いざ病院へ | 心房細動プラス前立腺がんの闘病記

心房細動プラス前立腺がんの闘病記

57歳。10年以上の心房細動持ちが、前立腺がんになりました。
これからどーなるのやら。

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胸に強烈な鼓動が走った翌日、近所の比較的大きな病院に行くことにしました。

 

この病院、場所柄からか、お相撲さんやプロ野球選手も見かける病院です。

問題は紹介状もなくいきなり行って診てもらえるか、ですが

とりあえず、朝の8時に行ってみることにしました。

 

受付で事情を話し、紹介状もないことも伝えると、

「循環器で診察しますが、何時間か待ってもらいますよ」との回答。

 

こちらとしては、それは覚悟していたので、お願いすることに。

 

血液検査にレントゲン、心電図などが終わり、ひたすら待つことに。

 

お昼過ぎに名前を呼ばれたので、診察室へ入ると、そこにいたのは

60を過ぎたと思われるおばあちゃん先生でした。

 

「心房細動ね」

 

おばあちゃん先生はいきなりそう言うと、心臓の模型を取り出し

「ここが何々静脈、これが何々動脈。ここが心房。

アンタはココがブルブル震えてるの。面白いでしょ」

と楽しそうに話しだします。

何が面白いのかよく分からないのですが、とりあえず

「ハア…」

などと生返事など返していると

「アンタみたいな若い人がコレになるのは、甲状腺が原因なことが多いけど、

血液検査をみるかぎりそれはないわね」

それは良かった。

「とりあえず薬で治療しましょう」

 

と、薬を出してもらうことになりましたが、血液検査の結果を

まじまじと見たおばあちゃん先生、突然あせったように

 

「何これ?血液ドロドロ…腎臓も肝臓も全部悪いじゃない。

どうするのこれ?なんの薬出していいか分からないわ ワタシ…」

 

と言い始めました。それから血液内科に予約を取り、

「いい!2週間後にウチと血液内科に予約いれたから、

それまで毎日水を2リットル飲みなさい」

 

こっちの予定はおかまいなしかい!

毎日水2リットル?

 

と思ったりしましたが、了解してその日の診察は終わったのでした。

 

処方薬

・メインテート

・エリキュース