​ヒプステ《BATvsM》
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》
12/1-12/18 品川ステラボール 

観せていただいた景色を忘れないように。

初日から千穐楽公演まで、劇場や配信でいただいた沢山の想いを残しておきたくて。円盤が届いたときに自分で見直す用として綴ります☺️

長文駄文のお目汚しお許しください。

 

⬇︎長くなるので先に公式情報です

CDBlu-ray/DVD 2023年4月26日発売

 

 

宝石紫《Rep LIVE シンジュク》2023年5月13日(土)〜開催決定

客席から観てきた景色

ということで本題。客席から観てきた景色を、物語の流れに沿って文字にしてみようと思います。偏った目線も多いので、もし読んでいただけるならば薄目でご覧いただけますと幸いです🙇

 

■前説
Toyotakaさんからバトンを継いでのRYOさんのあったかいMC、D.D.Bの皆さんがウォーミングアップとして客席を盛り上げてくださる前説。わくわくして待つ大好きなコーナーです!客席の階段を何度も昇り降りしてハンドサインを教えてくださるのですけれど、なにより笑顔!笑顔が皆さん素敵なんです〜☺️

 

そして、そのにこやかな雰囲気からのギアチェンジ。客席横の階段からステージに上がっていく時の空気とか表情、纏う闘志みたいなものが目の前で切り替わる。本来観ることの出来ないあの景色が観れるのは、ヒプステ生観劇の醍醐味だったのだなぁと改めて思います。


■オープニング
暗転からの、スモークの海に浮かび上がる寂雷先生と獄さんのシルエット。D.D.Bのダンスモーションによる宙を舞う戦闘機やミサイル、世界の変化。同じ言葉を口にしながらも、相対する交わらない二人。

 

ここのライティング、本当に素敵なんですよねぇ...。どの座席に座っていてもその世界観を堪能できる。後方座席からはそのスケール感を、サイドシートからは重なるレイヤーを、前方座席からは逆光のスポットライトでステージに降りる「二人の陰影」を。それはそれは美しくて圧倒されて…惹き込まれてしまうんです。
(ここ、下手上段の先生が袖に入る瞬間、必ず白衣のドレープを左右に翻して去っていくんですがめちゃカッコよかったです!)

そこに絶対的権力・東方天乙統女様の声。

ステージ前面に張り出されたスクリーンに映し出される「HYPNOSISMIC」の文字。

....うぉーーーー勝った!!!!って気持ちになるんですよね(いやなにに?w)。オープニングからびっしびしに「エンタメ」を全身で浴びる幸せありがとうございます❤️‍🔥


そこにきて表題曲「Bright & Dark」ですよ?

D.D.Bの激熱パフォーマンスに、track.1から継承されるイラストからキャラクターが飛び出す演出。そして、この物語のオープニングは全員がとても丁寧にキャラクターを描き出して見せてくださっていて、ライムも届きやすく感じて、とっても素敵だなぁと思います。正に名刺がわりの一曲ですよね。ラップもパフォーマンスもバチバチにかっこいいのですけれど、ライブパート(ヒプステは物語パート終了後に同じ楽曲を歌ってくれるライブだけのパートがあります)と見比べるとまた味わい深いです。

荒木さんが口にされている「2.0に0.5プラスするからこその2.5次元」の奥行きや深みを感じる序章。そのドキドキ感が堪らないのです。


■空厳寺
空却くん、びっくりするぐらい父に吹っ飛ばされまくるのに全然懲りてない(笑) 長所でもありウィークポイントでもある「無限の自信」があの1曲の中に詰まっていて凄いですよね〜。

 

あとRYOさんの丸坊主とgash!さんの流れるようなダンスが好きでニコニコして見ちゃう。RYOさんのコミカルな表情とパフォーマンス。gash!さんの手足だけじゃなく真っ黒なお衣裳が翻る軌跡も含めてのパフォーマンス。影のような裾が美しくしゅるしゅるっと納まるのが小気味いいな~って観ていました。

「ナゴヤ曲」は問答無用に楽しくて盛り上がれるのが最高だなって思います!ハンドサインも分かりやすいからノリやすくて、物語シーン中の1曲なのに一気に劇場があったまる。ライブパートとは違って三人がハードな印象なのも格好いいですよね~。


