​ヒプステ《BATvsM》
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage《Bad Ass Temple VS 麻天狼》
12/1-12/18 品川ステラボール 

ヒプステ〈BATvsM〉開幕

おめでとうございます\(^o^)/

 

荒木さん演じる伊弉冉一二三くんが所属するディビジョン「麻天狼」としては、

 

track.2(2020年8月@品川)

track.4(2021年2月@東阪福)

track.2replay(2021年3月@品川)

Battle of Pride(2021年8月@阪東)

Rep LIVE side M.T.C ゲスト出演

(2022年7月3日@横浜)

 

に続く「本公演」ということで、とってもとっても心待ちにしておりました。

そして今、ヒプステならではの「生のエンタメ熱」を全身で浴びて、ふるっふるに心が充電されて…幸せな日々を過ごしています。

 

何から綴っていいか困るくらい素晴らしくて飽和していたのですけれど、少しずつ残していこうかなと。いや絶対長くなるんですけど。

 

※ヒプマイは初期原作CDが話題になった頃から面白いコンテンツだなぁと触れては来ましたが造詣に深くないので、もしも原作ファンの方がご覧になって失礼があったら申し訳ありません。

 


先ず、開幕前に公開されたテーマソング「Bright&Dark」を初めて聞いた時に感じたこと。

33回転のLP盤を45回転で再生してるみたい!

と。早送りしているみたいにぎゅっと詰まった物語の魅力は密度を増して、音質も音圧も繊細に響いてきて。原作2ndD.R.B.の楽曲「Light&Shadow」サンプリングからの、ドンっと心臓に響くようなビートでイントロから畳みかけてくる感じがヒプステー!!ってなるんですよね。

その感覚を、劇場で生観劇したときは「何倍、何億倍」も感じて。全身で感じる感情の洪水。ヒプステらしさ、全員の全力のエネルギーを肌で浴びて、ずっとずっと感動しています。

 

🎥スポット映像

🎧フル音源

 

そうこの「Bright & Dark」から物語が始まるのですが、まずここからD.D.Bの皆さんの熱量が凄い。tr1から観てきて毎回思うけど本当に凄い!

そして歌が…「生歌」なんです。この高速超難ラップをですね、役を纏ってパフォーマンスしながら、リアルにバトっているんです。全員が。いやほんとびっくりなんです。

 

ヒプステは、心情をリリックに乗せてパフォーマンスするシーンが多いのですけれど(所謂ミュージカルの歌にあたるオリジナル楽曲)、今回特に生歌でないと出せないエモーショナルなラップが胸熱で😭✨

「Bright & Dark」もですが、劇中の寂雷先生と獄さんのバトル曲や、一二三くんのリリックを聞くと、相手を攻撃するものではなかったりするのですよね。自らの信条、リスペクトしあっているから湧き上がる情熱、みたいなものがリリックに乗って相手の胸を打つ。それがお芝居だとは思えないくらいのソウルを感じるというか…。

ちょっと話は逸れますがちょうど家に帰ったら名作映画「天使にラブソングを」がTVから流れてきて、あんまりの歌の良さに「歌」ってなんなんだろうって考えたらやっぱり「ソウル」なんじゃないかと思って。

「叫び続けろHowling」に胸が震える。相手のソウルを受けてのライム、フロウ。交わる事での自分自身との闘い。お互いが強くなれる、高めあえる「ラップバトル」の魅力にヒプステを見て少し気づけた気がします。

(tr4までは多少なりとも被せが入ってる曲が多くて、歌えるのに勿体無いなぁと内心思っていたものが消化されて嬉しかったです。ご負担は大きいと思いますが…)

 

そして今回からのご参加となる井出さんが加わっての「新生・麻天狼」を観れて本当に本当に嬉しいです。ヨコハマ公演にゲスト出演された時2人だったことが(出演をとり止めないでくださって十分ありがたかったのですが)、自分でも驚くくらい棘のように胸に刺さってたみたいで(笑) 本当に素晴らしい独歩くんを演じてくださって、ストーリーとも相まって、三人の強さとか楽しさが伝わってきて、ありがたいなぁと心の中でずっと拝んでいます。

 

tr4円盤の特典映像で、三人で一緒にダンススタジオ入って練習したというシブヤの役者さんたちに対し「一匹狼の集まり」って笑ってらしたシンジュク。それがまた新しいメンバーと進化を経て、ステの麻天狼として私たちを照らしてくれる灯になる。

 

