なんと山梨県では上映無し!!
スタローンがアカデミー助演男優賞にノミネートされても上映無し!!
東宝シネマズ甲府はどうしようもないですね。
クリントさんの『ジャージーボーイズ』もやらなかったし(`・ω・´)
皆大好きスタローンの新作は
ロッキー4でドラゴ(ドルフラングレン)に殴り殺されたアポロの息子がプロボクサーを目指してて ロッキーは説得されて渋々トレーナーになるって話。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160513/12/al-myu/16/02/j/o0399036913644745884.jpg?caw=800)
いい奴でした。゚(T^T)゚。
ようつべカスタマイザ
感想は とても良かったし泣けました(iДi)
ちょっと調べてわかった事なんですが
監督のライアンクーグラはこの映画の企画時27才で一本も映画を撮った事が無い状態でした。
知り合いに映画関係者がいて、アポロに隠し子がいたって設定を話したら スタローンに合わせてやるよ って事になって 一時間だけ時間があるって事で
金を集めてハリウッドに飛んだらしいんです。
スタローンにしてみたら 映画一本も撮った事無いド素人の若造が映画の夢を語ってるだけだったんですが
数日後 『お前の脚本でやってみようよ!』 って電話がかかってきたとの事。
でもこれ
スタローンが自分自身をこの若造に見たんじゃ?と言われてます
何故かと言うと
スタローン自身ずっと売れない役者で動物園で働いたりボディーガードで食いつないで 出た映画はポルノ映画だけみたいな極貧生活の中でオーディションを受けて 54回も落ちたそうです。
そんな生活の中、自分で『ロッキー』の脚本を書いて(この時29才)プロデューサーに直談判して『この映画は俺を主役にしないなら売らない』って言ってアメリカンドリームを成し遂げたんです。
(この時映画会社は当時大スターだったロバートレッドフォードを主役にするつもりで話を進めてました)
だから ロッキーはスタローン自身なんです。
そんな若い頃の自分と 無名の監督志望の若造が重なったんじゃないでしょうか?
更に ロッキー5では息子と共演してましたが
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160513/12/al-myu/7f/72/j/o0255019813644745886.jpg?caw=800)
その後役者としてはパッとしなかったんですが、 映画監督を目指して 小さい映画を何本か撮っていました。
しかし36才の若さで突然 心臓発作で亡くなってしまいました。
奇しくもその若造が訪ねてきたのが 息子が亡くなった月だったんです!
(命日だったのかまでは確認がとれないようです)
劇中 クリードがロッキーの部屋で息子にボクシングを教えてる写真を見つけます
聞くと『今は結婚してカナダに住んでるんだ。幸せならいいんだけどな』って言うシーンがあるんですが
ちょっと寂しげな表情で泣けるシーンでした。
映画監督を目指してた息子の命日の月に 映画監督を目指す若者がやってきた
しかも題材が 自分が世に出るきっかけになった『ロッキー』だった
ここで もう一つ凄い事が!
スタローンと言えば ラズベリー賞の常連ですが(最低の役者や映画を決める賞で最低男優賞を8回受賞)
馬鹿にされ続けてきた訳です!
僕らファンも含めてね(`・ω・´)
(スタローンが滑舌が悪いのは出産時の医療ミスで顔面の左側の神経が損傷を受けたせいで、片方の唇が下がってるのもそのせいです)
でも
この『クリード』でアカデミー助演男優賞にノミネートされたんです!
まさに這い上がる男!
受賞したら まさにリアルロッキーバルボア
だったんですが…
わかってねぇなアカデミー会員さん達よ~(゙ `-´)/
こんな凄いお膳立て無いじゃん!
(でもゴールデングローブ賞助演男優賞は取ったもんね~)
まあ でも ロッキーファンなら観るべきだし
観た事無い人もロッキー4まで予習して観れば 泣けますよ!
ようつべカスタマイザ
最後の最後にこの音楽が流れますが 込み上げて来ますよね~(。>0<。)
てか これ聴いて泣かない男っているんですかね??
最後にクリードが
『お父さんが生きてたら言いたい事は?』
って聞かれるんですが
その答えが泣けるんですよ(/TДT)/
オススメです!