その後の物語シーンはナゴヤ三人それぞれがまだ別々の方向を見ていて、ある意味独りよがり。十四くんが「なんだか怖い」っていうのもよく分かるなぁって。ちなみに獄さんが去っていくところ、配信ではポケットに手を突っ込んでいましたが「二人だけでやってくれ(チャっと二本指で敬礼する)」バージョンもあったので、数は少ないですが見れた公演日は大吉だなって思ってました(笑) 

 

ぴゃっと逃げようとする十四くんも毎公演ナチュラルに変えてらして、廣野さんと加藤さんの信頼関係が見えるというか...。結果悪ガキに連れ去られていくのがなんとも可愛いですよね~。

■シンジュク
シンジュク曲。極限まで研ぎ澄ました流れるような所作で静と動を華麗に使い分けるNO.1ホストと、プライドを持って働く社畜の経験値段違いフロウと、決意と影を抱えた天才医師の無限の魅力をEveryday Everynight味わえる曲をありがとうございます。感謝しかございません。


先生のバース中、一二三くんと独歩くんは客席に背を向けて先生を見ているのですよね〜。そして独歩くんバース中の一二三くんは、独歩くん越しに対角線上にいる先生が歩き始めるのを確かめてから歩みを始める。そんなところに三人の心理的な描写も詰め込まれているのかなって思って観ていました。

 

先生の「たとえ低い可能性 だとしても 諦めずに真正面」が大好物です。ラストの目線を残して去っていくところ、三人三様で、同じ振付けでもこんなに残る色香が違うんだな~と感じられるのも最高でした。


結構初期からだと思うんですが、ライブパートでは独歩くんが「この街で」の振付けで、客席のグレーのリンライを狙い撃ちで指差ししてくださっていて。バースまで恐る恐る客席見てハンドサインしてた独歩くんがフックでは豹変する。流れ弾に被弾した時にはほわーっとなりました😳

物語シーン。朗らかに笑っていた先生がケータイに出る前の絶妙な空気感、目線をそらして去っていく姿。その違和感に一二三くんと一緒にそわそわしてしまう。

独歩くんが落ち込んでいく様を一二三くんが「まーた独りでおちこむー」って眺めてるのも良いですよねぇ。いつも二人だとこんなかんじなんだろうなーって。持ちつ持たれつの関係。その日常が背景としてぶわっと広がるようで…お芝居ってすごいなって思って観ていました。

 

あと階段の奥からぴょこって顔をだす独歩くんがめちゃ可愛い。ハムスターみたい(笑) 電話がかかってきた時の怯えと怒りも最高ですよね。つられて一二三くんもムンクの叫びばりに驚き顔してて(笑) 

一二三くんのジャケットオンの切り替えは言わずもがな。そのグラデーションに、いつだったか客席から「はわぁ...」って桃色吐息が上がったことがあって、わかるーー!って心の中で頷いていました(笑)

「ひふみぃ~」って追いかける前の独歩くんも、首長くした後わざわざ中腰になって駆け出すのがらしくて、大好きです。


■Bar
ぎこちなく目を逸らす二人....え?初恋なの?って思ってしまうくらい😂

天才医師と無敗の弁護士も人なんだなぁって。「友」に戻りたいのに自分たちの目線でしか話していないから、すれ違う。どちらの気持ちもわかるけれど、二人だけでは溝が深まるばかり。年齢を重ねると簡単にはいかなくなることもあるよなぁ…なんて頷きながらももどかしく思っていました。


ちなみに獄さんは毎回本物の茶色い液体を飲み干してすぐラップしてらして、他のシーンではタバコ吸っていたり、机の上を歩いたり...危なげなくさらっといろんなことをされていて凄いなぁって思います。

■ホスクラ
SHINSUKEさんのラップ素敵でしたね~^^ ラップではないバージョンがほかにも3パターンぐらいあって、毎回ほっこりさせていただきました。D.D.Bの喧嘩アクションも迫力すごかったなぁ。次々と床に打ち付けられていくのをリアルで観ると想像以上にすごってなるのですが、ダンサーさんのアクションとして成立しているのがまたすごい。


18歳と19歳の名乗り口上も可愛くて。明らかにお邪魔している側なのに、正義の味方ばりに名乗っちゃう(笑) 最初は止めに入っている十四くんが勝負に乗るのは「過ちを犯す自由がないのならば、自由を持つ価値はない」っていう空却くんの空却くんらしさが十四くんを鼓舞するんだろうなぁなんて思っていました。