劇中tr4そしてBoPで、一二三くんと独歩くんを振り返ったあの寂雷先生の表情。それが見事に繋がって。誰にも見せなくなった先生の「本心」が、一二三くんが居るからほろりと見えてくる。そしてそれは独歩くんが居てくれているからこその「一二三くんの優しさとか弱さや強さ」から派生しているものだったりして。ステで表現する奥行き、時間経過。原作のお話しを愛して作り込んだ立体的な世界を観せていただいている幸せをじわじわ感じて。うぉーーーん(言葉にならない)!!!ってなっています😭✨

 

今回は2divということもあって、2番手3番手のお話しが観れるのも醍醐味。一二三くんと独歩くんの繋がりを随所に感じられてとても嬉しかったです〜。物語も、音楽もパフォーマンスも最高なのですけれど、なによりお芝居。荒木さんのお芝居を観れて本当に本当に幸せだなぁと感じています。

 

「優勝しちゃいましょ〜!(えいえい)」

「むむむむむむむ🤔」

「はいもしー、どったの?」

一二三くん節の言葉のくせと、コミカルな動き。

 

先生と話している時の、本心を話している声色、表情。

ジゴロの時の声色。大切な人たちを守るんだと、心にチタン製の軽くて薄くて錆びない鎧を纏って。

 

tr4で荒木さんが仰っていた

「狙いとバランスを意識して表現していく」

 

今作、荒木さんは全力の「受け」のお芝居なのかなぁと感じていて。一二三くんから船を漕ぎ出す事はなく、流れが止まっていたり重くなっている心を、一緒に漕いであげる作業。ダメな時は叱ってあげて、笑ってあげられるキーマンだから。お芝居も先生の、独歩くんの、そしてナゴヤのその日の変化を受けて、荒木さんが一二三くんの出力をコントロールして観せてくださってる。その日ごとに精一杯生きて、響くからこそ気づけた微細な調整。主役や一人芝居とはまた違った、荒木さんが創り出す表現にクラクラしています。

 

一二三くんとジゴロの声色、歌声、立ち方、走り方の違い。しゃべりながらジャケットを着る、声色のグラデーションの変化。あのグラデーションは本当に秀逸で。毎回違うんですよね、着るタイミングも切り替わっていくタイミングも。特に最後の「理由なんてどうでもいいじゃないか」のシーンは、その公演の表情が映し出されるようにナチュラルに変化していて流石だなぁと思ってしまう。

あとはラップに込めた気持ち。叱責、正義、守護、光、希望….いろんな感情が声に乗ってて、声色が全然違うんですよ~。どのバースもフックも好きなのですが「こう見えて叩き上げ」のところが大好物です。

 

そう!独歩くんとの掛け合いバースも最強に格好良くて、楽しそうでめちゃくちゃにいいですよね~。常に高め合っている二人だから「そりゃ強いでしょ?!」っていう自信がビシビシに伝わってきて。そしてフックを物凄く丁寧に伝わるように歌ってくださっているからこそ、リリックに意味がある、それをちゃんと考えるようになりました。

 

「B&D」本編とライブパートで印象を変えてくださってるのも凄過ぎて。ライブパートは皆んなとラップで会話し合っているイメージ。十四くんのバースを受けて余裕の笑みを浮かべてたり、獄さんとアイコンタクトしてリアクションしあってたり。本編でバトルしてぶつかり合って生まれた何かがあって、楽しかったんだろうなぁ。一二三くんはトラウマがあっても、ちゃんと向き合える、「人」が好きなキャラクターなんだなぁと。空却くんの内面の変化に気づいてあげられるところ、先生の様子を察して叱ってあげられるところ、トラウマを生んだ人物に対してだって。「人を信じることが出来る強さと弱さ」から生まれる気持ちの変化が、最後列の座席にいても伝わってくる。

 

「Our HOME」はもうご褒美中のご褒美ですよね。BoPで雨の中「なんで傘一本なんだよ?」と笑いながら二人が帰っていったホーム。ジゴロではないバトルでもない一二三くんと独歩くんの歌。嬉しそうに階段駆け上がって、伸び~~~ってしながら笑顔全開で歌う「Our HOME」。とーーっても幸せそうで可愛くて、胸がじんじんしちゃいます。

麻天狼の新曲も、ネオンと救いと大人の「シンジュク」らしさが詰まっていて最高of最高。ライムも振付も最高で全部素敵なのですが、最後の振付がセブチの「Dream」みたいで天才か!?ってなります。

 

いや怖い、永遠に書き続けてられる(笑)

文字数制限来たのでとりあえずここまでにします。

 

 

来週12/18まで公演をしていて、平日だけですがまだ当日券があります。この素晴らしいエンタメを沢山の方に観てもらえたらいいなぁ。

 

 

 

そしてこの先の公演も無事に幕が上がりますように。カンパニーの皆さんが沢山の笑顔に包まれますように。

応援しています!
 

