たかが牛肉されど牛肉 | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

最近、うちの近くにスーパーではない地元の人がやっている肉屋ができたらしく気になっていたのですが、今日行って来ました。

 

店の写真は今日はなし、そのうち。

 

今日は、ビーフシチューをつくる予定だったので、味の濃い塊をさがしたのですが、

いいのがありました。

 

地元アラスカの牛のすね肉です。骨もついています。

 

これで800グラム位弱でしょうか。合計16ドル。パウンド当り9ドル。

100グラム200円弱、安いようですがこっちの基準では高い肉です。

 

スーパーで買えば多分パウンド当り5−6ドルでべつのもっとポピュラーの部位がかえるとおもいますが、アラスカ産というのがいい。美味しんぼの山岡ではありませんが、体にはいるものには金をかけるの当たり前という説も。。。。

 

贅沢かも知れませんが、殆ど外食しない私たち夫婦の楽しみは何とか工夫してうまいものを作って食べること。このくらいは神様も許してくれるでしょう。

 

それに、地元の店で買ったことですし。。。。

最近物の本で読んで、地元の人のやっている店をサーポートするのが大事だと思うようになりました。少し位高くても、結果的にそのお金が地元に残る、コスコ(日本でいうコストコ)などの大手スーパーで買うとそういうことにはなりません。お金はできるだけアラスカに残って欲しい。

 

前置きが長くなりましたが、そういうことで、この牛脛肉を何とか美味しいビーフシチューに。

 

かたいので、取り敢えず水でゆでます。アクが出るのでそれをとって、アクがでなくなったところで、圧力鍋で約30分。もちろん骨もそのままです。この骨髄から旨味が、、、、、という算段です。

 

30分後、スープの大半はすでに、別の鍋に。見てください、大分小さくなりました。骨髄の中身もスープに。

 

それからジャガイモ、玉ねぎ、人参、パイナップルのみじん切り、トマト、その他もろもろの調味料と赤ワイン。飲みのこしで古くなったものがあるので、それを殆ど1本近く。市販のルーに頼るのは気が引けますが、ここは家庭料理なので、仕方なし。少しばかり、ビーフシチューのルーを入れます。

 

 

その後、グツグツと煮ること約1時間。出来上がり。

 

 

 

んんん。。。。。うまい!!

肉はトロトロ、牛の旨味が。

それになんといってもスープが。。。。。この旨味は、やっぱり、あの骨からの。。。。。

 

今日は寒かったので、最高でした。

 

アラスカ産の牛肉バンザイ!!

ごちそうさまでした。