久しぶりにJewel Mountainに登る | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

この所、天気の悪い日が続いていましたが、土曜日はなんとか晴れで、風も弱い模様。

そんなで、ハイキング友達のHさんに声をかけ、久しぶりにJEWELにでも行こうかと、、、

 

過去のブログの記事を見ると2017年の10月に登ったのが最後。あのときは冠雪したあとで結構苦労しましたが、景色がきれいだったのを憶えています。

 

JEWELはキノコとりにいくガードウッドの奥、1500メートルくらいの山ですが、積雪が多い場所にあるため、周りは氷河。

山自体も氷河で削らているため険しく、ハイキングトレールもないので適当にルートをみつけて自分で考えて登らなければなりません。その分人も少なく、景色も抜群。この辺で道具なしで登れる山のうちで高度感は飛び抜けています。

 

まず、クローパスという人気ルートを途中まで登り、途中からそれてなだらかな尾根のある裏側まで、氷河で削られた谷に沿って進みます。

 

氷河がなくなって露出したガレ場の急斜面をのぼり、稜線にアクセスできる所まできました。

 

あとは、あの稜線に沿って登るだけです。この辺りも6年前は雪渓みたいになった氷河の名残が残っていましたが、もうほとんどなくなっています。

 

 

上って来た谷の景色です。黒い影はJEWEL MOUNTAIN の影です。

 

 

出発から2時間30分で頂上につきました。

 

 

頂上の真下の谷、切れ落ちています。下に見える川のすぐ左側にそってつけられた登山道を登ってきました。

 

 

今回は頂上でパノラマ動画をとりました。

 

 

気温は結構低く多分10度以下、でも無風なので楽です。

 

久しぶりなのでユックリ景色を楽しみながらおにぎりを食べました。

 

それにしても、氷河の後退が著しい。年々氷河が縮んでいます。

 

下りの景色もすごい。氷河に向かって急斜面を下ります。

 

 

 

 

下りも動画をとりました。ここの景色はすごい。

 

 

このあと、急なガレ場を谷の底まで降りるのに結構苦労しました。

前はこんなじゃなかったのに。

 

歳をとったのもありますが、山の風化や冬の雪崩で山の形が変わっているのでしょう。

 

なんとか、平なところまで下りてきました。

 

 

車についたのが3時、往復約12キロ、計5時間の山行でした。久しぶり考え工夫しながら山に登ったと感じました。

 

二人とも昭和39年生まれの同い年、もうすぐ老人ですが、いつまでも山を楽しむ生活ができたらいいねと話しながら帰路につきました。