ここからは12/8までの備忘録

 

◆12/1初回昼

・なんとこの日だけカテコ3回、ちょっとだけトークありました。空却くんから初日のありがたいご挨拶を頂いたのですが、加えて「配信をご覧の皆様」と本編中に言っていた先生に「寂雷…昼は…配信は、無ぇ」ってツッコミ入れてました(笑)夜公演は配信があって、昼はカメラテストしてたみたいです。

・私だけかもしれませんが、観客席めちゃめちゃ緊張と期待で溢れかえっていて。そしてステージの迫力に圧倒されてしまって…。舞台上もピリッと張り詰めていたような気がします。(でも2回目以降はお芝居の緩急と、ラップバトルは特に本編後のライブパートでの変化を出して楽しんでらして、流石だなぁと思いました)

 

◆12/2昼・夜

・「Hypnosis Delight」の曲煽り空却くん「空厳寺の檀家の皆様ァ!アイツの患者の皆様!」、締めは先生が「患者の皆様、元気になりましたか?疲れたという方…それは好転反応です☺️」って言ってて爆笑。

・ライブパート「B&D」おさななパートが終わって先生が上段から降りてくると、きゃいきゃいハンドサインしていた二人が息ぴったりに先生にお辞儀して、ステージ譲っててとーっても可愛かったです。

・カテコのご挨拶で深々と頭を垂れた先生がよろりと揺らめいてひやっとしましたが、たたっと一歩前に足を揃えて顔を上げて照れ笑いしてて...可愛さも併せ持つ先生...プライスレスって拝みました🙏✨

 

◆12/3夜

・これまでカレーだったおさなな家ご飯が、おでんに(笑)「熱かった」って言ってました。昼公演は野菜のアヒージョだったみたいです。

・ライブパート「B&D」で自分たちのパートが終わった後わちゃわちゃしてる二人が観れて眼福☺️二人で向き合って、独歩くんが笑いながら「もっともっと」って一二三くんを手で煽るから、だんだんジャンプが高くなってぴょんぴょーんする一二三くん。そして先生のターンを応援する二人…愛おしい😇✨

 

◆12/4昼

・先生「客降りの時間がもっと長かったらいいと思います☺️」って言っていた理由は、たぶん上手まで回れなかったのではと(笑)

・ライブパート「B&D」、独歩くんのバース前にいっておいで~と肩を叩いて送り出す一二三くん。「やめとけよそのブーツ」で足を指差す独歩節全開の渾身のラップ表現に先生も一二三くんもめちゃくちゃ嬉しそうで。階段を降りてきた先生がよくやったとばかりに背中ポンポンして話しかけて、自分のバースに向かっていきました。二人とも先生を応援してたんですが、今度は一二三くんが独歩くんにもっと高くって煽るのでぴょんぴょんする二人。はっと気づいた独歩くんが、俺の方じゃなくお客様の方向いてやってあげてとばかりに、一二三くんの肩を持ってクルッと客席を向かせてくれて、最下手、次は下手、、、と方向指示してくれててどっぽ神!?ってなりました😇

 

◆12/4夜

・初週最後の公演という事で全体的にめちゃくちゃアツかった!

・おさなな掛け合いバース、最高最強!!

・おさなな家ご飯がカレーに戻る。いや確かに毎日別のメニューは出せないですよね(笑)

・ぎゅっと拳を握るくらい「最高のOurHOME」のびーーーの全開笑顔が最高でした!

・ライブパート「B&D」、独歩くんがD.D.B手つなぎアーチからスワイプスみたいのキメながらラップして出てきて絶叫した後、脱げた靴を片手に一二三くんと抜群のコンビネーション見せて靴を履くところまでがワンセットでした(笑) 最高!

