ミートボール偽装告発でみる世間の受け入れ
お昼の社会話題番組で食品偽装の発火点的役割を果たした、食品偽装の内部告発者が語るひとこと。
「むなしいだけです。」
え??
社会的に問題化した企業の裏にある嘘、食品偽装を問う為に自らの人生を犠牲にしてしまったということなのだろうか?
そして、その犠牲とは?
どうやら、それは家庭崩壊に繋がったことらしい。
つまり、正しいことをして家族が認めてくれなかった。
たったひとりの娘だけが理解を示してくれたが、妻さえも理解してくれなかった。
おそらく、周りの社会も認めなかったのであろう。
「自分の会社を潰してしまった。自分の仕事を奪った」という憎しみ。
そこには自分のことしか無い。
社会の目が気になるから、報道されて迷惑だったという家族。
自分の身内だけは信じてくれたのなら、もっと違った答えが出てきたのだろう。
「残ったのはむなしさだけだ」
そう告発者は語り、日々抗うつ剤を大量に服用しているという。
そうなのだ。
この小さな食品偽装告発でさえも、社会が受け入れないとなると、大きな嘘や告発が社会に受け入れられる確率は非常に低いのだ。
クスリの真相やらワクチンの真相などを、また二酸化炭素原因説温暖化などの真実を伝えようとしても、受け入れる側の大衆社会がまったくもって未熟なのだ。
その未熟社会においていくら真実を語っても逆に批判や罵倒、村八分的な差別を受ける。
これでは実名で真実告発してもかえって、その告発者の方が実害に遭うのだ。
そこで、匿名でなるが、匿名では事実性が薄いとなって無視されるだろう。
ボクがクスリも飲まない、病院で医学治療も受けないと言うと、却って家族の方が社会一般よりも攻撃的に非難されたことが記憶にある。
自分らに無関係なら真実などどうでも良いという大衆が多い中で、実際に告発した時に起こるのは身近にいる家族や近親者、周りの住民などからの反発なのかも知れない。
社会的正義が地域では悪になるという例がこの告白者の語った「むなしいだけだ」というひと言である。
ボクは今でもこの医学問題に関して話題にすることはほとんど無い。話し始めると途端に非国民に見えるのだろう。 そんなおかしなヤツに関わると、いや親戚や家族だという事が恥ずかしいという意識があるのだろう。
どこまで言っても長いものには巻かれろだ。
特に身内からそんな異端者が出ては家族は迷惑なのだ。
それは悪でも正義でも同様なのだ。 とにかく、世間と違った意見を言うのはやめて欲しいのだ。
それは結局自分にも関わってくるからだ。
世間の目が怖いという怖じ気が常に作用している。
この社会で無事に生きていける為には決して世間に逆らってはいけない。
あの敗戦で大衆は反省したのだろうか?
もうどうみても日本は負けると知っていた知識人はたくさんいたのだろう。
しかし、無知な国民はお上に逆らうな、世間と違うことを言うな。言ったらひどい目に「自分が遭う」という事で、身内にそんな事を言う者が居たら、避けて近寄らず、そうして、どうなったのだろう?
その後、敗戦になって、そういう大衆は国民の大部分だったろうに。
その反省などあったのかどうか? いや、なかったのだろう。
敗戦の責任は軍部、特に陸軍、それも数人であり、その大将は東条だったというわけだ。
本当にそうなのだろうか?
その当時、闘えば負けるという国力を知っていた者や、戦争で解決しないという平和主義者などもいたはずだが、それらを打ち消したのはその当時の大衆だろう。日本国民が総じて戦争を叫んだ。
その中で反論を唱えた者はもちろん軍部の統制も警察の取り調べもあっただろうが、決定的なのは周りの人間なのだ。
密告もあるだろうし、集団で黙らせる事もあったろうし、村八分にしただろうし、親戚でさえ非国民とは付き合わないという態度だっただろう。
この番組でみる告発者が一番答えたのが身内からの非難であり、村八分(離縁とか別居)だったと思う。
たったひとりになって「おれのやったことは本当に正しかったのか?」と自問自答しながら鬱状態に陥ってしまったのだろう。
「残ったのはむなしさだけだ」のひと言はまさに
大衆、国民に対する「告発」なのだ。
医師会、製薬企業、厚生省、政治家、マスコミ・・・こういう告発対象の裏には証拠もたくさんある。
しかし、もっとこれらだけをいくら告発しても無駄なのではないのか?
告発相手はもっと身近にあるのだ。
それが同じ国民であり、同じ社会人であり、親戚や家族なのではないのか?
真実を語る者を一番阻害してしまうのが身内にありとしたら、その告発の言葉が
「残ったのはむなしさだけだ」
というものではないのだろうか。
最後に
抗うつ剤を大量に飲んでいると言うが、この鬱病を作り出す元凶になるという事実を知って欲しい。
意欲も気力も無くして、肉体まで蝕んでしまうこの抗うつ剤は医学の犯罪と言っても良い。
精神科医の犯罪を問う