1654 本当の自分なんて探しに行かなくてもいい | alain-pのブログ

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《本当の自分》という言い方があります。

本当の自分を探すことが大切だったり、

本当の自分で生きることが大切だったり、

本当の自分じゃないと幸せになれない、

豊かになれない、

ような気にさせられてしまいます。

 

 

この時点で催眠にかかっています。

マスメディアに洗脳されています。

 

 

そもそものきっかけは、

日常生活の違和感だったのかもしれません。

なんとなくつまらない。

毎日に張り合いがない。

自分らしくない感じがする。

そんなことがきっかけだったのでしょう。

 

 

日常生活に違和感を感じるのは、

潜在意識からのサインです。

心を殺しているよ、というサインです。

地に足が着いていないよ、というサインです

左脳的な作業ばかりしているよ、

右脳的な感覚を使っていないよ、

というサインです。

 

 

でもそれらは決して、

「自分らしく生きていないよ」

というサインではありません。

 

 

あなたが流行に踊らされて、

本当の自分を探し続ける限り、

あなたのセルフイメージは、

《本当の自分を探している人》

《今のわたしは自分らしくない人》

のままになってしまいます。

 

 

このセルフイメージのまま行動する限り、

あなたが《自分らしさ》を

感じることはありません。

 

 

今のあなたが自分らしいかどうか、なんて

どうでもいいことなのです。

 

 

その違和感はどこから来るのか。

なにに対して、どんな感覚があるのか。

違和感を感じている原因はなんなのか。

 

 

まずはそこを考えてみること。

そして、あなたの感覚をもっと使って、

嬉しいとか美味しいとか、

気持ちいいとか楽しいとか、

日常生活で実際に感じている、

あなた自身の感覚に目を向けてみること。

 

 

決して、瞑想ばかりして、

マインドフルネスとか、

上位の存在とつながろうとするとか、

そんなことで違和感は無くなりません。

そんなことをしても、

あなたらしくはなれないし、

あなたの足が地に着くことはありません。

 

 

違和感、とは、

あなたの心の中にありながら、

あなたがまだ言語化できていない

感覚のことです。

違和感を感じても言葉にならないのは、

あなたの翻訳能力の問題です。

 

 

あなたの人生の生き方全般に対する、

あなたの好みが明確になったら、

あなたはきっと、

なにに対して違和感を感じているのか、

すぐに分かるようになります。

 

 

そうなれば、

どこを、なにを、どうすれば、

違和感が無くなるのか、も

すぐに分かるようになっているはずです。

 

 

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