・夜公演も客降りで上手に行けなかったと思われる先生が「今日はそういう日のようです☺️」って言ってて爆笑しました。

 

◆12/6昼

・先週までとはちょっと違う、自然体の一二三くんがみえたような。出力抑えめなのだけれど、さりげなくフォローして、相手のことを思いあえる大人のDiv.。鮎川さんと井出さんとの三人のバランスが良いから、その日のテイストで描かれるものを最大限に楽しめるんだなーと感じました。

・おさなな家ご飯はパエリア

・下手で超絶丁寧にファンサしすぎて一切上手に行けなかった先生(笑)「時間配分を間違えました。こちらに全く行けなくてすみません。もっと時間があればいいのにと思います☺️」と上手に話しかけてました。

 

◆12/6夜

・普通の男の子ってこんなかんじなんだよなーっていう、TR2reのときも感じた、荒木さんと一二三くんが真底馴染んできた感じ。そんな印象を受けました。

・おさなな家ご飯はブルダックポッキュンモン。独歩くんはもちろん劇場にいるみんなの頭に「??」浮かんでましたよね(笑)「辛かった」そうです。

・心を隠して「大丈夫ですよ」という先生が、全然目を合わせないから。も―そんな顔して!何を言う!っていう一二三くんの気持ちが表れた、ちょっと強めの「隠し事は無しっすよ」。

・先生運ぶ時なんで駕籠持ちパターンだったの😂

・空却くんに対しても、男子高生が後輩に対して叱ってあげてるような。自分で考えることの大切さを知っているから、全部を言わずに最大限のヒントを。そんなのがあのメッセージに詰まっていて、この公演ならではってかんじでとっても素敵でした。別シーンでも、空却くんの変化に対してもすごく敏感で、ぴーーーーんと頭の上に電球が付くのが分かる(笑) 先生を見上げて小さく「ok」ってつぶやいて。独歩くんへの目くばせ、めちゃくちゃかわいかったなぁ。

・空却くんの「リーダーとして見届ける」その言葉にすごく嬉しそうに笑って、独歩くんに俺たちも行こうかって手を差し出す。その二人の関係性もすごく良くて。

・ライブパートの一二三くんも、静と動、光と影。出力の出し入れと色気満載でとっても素敵でした!

・「B&D」だったと思うのですが、指を折ってつくった拳の中に魂を込めるみたいに息を吹きかけてから歌い出したアクションに卒倒しそうでした。あまりに格好良くて...🥺❤️‍🔥暗がりの一瞬。他にもたくさん、荒木さんがサブリミナルのように入れてくださる「一二三くんらしさ」にドキドキしまくりました。馬飛びしながら出てきた独歩くんもらしくてかわいかったです。

・いやにしても、先生と獄さんのラストバトルアツかったなぁ。あまりにエモーショナルな先生のお芝居。目が少し潤んでいるように見えて、獄さんも全身で想いをぶつけてて😭✨

 

◆12/7夜

・みなさん疲れが出てきますよね…という集中力が切れそうな所を、麻天狼は荒木さんがうまーくバランス取って、引っ張ってくださった回に見えました。台詞の届き方とか置き方をかなり意識してコントロールしているような…それによってお話しが締まるし、ものすごく分かりやすくなる。観てる側も集中するから。そのコントロールが、シンジュクNo.1ホスト味や、ホームでのふわふわ屈託のない仕草の陰影をよりナチュラルに浮かび上がらせて、ほんっと余裕たっぷりのお芝居でした。昨日の心配を覆す、魅了スキル満載の声。好きーーー!ってなりました。

・おさなな家ご飯はジンギスカン(ケムリ臭え、窓開けろ)

・バンブーダンスで出てきた独歩くん。一二三くん嬉しそうに笑ってました。

 

◆12/8夜

・ナゴヤが目の前で一緒に悩んで喜んで明日を思い描くチームだとしたら、シンジュクは気高く愛情深い狼たちが個を尊重しあって高めあうチームなんだなぁと、今日の公演はそんな風に感じました。

遠くに灯るともしびを愛おしく思うように。鮎川さんと荒木さんと井出さんが描く麻天狼が愛おしくて。それは、やわらかーい一二三くんに、じんわりほっこりさせてもらったから。日向の香りがするようなほわほわとして、でもそれを作り出す過去があって。「先生、なんかあった?」「ついて行きたくないよね?」「きっと分かり合える日が来るっすよ」その優しさに胸がじんっと痺れてしまう。人を信じられる強さがあるから優しくなれる。優しいから叱ることもできる。「こう見えて叩き上げ」ですからね。それまで細やかに見せてくださったピースの一つ一つが繋がって最強になる。

・おさなな家ご飯はロコモコ丼

・急にやりだした「1ニョッキ!2ニョッキ!」昼になんかあったのですかね?それに対して「私は無益な戦いはしません。この戦いが一番無益です😌」って言ってた先生天才か!ってなりました(笑)

・「こちらのリングライト、災害時に役立ちます☺️災害時にはこちらで照らしてあげてください」っていうのも最高でした。

以上。思い出したら追加するかもです。

あー、楽しいーーーー!!!

 

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