誰でも自分のセラピストになれる!!アルケミカル・ヒプノセラピー -8ページ目

誰でも自分のセラピストになれる!!アルケミカル・ヒプノセラピー

目標だった国連職員まであと一歩のところでがんを経験。”がん患者さんがより良く生きるためのお手伝いをする”ことを新しい人生の目標に決めた、がん経験者専門ヒプノカウンセラー大野敏子が選んだ究極の癒しの技術

アレルギーと免疫システム異常を癒す催眠


デイビッド・クィグリー著


今日のアメリカ人は免疫システムの機能不全に関連している病気の深刻な世界的流行に苦しんでいる。もっとも広く知られていてもっとも致命的であるのはエイズ、後天性免疫不全症候群である。この病気が伝染病として多くのまれな特徴を示しているにもかかわらず、ウイルス性の性的に広がった感染症だとしか理解されていない。より一般的で、致命傷とは考えられていないものは、伝染性がなく、特定の微生物を原因としない多くのほかの免疫システムにかかわる病気である。それらには喘息、食べ物や花粉のアレルギー、カビ、ほこり、化学物質のアレルギー、慢性疲労症候群、結合組織炎、慢性関節リュウマチ、乾癬、湿疹、アトピー性皮膚炎、動脈硬化、狼瘡、Ⅰ型糖尿病や、コレステロールよりも重要な心臓発作や、脳卒中の原因となる要因であると考えられている、慢性的な動脈の炎症を含むほかの多くの病気も含む。


これらの病気の症状はとても多様である一方で、これらすべての病には1つ共通する点がある。それは、すべては免疫システムが誤った相手を標的にしてしまった結果であるということだ。免疫システムはそれらの危険な微生物に対する激しし攻撃(炎症)の代わりに、我々の命をまさに危険にさらす。白血球と免疫システムの戦闘用化学物質は、無害な花粉や、食品のタンパク質、または私たち自身の身体の細胞に、無益な攻撃を加え、私たちを消耗させる。これらの病のリストをもう一度見てもらいたい。すべての病は急速に西洋社会の生活の中で増加している。すべてが流行とみなされるといっても差し支えない。私の読者の中に1つかそれ以上、これらの病に苦しんでいる人はいるだろうか?続く3つの記事の中で、驚くべき、あまり知られていない、けれども科学的に証明されたこれらの流行病の原因として現代社会によく知られた源について説明する。さらに、催眠療法がどうこれらの流行を、そして我々の免疫システムを正常な状態に回復するのをサポートできるかについて論証する。鳥インフルエンザや結核、その他薬に抵抗をもち、この込み合った動きの速い世界で、数十億人をたやすく圧倒できる他剤耐性菌などの本当の病原体が現れる前に、我々の免疫システムはこの前途に待ち受けている本当の戦のために準備されなければならない。


これらの論文においては、この広く多様な病気の症状やサインなどの完全な病因論を理解しようとはしていないし、医学を通して受けられる、広く多様な治療法をまとめてもいない。この論文の中で、催眠的アプローチによって多くのクライアントが、良い結果を得て、解決しているが、すべてのクライアントにその結果を保証するものではない。それらは適正な医療行為の代用ではない。これらの方法は、医療や、食生活の変更、健康的な運動、休憩や健康的な人間関係、ライフスタイルを強力に補助する。


この論文集の初めの論文では、これらの疾病の過程についての大きな疑問に答えることに焦点を当てる。なぜ我々にこのようなことが起きるのか?我々は、ほとんどの人々が、十分な食事をし、快適で繁栄した世界に住んでおり、過去の重大な病もほとんど打ち負かしてきた。それなのになぜ、我々の多くが我々自身の免疫システムに攻撃されるのか?何人かの研究者はこの新たな大流行のための安全さくそのものに退屈した免疫システムが、自分たちの存在を正当化するために展開する時代遅れの運動だと批判する。この案には何らかの長所があるが、私の考えるこたえはもう少し複雑である。


はじめに私の調査によれば、我々は自然からの孤立を深めている。4枚の壁に囲まれた中に閉じ込められ、我々の先祖はおかしくなった。大量のおかしな薬品を吸い込み、遺伝子工学や肥料、化学農薬と結びついた農業ビジネスによって巧妙な方法で作られた食べ物を食べていることが細胞レベルで我々の身体が安全であると感じない主要な原因である。これらの破滅的なライフスタイルや、商業利益に反する計画的な行動のみが、このようなおぞましい状況を変えることができる。その行動とは我々の種が生き残るために必須の行動であろう。このような行動は緊要であるが、それはこれらの論文の主題ではない。むしろこの論文の中でアレルギーに起因する環境的な毒素に対する体の感情の反応を催眠の技術を用いてどう止めていくことができるかを示すつもりである。例えば蜂に刺されたときの毒は危険だというのは皆知っているが、刺された人はふつう、それは一時的な害であると気がつく。しかしアレルギーのある人は数分の間に体のこの毒に対する過剰な無意識の反応が原因で死んでしまうかもしれない。2番目の論文では、催眠のテクニックがクライアントの免疫システムにこのような生活環境の中にある“毒”や食事に対して過剰に反応しないよう教えることができるかについて示す。


