私はタバコ吸いません。
タバコを吸っている人が独特なコミュニティーを築いていると気付いたのは、専門学生の時。
学校には喫煙所があった。
私の教室を出て直ぐの場所に。
その喫煙所は、隣のクラスや先輩達も利用しに来ていた。
まだ未成年なのにタバコ吸ってる人、結構いた。
別に教師はそれを咎める事はしなかった。
喫煙者は持ち回りで喫煙所の掃除をしていた。
教室のすぐ隣だから、誰が喫煙者なのかはすぐ知った。
休み時間になる度に喫煙所は人でぎゅうぎゅう。狭い部屋に灰皿と換気扇があるだけの部屋。ドアが開くたびにタバコ臭い空気も流れて来る。
全く授業では係わらないのに、「いつの間にかクラスメイトが先輩や隣のクラスの子と仲良くなってる!」とか、「え?この人達なんで仲いいの??」 って、、、考えたら喫煙所の縁なのね。
入ったこと無いから、どんな会話がなされているのか不思議。
どうやって仲良くなるんだろ??何か喋りやすい・コミュニケーション取りやすい場なのかもしれない。
クラスメイトよりも仲良くなってんだよね。嫉妬するね。
凄い仲良さそうにワキャワキャしてて、ちょっとズルくない?
面白そうにつるんでて、遊びに行ったりもしてて、飲み会してたりしてて、、、サークル活動みたいな、”タバコを吸う人の会”みたいなのいつの間にか出来てたの。
タバコを吸ってる人同士の繋がりって何か不思議って、その時感じた。
オフィスでアルバイトしてた時はスケルトンの喫煙所があって、誰が入って行ったか、誰が今吸っているか丸見え。
休憩の時間というのは無くて、タバコ吸いに行きたくなった人は吸いに行くって方式で、吸わない人から見れば不公平。
ここでもまた独特な人間関係を垣間見た。
タバコ吸ってる人同士って、友達になるの早い。
仕事で係わる事の無い部署の人と仲良くなってたり、交際に至ってたり。。。
喫煙所内で仕事の相談とか、誰かの噂話とか、改善点話し合ったり、情報交換、、、してるっぽかった。「喫煙所で会社を動かしてるんじゃないか?」って感じ。
「いつのまにそんな改善についての話しが進んでたんですか?」って考えると、喫煙室なんだよね~。
喫煙室ってズルい!!!
喫煙室入って行く人を見て、誰が吸ってるのか知るのは結構楽しかった(笑)
大人になると意外な人が吸ってんだよね。
ピンク大好きな格好してる女子大生がタバコ吸ってるのには驚いた。
かわいい子とか、まじめっぽい人、吸わないと思ってた人も吸ってたりして、見た目じゃ喫煙者は分からないなって悟った。
=喫煙室って不思議な空間=