正確なところはお聞きしていなかったのですが、奥様に聞いたところ最後に踊ったのは数年前とのこと。学生のときに、かなり踊られていたそうなんですが、今回は相当なブランクがある中での踊りとなったようです。
そんなブランクがある中、「これがあの松平先生??」と思うような素敵な踊り。バイレでは一人男性だったのですが、力強さやきれの良さがありました。日頃忙しすぎて練習などできないのに。恐れ入りました。私は踊りはやったことはありませんが、先生のかっこよさに踊ってみたいという思いがわき上がってきました。日頃の忙しさの中でも、こうして趣味の活動も真剣にやられていて素敵だなと。
フラメンコにもアレクサンダー・テクニークは役立つと思います。
フラメンコの独特の力強さの表現は一人一人違っています。ある人は身体の緊張で表現されているようでしたが、この力をどこに入れるのかが不明瞭だと、固さばかりが目立ってしまい、動きのきれがなくなってしまうように思いました。別の方は、固さではなく、動きでその力強さを表現されていて、私はこの方が好きでした。その動きのスピードと止めのメリハリ、それらを余計な緊張なく身体を動かす。その迷いのなさからくる力強さ、そのようなものを感じました。この動きの明確さと、余計な緊張を抜くことにアレクサンダーのレッスンは効果的だと思います。
生演奏のギターと生歌(カンテ)をバックに踊っていたのですが、この演奏と歌もすばらしかった。カンテの石塚隆充さんは11月17日にもソロライブがあるようです。
パフォーマー毎にその表現は違いましたが、みなその人生の困難さや儚さ、喜びを動きと表情、音で表していました。先生を始めステージの方々から、私もエネルギーをもらうことができました。やはり時々、ライブパフォーマンスを見に行くといいですね。

にほんブログ村
アオキアレクサンダーレッスン
恵比寿駅徒歩2分