュ！
しばらくは安心して乗れそうです。
・・・・・・・いや、そうであって欲しいと願うばかりです。 また明日(^_^)/~~~
オリジナルペタボタンです どうぞよろしく(^_^)/
P.S.帰って来ながら花屋さんに寄って・・・
今夜は花籠を使って、こんなふうにしてみました。
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