今の時期は山の斜面をはいずり回っている。
ヤモリだね。
山菜採りという大義名分を掲げて、春の山を駆けめぐる。
いや、駆けめぐるなどという様なカッコいいものではない。
なんたって急斜面。
足にはいぼいぼ付きの地下足袋を履いて、それでも足りずにヒッシと斜面に両手をつけて、木や大きな草の根にしがみついている姿は、やっぱりイモリかヤモリか。
その山の中にものすごく大きな大樹(大きいから大樹なんだ)がある。
それにしがみついて、まあ抱きつかれた大樹も迷惑だろうが・・・ハグハグしているのだ。
愛してるよ。このワタシに大地のエネルギーをチョウダイ!!なんて言ってる。
まあ、誰かが見てたら恥ずかしくてどうしようもないだろうが、春の山の中、それも急斜面の藪の中。誰がいようか。
一年のエネルギー、春の生命力をいただくには春の山の中をはいずり回っているだけでよい。
巷ではいろんな嘘八百が行われている。
それをどうにかしようなどと考えている内はまだまだあまいのかも知れない。
大地のエネルギーは太陽のエネルギーを戴いて、月の調和エネルギーと三位一体の大調和を醸し出している。
そんな地球の大地の愛を直に感じられるのは春の山にとけ込むのが一番だ。
周りはウグイスが唄っている。口笛でマネするとあちらも呼応して鳴いてくる。
ああ、医学の革命だの地球温暖化詐欺だのと言ってわめいている自分がいかに小さな心配をしているのか。
この春の山深く、急斜面をはいずり回っていると、
「な~~~んにも、しんぱいない」という地球の声が聞こえてくる。
ほう~~ほけきょ~~~う。