ハローウィン | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

昨日、月曜はハローウィンでした。

 

ここ、アンカレッジでも夕方になるとこどもたちが仮装して、近所の家をまわります。

 

これがその日の夕日。

 

 

幸い雪は降りませんでしたが、寒いです。氷点下5度くらい。

 

この後暗くなってから、子どもたちがやってきました。

 

それぞれ色々と仮装して小学生以下は親も一緒です。

 

トリックオアトリート?

 

日本語訳すると、「お菓子をくれないといたずらするぞ」とでも言ったところでしょうか。

 

子どもたちを歓迎する家と、そうでない家とありますが、歓迎する家は、玄関の周りを飾り付けて、玄関にも明かりをともしてはっきり子どもたちを歓迎するのがわかるようにしておきます。

 

うちは幼稚園をやっていることもあり、もちろん歓迎です。今年もたくさんの袋入のチョコレートなどを用意しました。

 

合計で20人以上の子供たちがきましたが、なかでもうれしかったのは、うちの幼稚園に来る子どもたちが二人と前に卒業した子が一人来てくれたことです。

 

なかでも、今うちに来ている子は近所なので、少し上のお兄ちゃんと、お父さんお母さんにつれられてやってきました。

 

うちの奥さんが応対したのでどんな格好かわからず、写真もとりそこねたので、隣のうちにいったところをベランダから写真に取りました。くらいので手ブレですが。

 

一枚目の右端と、2枚目に写っている緑の恐竜はお父さんです。

 

 

 

お父さん大変ですよね。でも、なんかいいお父さんで泣けてきますよ。

 

家族全員でこうやって仮装して娘と息子のために。あの格好では歩きづらいでしょう。途中急な坂道もあるのに。。。

 

私個人の見解ですが、このハローウィンは子供が社会に出ていく第一歩としての大事な儀式なんだと思います。

知らない家にいって、ブザーを鳴らし、知らないおじさんおばさんと社会的な交渉をして戦利品のお菓子をもらう。

 

大人はそんな彼らを訪問者としてもてなす。

 

子供たちのなかには緊張でなにも言えない子もいます。小さい子は3歳くらいなのでもちろん仕方ない。それも練習です。

 

こうして、近所が協力して安全な環境と作って子どもたちが社会性を養っていくのに手を貸すのだと思います。

 

いつまでもこんな楽しいハローウィンの儀式が続けられる街であってほしいです。