このところアンカレッジもすっかり春の雰囲気が増してきました。
今日は雪がふりましたが、普段は昼間の温度もプラスになるようになりました。
今日降った雪も、暖かいのですぐ解けるでしょう。それに来週は春休みで授業なし。
嬉しいです。
でもやっぱりウクライナの問題をみると悲しくなります。
ウチにはテレビがなく、娯楽にはユーチューブの動画をみるのですが、なんかのきっかけでウクライナから奥さんをもらった農家のひとの動画を見るようになりました。ウクライナ美女が日本の農家に嫁いできたというチャンネルです。二人で一生懸命小規模農家をやっているそんな微笑ましいチャンネルです。
見始めたのが今年のはじめ、そんな折に今度のロシアのウクライナ侵攻が起こったのです。
本当は3月に旦那さんも一緒に里帰りの予定だったようですが、もちろんダメ。
今のところ、奥さんの家族は無事のようですが、この動画のせいででウクライナ情勢がすごく気になるようになりました。
ウクライナでは大統領以下、一般の市民が武器をとって命の危険を覚悟で母国を侵略から守ろうとしています。
義勇兵としてウクライナへでかけていく人も多くいるようです。アメリカ、イギリス、カナダ、日本からも志願している人がいると聞きました。多くの一般人がなくなったり怪我をしているようで、映像を見ると街が焼けた瓦礫の山とかしています。
百万人以上の人が難民となってウクライナから脱出しているようです。日本も受け入れをするようです。
一方世界は類を見ないスピードと協力で、ロシアを世界経済からシャットアウトしてしまう経済制裁をかしました。そのせいで、ロシアの一般市民の暮らしも日に日に悪化しているようです。ロシア側の一方的侵略というのは間違いないのですが、一般市民のせいではありません。あの国では市民は無力な被害者です。
どうなるのでしょう?なんでこんな悲しいことになるのでしょうか?
このブログの読者の方々は、アラスカの楽しいアウトドアやネコとの生活の記事を楽しみにされてるんだと思いますが、やっぱりこんな状況では僕としても呑気にアウトドアを楽しんでばかりいるのは罪悪感があるわけです。
とくにウクライナの人のためにできることがあるわけではないのですが、せめてこうして少しでも問題について考えてみるだけでもと思った次第です。ウクライナの人々は本当に気の毒だと思います。その怒りや恐怖はそんな経験のない私には計り知れないほどのものだとおもいます。
57年間戦争や恐ろしい体験もなく平和に生きてきた私は、なんとなく申し訳なく思ってしまいます。
何かできることがないかと考えてはみるのですが、言葉もできないしアラスカ住まい。募金するくらいしかありません。
とりとめがない、歯切れの悪い記事になりました。
突然難民となってしまった、ウクライナの人の痛みを考えてみることも大事だと思い、今のなんとなくやりきれない、無力さを思うままに記事にしてしまいました。
こんな記事なんて見たくないと思う方、ゴメンなさい。