奇跡の贈り物を授かった元プロ投手 -3104ページ目

ダルビッシュ投手登板試合ちょっと見る

間もなく商談に出発。

ダルビッシュ投手登板試合を今見始めていたところでしたが、ダルビッシュ投手、テレビ解説のように疲れ気味のところが心配です。

今日は無理せず五回か六回まででしょうか。

投球そのものはテクニックを駆使して好投。

今ハミルトン選手が内野安打。


ベルトレイ選手は足を故障しているようですが、前回見せてくれたライト打ちで一発、と思っていたらピタリ。

ライトへのホームラン。


では間もなく出発します。


今日の夜は横浜に宿泊です。

池袋に現る

東京出張で初めて池袋に泊まって、ホンマでっかTVを見ています。

池袋駅から今日の宿泊プリンスホテルに向かって歩いている途中に、ホテルナポリというところの前を通り、チェックインした後にナポリタン弁当を買って部屋で食べました。

先日のダルビッシュ投手のパートナー、捕手の名前とかぶってしまいました。


ある契約が6月末で終了する事になったため、東京の取引先や提案先に内容報告、情報の引き継ぎなどを行います。


プロ野球は交流戦がスタートしたようですが後からのスポーツ番組を楽しみにしたいと思います。

愛媛にて(野球教室と繊細な姿勢と親子愛)

一昨日、愛媛松山で野球教室の講師として参加させていただき無事に福岡に帰りました。

愛媛松山ではスーパーマリオ似の友人のお父さん、半身不随で施設に入っておられる野球好きのお父さんのお見舞いに、野球教室のプロ仕様のユニフォーム姿のまま行ってきました。


年に一度お見舞いに足を運ばせていただいているのですが、以前の全身麻痺の症状からマリオさんの、お父さんへの愛情と施設のスタッフの皆さんのご尽力、マリオさんのお父さんの前向きな姿勢が、常識を超えた回復につながり、現在は半身不随であるものの、自らの右手で食事を口に運び、食べる事もできるほどになっています。


「ロッテ強いね、、」

マリオさんのお父さんはそう言われたのですが、口が麻痺されているため、私がどうしても正確に聞き取る事ができず、マリオさんの通訳でわかりました。

老いと大きな病気と施設での生活の中、これだけの回復を見せて、毎年ますます元気になられるこのパワー。

素晴らしい!

親子愛が成しているものだと思います。


野球教室では、打撃指導の時間の後に、みんなが打った後のグランドを足で整えている中学生がいました。

時間が限られている中、普通は大人でも気づかない事に気づき、実践した選手を見て、他の選手にもその姿勢がいかに素晴らしい事かを伝えました。


ダルビッシュ投手登板試合の雨天中断時にベンチの中に入り込んだ水をはきだす掃除をしていたハミルトン選手が、その後に二打席連続ホームランを放った事や大活躍している話も例えに出しました。

ハミルトン選手はその日もホームランを放ったそうです。


雨天中断した前回のダルビッシュ投手登板試合で配球などに関して明確な課題があらわれている場面があり、テレビを見ていたマリオさんのお宅で解説したのが以下の内容です。


雨天中断後に出場した捕手は、ガッツ溢れて真っ直ぐな姿勢が伝わる良い選手で、打撃もパワーがあるようです。


打者心理を細かく考えながら繊細な投球をする日本の投手、特にダルビッシュ投手の最大の持ち味を活かすには繊細なリードは不可欠。


もちろんダルビッシュ投手クラスになれば、相手にあわせて投球ができるようですが、リズムもあるため余計な神経を使うと影響が出ます。


最初の2点を奪われたホームラン。


得点差があるため、捕手の要求通りに真ん中ややアウトコース寄りのストレートを右打者に投じたのですが、ほぼ完璧に捕らえられました。


次の同じ打者の打席の際に、明らかにストレートを狙っている場面で捕手はまたストレートを要求していたようです。

ダルビッシュ投手の表情から


「さっきの事とその前の様子からしても、ハッキリわかっているのだから、ここでそれはあり得ない。」


と心で言ったかどうかはわかりませんがそのような感じ。


その他主力打者に対する配球などでも、何度か捕手を呼び、確認する場面がありました。

よく見るとどこかイタリアン風なところもあるマリオさんに


「ここはこういう事なので、ダルビッシュ投手としてはこう考えていると思われます。捕手を呼んで、確認するはずで、こう話すと思います。」


話を聞いたわけではないのですが、ピタリとタイミングよくその場面が訪れたため、マリオさんは悪代官のような目をしながら微笑み

「恐るべし読み。」

と語られました。


この試合、雨天中断により先発捕手から代わって出場したわけですから、後の捕手は不在となります。


後から出場した捕手は、打撃の場面でフェンス直撃の三塁打を放っていましたが、打った瞬間にホームランと思ってゆっくり走り、打球がフェンスに当たって少し速度を上げて、転がり具合を見て、急にいけると判断して全力疾走に切り替え、最後はヘッドスライディングでギリギリセーフ、かつ大きな故障にもつながりかねないプレーでした。


つまり、あらゆる状況が頭に入っている選手であるならば、まず、最初にゆっくり走っていたものを、これは一か八か行ってみようという事でギリギリのプレーをするような事は避けるでしょうし、得点差や状況からすると、スコアリングポジションの二塁と、三塁では、条件はあまり変わらないため


「あらゆる危険、リスクを回避しなければならない場面」


だったのです。


そこでの判断。


次に、フェンス直撃の三塁打の後の打席で、相手バッテリーは考えて配球しているにも関わらず、走者二塁、三塁でアウトコースの変化球攻めが明らかにわかっていながら何も考えず、ストレートを引っ張る事だけを考えたスイングで三振した場面。


ここに、ダルビッシュ投手としての本来の投球にふさわしい、あるいはなんとかなる相手か、現時点ではかなりの努力が必要とされる相手かが明確にあらわれているわけです。

普段、私はここまで選手のプレーをどちらかというと否定的に表現しないのですが、やはり、ダルビッシュ投手にはメジャーでも


圧倒的な投球


を見せてほしいため、メジャーのプロの捕手としての最低限の感覚は持ち合わせてほしいと、期待を込めて語らせていただきました。

ただし真っ直ぐな姿勢とパスタやピザは大好きです(笑)


ダルビッシュ投手がより輝くためには、繊細なパートナーは必要。

後から出場した捕手には、ぜひとも努力してほしいと思いました。

その日はマリオさんのお知り合いの、定年退職をされた方の贅沢なご趣味、マイ窯で作られるピザの、ヨダレが出るようなお話で盛り上がりました。


繊細さに磨きがかかった頃のピザをぜひ食べてほしい、というお話をおかずに二杯だけ焼酎をいただきました。


充実した愛媛松山でした。