バーテンダーの覚書 -4ページ目

ガリアーノリキュール いったいどうしたのか

オカシイ

ガリアーノリキュールは、以前のエントリ で書いたように、バニラが香るイタリアンリキュールであったはずだった。
飲み方も紹介したように、バニラの甘さを生かした使い方をしていたし、他にあるスタンダードカクテルでも、やはり独特のバニラの香りが必要なカクテルであることは間違いないはず。

それが、だ。

最近リニューアル(?)されたらしく、あの魅惑的なバニラの香りがまったくといっていいほど感じられなくなってしまったのだ。
検索してみるも、他にバリエーションは見当たらず、味や香りの表現中に「バニラ」の文字が控えめになっているではないか。

コレでは自分の書いたブログを読んだ方からしたら、自分は大うそつきに思えるだろう。いや、間違いなく大うそつきである。

そのため、今回急遽訂正をさせていただくが、もしお持ちのガリアーノのキャップが紫色ならば、バニラの香りがしっかりするはずである。
もし白ければ、残念ながらただのハーブリキュールだ。

もちろん、その「ただのハーブリキュール」としても、十分美味しいし、魅力的であることは間違いないが、最大の特徴を失っては、もはやわざわざお店にそろえるラインナップではなくなる。

非常に残念だが、また香りが戻らない限り、自分はガリアーノを使うことはないだろう。


追記:
アサヒビールさんの商品部に電話してお伺いしたところ、本国のガリアーノは、現在はBOLTSさんが母体になっているらしく、今までのガリアーノから、昔のレシピに戻して製造されている、とのこと。
なので、商品名が、「ガリアーノ」から「ガリアーノ オーセンティコ」に変更になっている(オーセンティコとは、本物の、正統の、真正のなどの意味で、 本格的なものをさす形容詞)

せっかく好評だった風味なんだから、わざわざ昔のレシピに戻さんでもいいだろうに…

残暑というか、彼岸までは暑いんだよね!?

昔の人!

そう言ってんだよね!?

つまり、残暑ってのはさ、彼岸過ぎても暑い場合にのみ使うべきだと思うんだ。

だって、普通に暑いじゃん、毎年この時期はまだまださ。


あ、いや、そうじゃなくて

10日放置しちゃったと思って、とりあえずの更新です的な。



このブログは性質上、10年は戦えるから、ネタが無いわけじゃないんですよね、そう。

そう
ヤル気が足りないだけなんだよね、ハッキリ言えば。


だってあちーんだもん

クソあちーのにエアコン付けると嫁が寒い寒いってクダ巻くからさぁ、ムサイよりマシだろ!?って言っったところで、付けていいもんでもなし、付けても29℃とか、ソレ冷房の温度じゃねーし!とか思うわけですよ。

だいたい25℃で夏日、30℃で真夏日ですよ!?
エアコンの設定温度29℃ってさ、もう真夏日直前なわけですよ。
つけてる意味はどこにあるのか!?人生って何だ!?つか俺何書いてんだ!?

その猛暑の中、パソコン使うとどうなるか、明白ですよね!?暑いに決まってますよね!?
だれがブログなんぞ頑張って更新するかっつー話になってくるわけですよ。
頑張ってもユンケルも餃子も、誰にももらえるわけじゃないんですよ。

そして気づいたら、もう10日。

しかし、アクセス数はなぜか毎日安定して稼いでいるのが不思議。

そして、更新した翌日からしばらくはアクセスが減少するという、ブログの常識を覆す暴挙ぶり。


あー謎





「ビアガーデンのビールはぬるいし食い物は不潔でうまくないのに、なぜみんな行きたがるのか、その心理がわからない」
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スイカを使ったカクテル ~夏気分を盛り上げるトロピカルなイメージ~

今年の夏は暑い!

なんというか、湿気ってヤツ?
アレがとてつもなく不快指数を激高させている感じが。

今日は用事の為に、一番暑い時間帯の午後2時とかくらいに外出せざるを得なくなってしまったのだが、家を一歩出た瞬間、熱風…

ミストサウナみたいだ。

外出の目的は、後輩の誕生日プレゼントを物色する、というものだったが、こんなクソ暑い夏に産まれてきやがって…


新宿紀伊国屋書店で、色彩心理学の本を購入したのだが、偶然にも「サヴォイ カクテルブック」を発見してしまい、余計な出費。後輩の肥やしになれば、それで良いんだけど。

サヴォイ カクテルブックとは。

イギリスのロンドンに現存する「サヴォイホテル」の、当時のチーフバーテンダーによって、1930年に纏められたカクテルレシピ集のこと。

クラシカルなカクテルが名を連ねていて、カクテルブックの古典中の古典でもあるのだが、それよりもむしろ当時の雰囲気や趣向がにじみ出ていて、30年代の社交界を垣間見るという意味で非常に興味深い。

現在のカクテルは進化、細分化しているが、どこまで行っても基本は変わらないし、サヴォイのクラシカルなカクテルは、ロックで言えばビートルズのようなもので、越えることの出来ない壁かのように思える。

80年経った現在、今でもカクテルの主流はクラシカルであることに変わりはないが、カクテルバーと呼ばれるところでは、フレッシュフルーツを使ったカクテルが人気が高い。
アルコール度数も控えめで、飲みやすく特別感をたっぷり味わえるフレッシュフルーツのカクテルは、季節により楽しみも変わるので、提供する側も楽しめる。

というわけで、スイカでやってみた。夏、南国、ビーチ…
そんなテーマで。


アイランドビーチ(オリジナル)

・スイカ果汁  30ml
・クレームドペシェ  10ml
・クレームドカシス  5ml
・グレナデンシロップ 2tsp
・スパークリングワイン 適量

技法:シェーク
グラス:コリンズ

スパークリングワイン以外の材料をシェークし、コリンズグラスに氷と共に入れ、スパークリングワインでアップする



ほぼノンアルコールというくらい、度数は無い。
スパークリングワインをソーダに変えれば、2%以下の度数になるので、お酒が弱い方などには逆にいいかも知れないが。

スイカはほぼ水分の塊なので、少し細かく切って、ミキサーにかければOK。その際、あまり皮に近い部分は使わないこと。青臭くなってしまうので。
スイカは意外と香りも強く、しっかりしているのだが、レシピにあるように、ペシェとカシスを少しずつ加えることで、よりスイカらしさを引き出せる。
もちろん、甘みを付けることも大事。料理を嗜んでいる方なら理解できると思うが、少量の塩だったり砂糖だったりを使うことによって、そのまま味わうよりも、より素材の味が分かりやすくなる。

ほぼスイカの味なので、飲んだ人の感想は、軒並み「スイカだー」という、変化球が一つも投げられない状態だった。哀しす。


当時のサヴォイホテルの方々に、今のカクテルはこんなのもやってるんですよー、と伝えたら、どんな反応があるのだろうか。
ハードドリンクを好む傾向が強かった当時からしたら、酒として認めてもらえないかも知れないが。


スイカ割りが異常にうまい友人、いませんでした?
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