神(カビ)との対話 最終章 | akyoonの異端の医学と不思議な情報

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医学や健康医療の【トンデモ論】を主としています・
本人はいたってまじめ。 しかし自分で自分を検証できないので、眉唾と取捨選択が必要。

いよいよ愁傷です!



「さ~~て、長くはなしすぎたようじゃな。
わしも仕事をしなくては、あんたも忙しいんじゃろうからな。呼び止めてすまなんだと思う。これをばい菌からあんたを人類代表としてのメッセージとしよう。
「ええ~~人類代表なんてまっぴらごめんですよ。だれかほかの人に話してくださいよ」

「わしはもう少し汚物を食い尽くしたら死んでゆく運命じゃ。あんたとまた合うことはないであろう。ここで出会ったのも多生の縁というではないか。わしの話したことゆめゆめ忘れるではないぞ。 汚物からわしらがわいて来る。汚物の原因には薬が親玉格で筆頭。
あとはみんなが知っている食毒、そうして多くの人間様が言う人間の想念毒・・これもじゅうぶん認められて来たことの様じゃ。しかし、このような事はだれも知っていることじゃから、わしがわざわざ言う必要もない・・・・よそで聞いておくれ。」

「ちょっと、待って。あんたたちばい菌やウイルスは、最初は“わく”って言いましたが、血液からですか?どんな分子式で構成されてくるんですか?」
オレはさっきから気になっていたことを聞いた。
「分子式?・・・ばい菌にそんなこと分かるか!ほほう、お前さんたちが好きな、『科学的に証明せよ』ってわけかい。」
「そうですよ、まさか何も無いところから“わく”わけないでしょう。」「実はその何も無いところからわしらは“わく”んじゃよ、ホッホホ・・・」
ばい菌はオレをからかうように笑って言う。
「何も無いところに、すべてが有る。
だから、“無い”けれども、“有る”んじゃのう~。
「????・・」
「お前さんが、さかだちしたって、そこはつかめないんじゃから、そこは無いとも言える。しかし、有る。
いや、べつにあんたをからかうつもりではないんじゃ。
あんたがたの有限の世界からはつかめない世界じゃから、無の世界と思っているだけのことじゃ。無限をつかめたら、それは有限じゃからのう~。そうして、その無限の世界こそ、実体なのじゃ。逆にあんたがたがつかんでいる有限の世界の方が、夢まぼろしの如し・・・なんてね。
ま、わからんでもよいわい。
そんなことよりも、たいせつな事は言って聞かせたつもりじゃ。

わしらは、人類だれもが見逃して来た“薬毒”が一番好物なのだということをゆめゆめ忘れるでない。
それが、わしらからの人類へのメッセージじゃったな。そして、あんたはんが、そのメッセージを受け取る代表となったわけじゃ。ホッホッホホ~~~」
なにやら、ばい菌の説明はさっぱり分からなく、オレにはその高笑いだけが耳にいつまでも残っているのだった。

「よ~うしと。 それじゃあな。 これでわしも思い残すことはない。
サラバじゃ。どれ、食い残したあんたはんの汚物をいただくとするか・・・    アア~、イソガシイ、イソガシイ・・・・」

話を終えた古老の親分と思えるばい菌は、さっさと、向こうでうごめいている仲間の方にゆっくりと歩き始めた。ばい菌のそのうしろ姿はながい話のあとですこし疲れたようにも見えた。
オレが最初に見たときは、ばい菌のやつが黒くて槍を持った悪魔の様なかっこうに見えていたのに、去って行くやつの後ろ姿を見つめていたら、なにかコウゴウシイような姿に見えたのには不思議な気がしたのだった。

オレはそのうしろ姿をみて、思わず、
「待ってください!せめてアナタのお名まえをきかせてください。」
(ばい菌に名まえもなかろうニ)
オレはおもわずばい菌の後を追いかけ、片足をつかんでしまった。

(ん?足がけっこう太いなあ・・)こんなときに変なことを思いながら、オレは足をつかんだまま、なぜか意識がもうろうとして来た。

どれくらいの時間が経ったのだろうか?



「アンタ!!なにしてんの!!」
その声で、オレはもうろうとしていた気分から目が覚めた。

頭を上げて見ると、なぜかオレはうつ伏せになっていて、カアチャンの足をシッカリとつかんでいた。

「なに寝ぼけているのヨ、あんた!
おや?・・・・・そういえばひさしぶりねえ~~」
妙にやさしい声に変わったカアチャンの声に、オレのからだはいっぺんに硬直してしまった。
(まだオレは迷想ちゅうにちがいない!まだオレに迷いがあるからにちがいない。きっとそうだ、そうにちがいない。)
オレは自分に強く言い聞かせていた。

だが、そこからは現実に直面しなければならない大問題で、オレは夢のような妄想のようなばい菌の話をいっぺんに忘れてしまった。
(やはり、あれは夢だったんだろうか・・・)

「ばい菌が話をするなんてことは有りはしないんだ。オレの妄想なんだろう。」
オレは、ときどき思い出しては自分にそう言い聞かせている。

しかし、時には不安になることもある。
「オレが人類代表にされたんでは、たまったモンじゃない。
オレは責任を被らなくてはならない・・・と、とんでもないことだ。
どうしたら、それから逃れられるのだろうか・・・・ソウダ!!
だれかホカの人にこの責任を渡してしまえば・・・・・・・・」

追記 2014/05/23

ここまで、読んだ方は「バトンを渡された」のです。
  やっと、気楽になれたぞ。

 つまり、あなたは誰かにこの話を渡さないと、その責任をしょっている・・・・

むかし、不幸の手紙というものがあった。
現代版幸福の手紙に

  ご愁傷変   終了

愛光楽秋遊