そして空却くんと一二三くんのお芝居は、毎公演違って「生きて」いて、本当に面白かった。ここが見どころの一つというか。詳細は今まで何度も書いてきたので割愛しますが、この公演の主人公はやっぱり空却くんなんだなって私は思って観ていました。彼の成長があってこその物語。

バトル曲で空却くんと十四くんから一方的におさななが攻撃を受けるシーン、じっと攻撃方法を見ている一二三くん印象的ですよね。自分への攻撃も、頭に響いてくるバースに操られつつも状況を観察している。売られた喧嘩をすぐさま買うようなことはなくて、あくまでお仕置きが必要な「こども」への29歳余裕のバース。だから急激な幕引きに、茫然としている時もあれば笑って肩をすくめるような日もあって、いいんですよねぇ。

先生と獄さんのバトル曲、獄さんの「俺は透明か?アァ?!」大好きです。
無益という先生の言葉への「異議」。自分の気持ちをぶつけてもぶつけても躱されてしまう一方通行。「友」だって言っておきながら、自分の問いには答えず必ず目をそらす先生...。ここは完全に獄さんの気持ちになって、先生なんで目をそらすのー?!って思ってしまうのですけれど。「友とは呼んでくれないのだろうか...」と、頭を押さえてぼろぼろになって去っていく先生を見ると決して軽々しく取っている行動ではないと伝わってくるので、おん...(泣) 

ここの先生のぼろぼろっぷりは日に日に深くなっていったような気がします。いつだったか頭よりも先に胸をギュッと押さえて去っていく先生に、観ている自分の方が脊髄反射で涙が出てしまったことがありました。

■街
迷子の十四くんと、めしー!を連呼する空却くん(笑)

びえーーーんと泣きながら「びどゃしゃ~ん」と大声で叫ぶ十四くん、可愛かったですよねぇ。殺され方も二週目ぐらいから毎回異なっていって、吹き矢ver.面白かったなぁ。

 

このシーン、結構序盤から獄さん立ってるんですけど、苦虫噛みしめた顔で眺めてて笑っちゃう。獄さん発見してぱぁっと顔を明るくして抱きつく十四くんも、最初のころ遠慮気味だったのが遠慮なくなってきて(笑) びたっとくっついて離れないのも良いですし、あのでっかい子供にひっつかれてものしのし歩いていく獄さんの力強さがかっこいい。

 

慣れてきたでいうと、落ちちゃうんじゃない?と思うくらいの攻めた「倒れ方」をする先生...ハラハラしてました(笑) そして倒れた先生を本気で心配しつつも「めしー!」を入れてくる空却くんがまた(笑) めちゃいい子なのが分かるし、運んでいくのを周りちょろちょろしながら文句言っているのが可愛くて可愛くて。そのあと芋虫になっちゃうんですよ?ふふ。

■裁判
獄さんのソロ曲は、Rep LIVEでも見たいですよね~、めちゃくちゃに格好いい。十四くんのソロでも出てくる、相手を傷つける言葉たちが書かれた机の上を歩いていくんですけど、あぁずっと獄さんはそういう子たちを救ってきたんだろうなぁと想像したり。

 

でもこのシーンでは救うのではなく「俺が裁く」と辛そうに叫ぶ姿を見て、誰よりもその十四くんが心配してて。嘘のない「かっこよかったす!」が響いて、獄さんの眉間に寄せた皺がふっと緩むところとか。憧れのヒーローを心配するなんておこがましいんだけど...って悩んで、でも聞いてみる十四くんの葛藤とかが後々のシーンに響いてくるんだなぁと思います。

■ホーム
おさなな曲。独歩くんと一二三くんのいろんなことがあの中に詰まっていて、この曲もこんな素敵な楽曲をありがとうございます🙏✨という気持ちでいっぱいです。

同じ「HOME」なんだけれど「My」と「Our」の違いとか。得られる価値は一緒なんだけど、捉え方もメソッドも目線も表現も違っていて。異なる「個」が一緒に居る意味。自分に置き換えて考えても面白いなぁって思っちゃう。うっとおしいこともありますよね...でも世界で一番癒される、大切な場所。「ただいま...」と「おっかえりー!」。ほんのちょっとだけ手を上げる独歩くんと、のびーをしながら笑い声をにじませ返事をする一二三くんのいつもの風景。

 

BoPで雨の中、傘もなく濡れていた独歩くん、ひとり傘をさして歩く一二三くんの隠れた表情を思い出すと、この温かな風景がまぶしくて。あぁ尊い。
ちなみに、駅のプラットホームから始まるのは視覚的な意味でも韻を踏んでるんでしょうか。

