全国精神障害者社会復帰施設協会(全精社協)の補助金流用事件で、補助金適正化法違反罪に問われた元副会長、上野一郎被告(50)の公判が10日、大阪地裁であった。検察側は懲役1年6月を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求め結審した。判決は7月14日。
検察側は論告で「不正受給額は約5100万円と多額で結果は重大」などと述べた。
一方、弁護側は最終弁論で、厚生労働省職員が、経営破綻(はたん)した障害者支援施設「ハートピアきつれ川」の運営を引き受ける見返りに、研究費名目で補助金を申請するよう勧めたと指摘。「厚労省職員を起訴していないのに、被告を厳罰に処するのは均衡を欠く」と反論した。
起訴状によると、上野被告と会長の高野修次被告(56)=同罪で公判中=らは、全精社協の事業資金に充てる目的なのに、障害者の自立支援に関する調査研究を実施すると偽り、厚労省から07~08年度に計約5100万円の補助金を不正受給したとされる。【苅田伸宏】
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