縛師
akyoonの告白
な、縄がない!
ええ~~~~~~~
この時期に縄がない?
じゃ、じゃあ、縄師としてのボクの使命は!?
ど、どうなるんだあ~~~
ボクに縄を持たしたらもう!
活き活きとして、まず相手に向かって突進。
この時は鼻息が荒い。
そういえば、むかし奥さんが言っていた。
「あんた鼻息が!」
と顔にかかる鼻息を嫌っていたっけ。(縛、いや、爆。 どういう場面だ!?)
でも、鼻息は荒いわけだな、構造的に。
親指が入るかも・・・・あ、いま入った。。
そして、両手をまわして相手をギュッとしぼる。
そしたら、キをみて、ここぞとばかり縄をぐるっとまわすのだ。
そして、縄をぎゅぎゅっとしぼる。
ぎゅ、ぎゅ、ぎゅっと
そうだ、縄は二重にまわした方がよい。
あとは右手と左手でぐいぐいっと引っ張るのだ。
もう、あとはキリキリっとしまるのだ。
ところが
最近の縛師ときたら、
肝心の縄をケチッって。
たった一重にしちゃって、もう~
あれじゃあ、ぎゅぎゅっとしぼりは出来ないだろう。
縄をケチッてしまったんじゃ、もうお仕舞いよ。
それじゃあ、商売人だ。
一重にしたからといってどれだけ価値があるんだ。
(と、いいつつ、当人も最近はまねして、縄をケチッている 悲笑)
三重とは言わない。
二重で充分なのだから。
ところが、これを一重にハショッテしまい、おまけにだ、縄の太さも細くしだしたのだ。
まったく最近の縄師ときたら!
(と、言いつつ、当人がすでにそれを採用している 非笑)
ボクの出番も少ないのだが、この時期、縄が少々必要なのだ。
ケチって、ケチって・・・・それでも縄はかなり必要だ。
縛る相手は大小あわせてもかなりの数だからだ。
吊りものにも必要だから、吊り用はあまり細いのはダメなのだ。
やはり、吊りは高等テクニックがいる。
吊り師となると、それはもう美的感覚が要る・・・と思う。
きれいに天上の方から一直線に縄をつり下げて結んでやるのだ。
少しでも曲がっていると醜い。
一直線につながれてこそ、美なのだ。それが何本もつり下げられる。
縄の芸術だな、ウン。
もちろん、縛り目は「男結び」だ。
これもギュッと絞られたものが美しい。
そして、縄をそろえてから、ちょっと短かめに貯金、じゃない、チョキン、っと、はさみを入れる。
嗚呼、日本の男結びで縄師の喜びも最高潮に達するのだ。
ああ・・・
それなのに!
なんと、縄が無い!?だと????
某コメリホームセンタア~~に行ったら、なんと縄が置いてない!
ぎょえ~~~~
意気揚々と、これから本番に向かって縄師の生きがいが・・・・と思っていたのに。
なんと、縄が無いのだ。
ああ~~~
なんということだ。
店員いわく。
あの~~、福島原発のせいで・・・放射能のせいで・・・稲藁が・・・・・縄になる稲藁が・・・・
なんちゅうことだ。
放射能汚染で、稲藁が縄にならないというのだ。
これじゃあ、縄師は食いっぱぐれ、いや、生き甲斐が・・
どうやら、これは某コメリホームセンタア~~だけのようだった。
他の入手先が見つかりほっと安堵している。
そして、いま、今日も相手をジロっと見定めてから、突進して行ってギュギュッとしぼり、縄を二重に(いや、ケチッて一重に)まわして、男縛り、じゃない、男結びでキュっと。
そして、チョキンと切れの良い音を楽しみながら庭をかけずり回っているきょうこのごろである。
それにしても、福島原発の放射能の影響は縄師にまで及ぶとは・・・
過剰反応じゃないのかな?
注; 相手は決してうら若き女性じゃありません。(かと言って大豊島でもないが)
まっとうな樹木です(非笑←?)
吊り 決してうら若き女性を吊り下げているんじゃありません。
たとえば、松とか棒を中心に立ててそこから各枝に結びつける縄の美しさ。
え? だれが「うら若き女性」と言ったって?
あ、自分の妄想にしか過ぎないのか(非笑)