このように免疫システムに影響を与える第2の要素は私たちの、座ってばかりいる生活からくるストレスである。むかしむかし、100万年に及ぶ人類の進化の中で、ストレスは今日と同様に一般的であった。しかしほとんどのストレスの原因は私たちからの肉体的な反応を要求した。おなかがすいた?ではなにか動物を追いかけよう。歯の鋭い獣に追われた?戦うかにげる。今日これらと同じストレス生成ホルモンが今日の肉体的な活動が不可能な環境下でもわれわれに戦ったり跳んだりしてよく動くことが必要なストレスを用意している。このような環境下で、身体の細胞が結局みつけた敵すべてに攻撃を仕掛けるのは自然の事のように見える。第3の論文では催眠がこれらの症状をどのように回復させ、我々がストレスに対応できる生活を作り出すのを助けるかを学ぶ。


これらの反応に影響する第3の要素は乳児と母親の生化学的な免疫プログラムとの緊密な結びつきの欠如である。化学プログラムは初乳に含まれており母親の生まれながらの知恵である自己免疫システムを用いて新生児の急速な免疫システム構築する不可欠の公式である。母親の初乳は、どのような環境化学的特徴が無害であるか、侵入した細菌を警告するのにどのような免疫システムを必要とするかといった、母体の知識を乳児に伝える。アメリカ移民時代の初期に時にはインディアンの部族のほとんどを死に至らしめ、部族を破壊した天然痘流行もこの母親の授乳という基本的なコミュニケーションを通して天然痘の流行を乗り切るための準備をイギリス移民の子供たちにさせた。

これらのインディアンの母親は、流行が到達する前にはそのウイルスにさらされていなかった。そのため、自分たち自身で病気に抵抗することも、その情報を乳児に伝えることもできなかった。


母親の胸(製薬会社によって作られたプロパガンダ、おまけに育児の権威であるスポック博士によると)の“許容できて”便利な代用品としての授乳用粉ミルクの普及使用により、我々は広大な調剤実験のモルモットとなり、この不可欠なプログラミングうばわれ、みな、免疫不全症の危険にさらされているのである。この問題の長期的な解決策は主に政治的で教育的である。しかし、この損失とともにすでに今日を生きている大人にとっては遅すぎる。また、しかし、ここに催眠療法における答えがある。我々の第4の論文では、身体の生化学的な安全感覚を回復するために、クライアントの潜在意識の中で母親の原型にアクセスし、その原型を使用することによって生化学的な友人と敵の大切な区別を免疫システムに伝えるという非常に特定的な手段においてどう催眠療法のテクニックを用いるかについて詳しく説明する。


これらの論文は新しく、潜在的に強力な現代的な薬に頼った療法や、医者の勧めでとるかもしれない効果が指数関数的に増加していく薬による治療によっても広がり続ける流行を止めることを約束するお金のかからない、副作用のないリソースの集まりの概要を示す。これは数百万人の苦しむ人々を救う革命的な療法である。


私の意見では、私がこの4つの論文の中で述べるアレルギーと免疫異常に関する療法はとても複雑で、特にアマチュアには役立たない。多くの保健専門家が、催眠を実践する医師か認可を受けた心理学者にクライアントを差し向けることを選ぶが、これは誤りである。ほとんどの認可されたプラクティショナーが私が説明しているようなワークを行うのに十分な催眠の高い技能を持っていないからである。

私たちは、アルケミカルヒプノセラピーという、普通のヒプノセラピーとは一味違うことをしていて、私たち自身のことも、ヒプノセラピストではなくアルケミストと言ったりするのですが・・・、




はて、




アルケミーいいていったい何ぞや?




という疑問がわいてきますよね。





アルケミーとは何か、直訳すればご存じのとおり、錬金術ですね。

錬金術って、そもそもなんなのか、意外と知られていません。俗語的に、なにか汚いお金を作る時に使われたりするので、あまりいいイメージではないかもしれませんね。。。



ウィキペディア先生によるとアルケミー(錬金術)とは




一般によく知られた例としては、物質をより完全な存在に変える賢者の石を創る技術がある。この賢者の石を用いれば、卑金属を金などの貴金属に変え、人間を不老不死にすることができるという。



なお、一般的には金への物質変成など「利殖」のイメージが強い錬金術ではあるが、本来は「万物融解液」により、物質よりその性質(例えれば金が金であるという性質)を具現化させている「精」(エリクシール)を解放し「精」の性質を得ようとするのがその根元的な目的であり(金のエリクシールは過程であって目的ではない)、生命の根元たる「生命のエリクシール」への到達こそが錬金術の究極の目的である。


「生命のエリクシール」は人体を永遠不滅に変えて不老不死を得ることができるとされ、この場合は霊薬、エリクサーとも呼ばれる(なお、賢者の石が文献上に記述されるのはエリクサーよりかなり後である)。


ますます意味不明ですか?