空却くんは立派な芋虫になりましたよね(笑) 最初のころは座ってたんですけど、ごろごろ、にじにじするようになって。縛られてても「うめぇ!」って元気にご飯食べてる様子が目に浮かぶ。


そして一二三くん。「なにかあった」ことを敏感に感じとって声をかけられるのが一二三くんであり、二番手なんだなぁと。「そうですね」と表情が緩んで獄さんのことを話し始める先生の横で、暗がりで見えにくいんですけど一二三くんにこっと笑ってるんです。

■回想
先生と獄さんの回想曲は、日に日に熱くなって、深まっていって。ここが熱くなればなるほど切なくて、ラストバトルが熱くなる。思っていたより思いあっていて、ちょっとふふってなっちゃうくらい。
口に出した途端にその台詞が錆びてぽとりと朽ちてゆく。いつも傍にいた友が目線の先で揺れ滲んで霞んでゆく。かわいい中学生時代の顔から35歳に変化していく経年と拗れをこの一曲の中で見られて、するっと元のシーンに戻ってくるのが秀逸で唸ってしまう。ヒプステの脚本・演出は本当に美しいですよねぇ。

目線を逸らし肩を落として帰っていく先生のことを、大切に思っているおさななの心情。観劇回数が増えるほどにぐうっ…ってなってました。
いくら親しくても手を差し伸べられないこともある。でも痛みを味わって理解して一緒に戦ってくれる先生だから、「人生の意義は人のために生きること」っていうリーダーだから...そのかつての友を大切に思っているから辛いんじゃないか。なにか自分に出来ることはないのだろうか。そんなチリチリと燃えるもどかしい感情がそれぞれの胸の奥にあるんじゃないかって思うのです。


そんな気持ちとは相反するような、まだまだ子供の独りよがりのリーダーが目の前に居て。公演終盤になるにつれてその先生と空却くんの対比が分かりやすくなっていって、それに伴って独歩くんも怒りがよりにじみ出るようになったし、一二三くんの口調も強くなっていった気がします。


ちなみに空却くんの立ち位置は公演ごとに結構変わっていて、下手側で言い放つ時もあれば、上手まで来て頭突きするんじゃないかってぐらい一二三くんを睨めつけるときもありました。それによって一二三くんの諭し方や怒り方も変わるし、空却くんの心にその言葉が届く速度も変わって。ガツーンと言われてしょーんと目線が落ちる公演もあるし、言われてもムッとしていて独歩くんが恐々縄を受け取るときにじわっと心に落ちてく公演もある。それは演出なのか、役者さんの入り込みなのか知るすべはないのですけれど。演劇って最高だなって思います。大好きなシーンです。

■葛藤
ついさっきまで「拙僧が正しい!」って言っていた空却くんが自らを省みて凹みあげて千切れんばかりに体中で叫んで変革する。

冒頭の空厳寺と同じ楽曲だからこそ内面の変化が伝わり易くて、この短い曲にギュッと詰まった空却くんの内面に圧倒されてしまいます。

公演中盤ぐらいですかね、もう泣きそうになって葛藤して叫んで、とぼとぼと帰っていった日があって。でも目だけはキッと前を力強く睨みつけていてあぁぁぁぁってなりました。

十四くんも葛藤して葛藤して、なんで話してくれないんすか!って獄さんに思いをぶつける。自分なんかがって思いながらも、家族だから自分が言わなきゃっていう成長。「よくないっす!」この台詞が劇場いっぱいに胸いっぱいに響いた公演はぐうぅってなります。

 

そこからの十四くんソロ曲「MY HERO」。公演を重ねるごとにほんっとにエモーショナルな歌になっていって、終盤は自分ほぼ毎回泣いてました。学校で皆から背を向けられた時、上げた手を恥ずかしそうに下げるんですけど無意識にアマンダの後ろに隠した時があって。そこに現れるヒーロー。台詞はないのに無敵に感じるんですよねぇ。その時十四くんが救われた心が、ギュッと閉じた瞳を開けて見えた世界が色鮮やかに伝わってくる。不器用ながらも誰かのことを思う強さに心が震えてしまうんです。

空却くんが十四くんにかける電話も、公演ごとに印象が違っていて。沸々と滾る闘志が言葉に乗っている時もあれば、ちょっと気恥ずかしそうにしていることもあって。でもいずれにしても、独りよがりではないリーダーの志が瞳に宿っていていつもワクワクしていました。

