連雀の群れ | アラスカの自然に囲まれて

アラスカの自然に囲まれて

アラスカ州のアンカレッジは自然がいっぱいで、季節の移り変わりを日々肌で感じる自然に密着したくらしです。このブログでは、ここアラスカでの釣りや山登りなどアウトドアライフを中心に、私の見た事、感じたことなどを独断と偏見で紹介します。

週末は天気がいまひとつで、私はちょっと風邪気味。

ということで、やっぱり山に登るのは辞めときました。

別に寝込む程の風邪でもないので、土、日とも午前中はスターバックスで読書。
今読んでいる本は、ボーリングアローンという本でここ数十年、アメリカでは人と集って政治集会や、宗教活動、ひいては近所付き合いまでもがへって、人が一人ぼっちで過ごす時間が多くなっているらしい旨とこれが社会に与える影響を細かく書き綴った本です。

その本によると、やっぱり人は人と一緒に何かをやり遂げたり、体験や考えをシェアすることに幸せをかんじる事が多いらしく、そういう意味では一人ボッチで過ごす人の多い社会はどうも幸せな社会とは言えないようです。

私自身も、人と前もって約束したり、人にあわせたりするのを結構うっとうしく思うタイプで、一人で行動することが多いのですが、それでもスターバックスで読書の最中に知らない人や学生に、読んでいる本についてたずねられたりすると、なんかうきうきして話しこんでしまいます。

もしかしたら、わざわざスターバックスにいって本を読むのもそういった偶発的な人との会話や意見の交換を期待しているからなのかもしれません。

昼からはいつもの中毒性で、近くへ運動がてらに歩きに行きました。

1時間ほど森を登って眺めのいいところにあるベンチにすわりホットチョコレイトを飲みました。この景色を前にホットチョコレイト。贅沢です。こういう時は、一人もいいものです。


アラスカの自然に囲まれて

週に一度はこれがないと、、、、

帰りに歩いていると、トリの鳴き声が聞こえたのでよく見てみると、連雀の群れでした。


アラスカの自然に囲まれて

そういえば、昔私の育った田舎でも冬になるとたくさんの連雀がやってきたものですが、今はどうでしょうか。

もう2月も終わり、日が長くなりました。