このアルケミーの本来の定義はアルケミカルヒプノセラピーの前世療法の中でも重要になってきますが、とりあえずここでは、このアルケミーの定義を、ヒプノセラピーの中で敷きなおすとどうなるかです。



このアルケミーの本来の定義はアルケミカルヒプノセラピーの前世療法の中でも重要になってきますが、とりあえずここでは、このアルケミーの定義を、ヒプノセラピーの中で敷きなおすとどうなるかです。




アルケミーとはインナーガイド(潜在意識の中の様々な役割を擬人化したようなもの)、特にインナー・マザー、インナー・ファーザー、インナー・チャイルド(小さい自分)、ハイヤー・セルフ、そしてインナー・メイトとともに日常で進めるこころのトレーニングです。アルケミーは直訳すると”錬金術”ですが、感情の破片を自己実現という金に変えるという意味で、意識の変革を比喩的に表現しています。




そしてアルケミカルヒプノセラピーとはディビド・クィグリーが発展させてきたヒプノセラピーの手法で、インナーガイドを用いてクライアントが自分自身を発見し、自分自身との協調しながら、人生の目的のために生きられるよう後押しする対話式のヒプノセラピーです。




賢者の石とか、不老不死とか言ってしまうくらいですから、従来のヒプノとはかなり様相が違います。型破りというか、開発者のディビッド曰く




ロケットサイエンス




だそうで・・・。確かに、従来の技法で行き詰っていたクライアントさんが問題を突破するきっかけを与えてくれています。




そんなわけで、これからアルケミーの世界をご紹介していきますね。












前の2回にわたって鳥越さん、青山さんのことについて書きましたが、今回は、私のことについて書こうと思います。


私の親族はがんのデパートでした。叔父は27歳で大腸がん、その直後に父方の祖母が子宮がん、父方の祖父は私が中3のときに肝臓がん、父は私が大学3年の時に大腸がんを患い2年後腹膜転移、母方の祖父は前立腺がんから膀胱がん、母方の祖母は乳がんそして再発。

絶対私はがんになる!!


こう確信していました。

特に27でなくなった叔父の遺影に私が似ているといわれた時から、私も20代でがんになるんじゃないかと、小学生のころから怯えていました。もともと便秘しやすい体質でしたから、少しおなかが痛かったり腰が痛かったりすると本気でもうやばいんじゃないか!!と思ったこともありました。わたしが野菜嫌いなこともあり、


大腸がん、絶対来る!!


これもある意味確信していました。


そうこうしているうちに父が大腸がんになりました。そして腹膜播種で亡くなりました。

祖父が亡くなった時に悪魔のような祖母が、父(誠といいう名前なんですが・・・)に


”次はまこちゃんの番だなぁ・・・”


とつぶやいたのが頭をよぎり、なぜかそれが


”次はお姉さんの番だなぁ・・・”


と聞こえたのでした。(私は長女なので祖母にお姉さんと呼ばれていました)

悪魔の呪いにかかった!!まさにそう確信したのでした。


私の思い込みとの戦いはこの瞬間、23歳になったばかりのころから始まるわけです

無事に20代を乗り越えられるか、これが私にとって初めの問題でした。

いつも便の状態を覗き見たり、こういう症状は大丈夫に違いないとか、こういう症状はないから大丈夫に違いないとか、怯えるわりに検査を受けることはなく、29歳も半分過ぎて、


あぁ、これで私も無事30になれる、20代を乗り切れた。


と思っていた矢先のことでした。それまであんなにきにして触っていても全く気付かなかったのに、右下腹あたりに何か異物を発見。しかも結構巨大。
不安のどん底ですよ。でも、確実に腸だな。と思いました。

そこから病気が確定するまでに紆余曲折あり、結構時間がかかったのですが
最終的には父とほぼ同じ場所にがんができていました。


不思議なもので、検査の過程で、卵巣じゃないかとか腎臓じゃないかとか言われたんですけど、そんなところの病気になるわけがないという不思議な確信があって、全く腑に落ちず、大腸だといわれて、やっぱりねとおもったらなんか変に安心したくらいです。


偶然紹介されてかかったドクターが、著書の”病気にならない生き方”で日本でも有名になった新谷弘実先生だったのですが、先生いわく、この大人のげんこつ大のがんの始まりは23歳くらいのこと。


まさに自分が病気になると確信したとき


つまりそういうことです。

たしかに私の生活習慣の中にはがんになる要素があったかもしれませんが、最大の要因は小さい時から積み上げてきた自分ががんになることへの確信です。その証拠に、同じような生活をして育った妹たちは何の問題もなく、今も、自分たちは絶対にがんにはならないと確信しています。


病気になるのを”やめる”ことができるのなら、進んで病気になることもありません。

悪魔の呪いを自分自身にかけ続けるのはやめて、げんきのおまじないをかけ続けることを今日から毎日の習慣にされてみてはいかがですか?