■決起集会
ケータイぐるぐるして地図が読めない独歩くん(笑)とってもかわいいのですが、なにげなく体調を聞いたり先生を元気づけようとしている二人の連係プレーが微笑ましいんですよね。お店が見つかったときに喜んでいる二人を、微笑んで眺めている先生にもほっこりしてしまう。

 

独歩くんと課長との電話はご存じの通り日替わりだったのですけれど、どれもめちゃくちゃ面白かったです。先生が肩を震わせて後ろ向きになっていた時もあったくらい(笑) 

ちなみに、腹ぺこ一二三くんもここまでの分岐でニュアンスが変化していて、それが独歩くんへの返事「へーい⤴」「へーい⤵」に現れていた気がします。獄さんとのことを先生から聞いている様子も、先生の雰囲気によって公演ごとに違っていました。

でも「そーっすかねー?」からの一二三くん自身のことを話すこのシーンだけは「想い」を変えずに見せてくださっていた気がして…そこがまた胸アツでした。ここも大好きなシーンです。

■理由なき戦い
「僕ら二人なら、ぜっったい負けませんから」配信では目線を合わせて言っていましたが、合わせないことでのおさなな信頼度をMAXに出してるバージョンもあってどちらも最高でした。

 

最初のバースは言葉が乗ってていいですよねぇ。そこ以降はバトルではなく心情を音楽にのせている曲なので、その変化も面白いというか。

空却くんと十四くんがこそこそ、わちゃわちゃしてるのも可愛いくて。それを眺めてる大人組もなんかこどもが内緒話してるぞーって感じでアイコンタクトしてて^^


空却くんの変化、成長に気づいて一人嬉しそうに笑って後ろ向きに歩き出す一二三くん、とっても素敵なんですよね。獄さんの言葉を受けて言い淀む先生の様子を見てまたぴーんとなって。一寸思案して独歩くんとの共同作戦にする。ほんっと面白かったな~。チラチラ先生と独歩くん見ながら「先生、俺っちたちが居るから大丈夫!」って感じで全力の小芝居してて(笑)さっきまで子どもだと思っていた空却くんを信頼して、戦って分かり合おうとする。

ここからのラストバトルはもうもう…ずっと拳握ってました。最高最強の、分かりあうための全力の殴り合い。ラップバトルの魅力そのもの。そりゃぁもう楽しそうで熱くて泣けちゃいますよね。


空却くん、千穐楽公演は振り返らずに背中で語ったんですよねぇ「見届けねぇわけにはいかねぇだろ リーダーとして」って。カッコいい漢ですよ、くぅ。


先生と獄さんのバトルは…言葉にすると陳腐になってしまうから。エモーショナルな二人をまた映像で見れる日がたのしみです。思い出しただけであの熱量に涙してしまう。

公演序盤はもうちょっとライトなお芝居だったと思うのですが、12/6ぐらいからですかね、先生の想いがグッと強くなって。あの大きな瞳に映る心が大きく揺れていて、それに伴って獄さんの感情も高まって。ステージから溢れてきて…あぁすごかった。

バトル後、先生がおさななに言う言葉。も〜本当に良い表情するんですよね。最初は「今日はありがとう」っていう言葉にきょとんとしてる一二三くんも、今までと違う先生との距離感に微笑んで。独歩くんと三人で笑いあう。お互いを尊重しあって一緒に戦う仲間。
「今、行きます」
これ以上ない、とっても良い台詞だなーって思います。

空却くんの「導いてやる」も、千穐楽めーーちゃくちゃ良かったですよね。物語の中の空却くんはもちろん、廣野さんもこの28公演を超えてたどり着いた新境地だったんじゃないかなって思ってしまう真摯な表現で、ずどーーんと胸に来ました。(獄さんのすっきりした表情もめちゃくちゃ良かったー😭✨)

物語冒頭「俺が導く」と語ったのとは全く異なる言葉の重みと覚悟が、あの表情から伝わってきて。「喜びも苦悩も三人で背負う」B&Dのライムにある通りのナゴヤの強さ。


そこからの乾坤一擲、2ndD.R.B.のバトルシーンで締めるのが最高of最高でした。

■ライブパート
ヒプステ名物(?)のLIVEパート!
物語パート終了後間髪入れずにD.D.Bの最高峰のダンスパフォーマンスが見れるので、いくら物語でおーんって涙流してても、最速でリングライト点けて楽しむ気持ちにシフトチェンジ出来る素晴らしいシステムだなって思います☺️

手足千切れそうってどこかでRYOさん書いてらっしゃったと思うのですが、まさにその通りの最高のパフォーマンスを皆さん楽しそうに笑いながら見せてくださるのが最高でした。

M2-ナゴヤDiv曲
今作「Bad Ass Temple VS 麻天狼」はセットリストが公演によって3パターンに分かれていて、

 

A)「Special Live DAY」:

 追加1曲(Div曲どちらか)が見れる公演
B)「Color Supporting DAY」:

 追加曲なし公演(キャラ待受画像がDLできる)

C)「会員限定LIVE」:

 追加2曲(各Div1曲ずつ)が見れる公演

 

配信されていた千穐楽公演はナゴヤDAY(Special Live DAY)だったため「B.A.T Strike Back Against(TR.3のナゴヤ曲)」からスタート。

シンジュクDAYの日は、M2.「BATvsMのナゴヤ曲」→M3.「Blast Wolf(TR.2のシンジュク曲)」→M4.「BATvsMのシンジュク曲」の順番に。円盤には「Blast Wolf」も入れてくださると信じています。

物語パートとは全く違う表情の「LIVE ver.」が見れるのが醍醐味なので、ステージ上の皆さん同士の表情も、もちろん客席に向けてくださる表情も嬉しくて、コミュニケーションが愉しさを何億倍にもする作品なんだなぁとつくづく思いました。各曲三人とも最初からステージに出てきてくれたり、振付けを調整して客席にハンドサインしてくれたり、シンジュク曲とかはおさななの立ち位置を変えてくださっていたりするので、物語パートで遠かった推しのパフォーマンスが近くで見れて嬉しかったりもしました。

空却くんと先生のリーダーソロ曲も短いながら聴きどころ満載!からの「Hypnosis Delight」ですよ~。念願の客降り曲です...胸アツ!

コロナ禍、厳しい感染予防対策が求められていたためTR.2から見送りをしていた客降りが、2022年9月開催の《どついたれ本舗 VS Buster Bros!!!》公演から復活(間違ってたらごめんなさい)。どうやってやるんだろう...と思っていたら、客降りしている間は喋らない歌わない(歌唱はステージ上のDivが行う)っていうのを貫いていて。距離を持ったコミュニケーションを考えてくださったから復活できたのだなぁと...本当にありがたいです。

空却くんとか客席で歌唱パート迎えた時は、ステージに顎のせて歌ってました(笑) たまにステージ上で歌っているキャラが少ないときは、推しの歌声がよく聞こえる時もあったり。客席でもステージ上でも、其々のキャラクターらしいコミュニケーションをとってくださっていて、笑ったりときめいたり驚いたり塵になったりで忙しかったです。

曲前後の空却くんと先生のMCコーナーも、毎公演変えてくださって面白かったな~。千穐楽公演では6人で肩組んでくれて....ううぅ🥹✨


最後の楽曲「Bright & Dark」は劇場中の熱気がハンドクラップで一体化して、一気にハンドサインに切り替わって縦揺れするのが鳥肌モノでした。一体になるってああいうことを言うんだなぁと。

 

物語パートとは違う興奮とギリギリまで絞りだしてやりきる感じが毎公演、そう毎公演でした。昼夜公演ある時も連日公演のときも。千穐楽公演はボルテージ300%ぐらい行っちゃってて最高でしたよね。あれが円盤に残るのです...かね?(笑) 独歩くんステージから落ちちゃったのほんと面白かったなぁ。荒木さんの片鱗が0.00003%くらい見えた超絶貴重な瞬間でした。

TR.4まであったアンコール曲がなくなってしまったのは残念ですが(ハチャメチャで遊びがあって大好きでした)、千穐楽最後のご挨拶もいただけて、空却くんは一回幕に入りかけたのにピョコって戻ってきて最端の方まで見てご挨拶してくださって、先生も会場とステージに深々とお辞儀をされていて…。

 

泣いて笑って、夢のような時間。本当に本当にありがとうございました。今からRep LIVEと円盤が届く日が楽しみでなりません。

 

この先続いてゆく道も、熱く豊かなものでありますように。応援しております!

 

📝「BATvsM」観劇備忘録

12/1-12/8公演 

12/9-12/14公演 

12/15公演 

12/17-12/18公演 

 


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