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Am Theater...

今まで観てきた、歌とか、ミュージカルとか、舞台とか、感じてきたことを思うままに書いています。素人の戯言です。
徐々にアップしていこうと思っています。編集途中なのでお見苦しいところはお許しください。

$Am Theater...

会場) KAAT 神奈川芸術劇場
主催) パルコ
主な出演者) 増田有華(AKB48)、ISSA、良知真次、エハラマサヒロ、森久美子、小柳ユキ、JONTE' MORNING、瀬戸カトリーヌ、吉田メタル、陣内孝則
翻訳演出) 宮本亜門
訳詞) 森雪之丞
音楽監督・編曲) Nao'ymt
振付) 仲宗根梨乃
美術監修) 増田セバスチャン
台本 / 作) William F. Brown
作曲 / 編曲) Charlie Smalls
作詞) Charlie Smalls
原作) Lyman Frank Baum "The wonderful wizard of Oz"
代表曲) Home, Be a lion, Ease on down the road

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】カンザスに住む少女ドロシー(増田有華)。ある日、竜巻に巻き込まれ、気が付くとマンチキンの国にいた。その時一緒に吹き飛ばされた鏡台が東の悪い魔女エバミーンをおしつぶして死んでしまった。そこへ北の善い魔女アダパール(瀬戸カトリーヌ)が現れ「帰りたい」というドロシーにオズの国にいるウィズ(陣内孝則)に会いに行くことを勧める。ドロシーはエバミーンの銀の靴を履き、黄色い道の案内人(ジョンテ)に導かれてエメラルドシティーを目指す。その道すがら、脳みそが欲しいかかし(ISSA)、心を取り戻したいブリキ男(良知真次)、勇気を持ちたいライオン(エハラマサヒロ)と出会い、彼らも願いを叶えるため一緒に旅をする。道中、様々な困難に遭いながらもエメラルドシティーにたどり着く。しかしウィズは願いを叶える代わりに西の悪い魔女イブリーン(森久美子)を殺す事を条件として出す。
人を殺すのは嫌なドロシーだったが、とにかくみんなとイブリーンの住む城へ向かう。その途中でイブリーンの手先に捕まって城へ連れて行かれるが、まんまとイブリーンをやっつけ、意気揚々とエメラルドシティーへ戻る。しかし、ウィズがいかさまである事が解る。かかし、ブリキ男、ライオンはそれぞれ望む物をそれまでの過程で手に入れていることに気付くが、ドロシーだけは望みが叶えられないことが解る。さらに、ウィズがオズの国にきたときに使った気球でウィズと共に帰ることを提案されるが、これもウィズの裏切りによりドロシーは置いて行かれる。傷心のドロシーに南の善い魔女グリンダが、銀の靴のかかとを3回鳴らせば望みが叶えられることを教える。

【作品について】オズの魔法使いは"智慧と愛と勇気をもって「信じれば願いは叶う」"というテーマを基盤にアメリカ社会では広く根付いている物語で、今もそれを題材とした様々な作品(Wickedなど)が作られている程である。映画『オズの魔法使い』では主に白人により演じられ(ジュディーガーランドなど)ていた。一方、THE WIZは映画ではMichael JacksonとDiana Rossで有名だが、元々はオズの魔法使いのBroadway黒人Musical版として1970年代に誕生した。それまでと異なり"黒人による黒人のためのミュージカル"としてBroadwayで演じられトニー賞を多く受賞しロングラン公演されてきたことは、当時まだ黒人差別問題が根強く残っていた社会にとって、黒人も白人と同様アメリカ社会でのアイデンティティーを示すなど、大きな意義があったと考えられる。

【感想】
二度目の観劇。
森久美子さんの歌はやはり素晴らしく、とてもソウルフル且つパワフル。オリジナルと引けを取らないと思った。また、主役の増田有華さんも、九月KAATでの公演の時よりも演技も歌も明らかに上達していて、最後のHOMEでの声の出方が違った。まだまだ伸びる方なのね。今後、彼女はぜひミュージカル女優さんになって欲しい。
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会場) 東急シアターオーブ
主催) TBS/ホリプロ/東宝/梅田芸術劇場
主な出演者) Cyril Nicolaï, Joy Esther, Stéphane Neville, John Eyzan, Tom Ross, Gwlandys Fraioli, Stéphanie Rodrique, Sébastien El Chato, Brigitte Venditti, Stéphane Métro, Frédéric Charter
演出) 合議制 (2001年初演時の演出家/振付家レダによる演出を基に何度もブラッシュアップされ、改訂され、10年パリ凱旋公演時のスタッフ&キャストのコラボレーションにより完成)
振付) Carl Portal
衣装) Laurent Déjardin
舞台美術コンセプト)Dominique Lebourges
ライティング・クリエーター) Tom Irthum
編曲) Gérard Presgurvic & Carolin Petit
音響) Philippe Parmentier
テクニカルディレクター・制作ディレクター) Eric Dumesnil
代表曲) Les rois du monde, Aimer

音楽   ) ☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】イタリア・ヴェローナ。対立するモンタギュー家とキャピュレット家。モンタギュー家の一人息子ロミオは友人達と人生を楽しみながらいつか本当の恋が出来ることをねがっていた。一方、キャピュレット家のジュリエットは母に女の悲しみを説かれていた。そんなとき、舞踏会で二人は出会い一瞬で恋に落ちる。ジュリエットのバルコニーに忍び込んだロミオ。二人はお互いの気持ちを確認し合う。ジュリエットの乳母の協力を得ながら、ロミオはその足でロレンス神父にジュリエットへの愛を告白し、結婚式を挙げる。 しかし、ヴェローナではすぐに二人の噂は広まる。ジュリエットに密かに思いを寄せていた従兄ティボルトはロミオを捜し、彼の友人マーキューシオと決闘し殺してしまう。それをみて正気を失ったロミオはティボルトを刺してしまう。人目を避けて最初で最後の夜を過ごすロミオとジュリエット。大公によってロミオはすぐにマントヴァへ追放される。その後、ジュリエットはパリス伯爵との結婚を推し進められる。それに絶望したジュリエットはロレンス神父に助けを求め、仮死状態になる飲み薬を渡す。そのことをロレンス神父はロミオに伝え、彼女が目覚めるとき彼がそばにいることを約束する。薬を飲んだジュリエットは翌日冷たくなった状態で乳母に発見され、ヴェローナ中に知れ渡る。友人ベンヴェーリオはロミオにジュリエットの死を伝えたが、ロレンス神父の手紙は間に合わずその真実を知らないまま自害。目覚めたジュリエットは横にいるロミオが自害したことを知って絶望し、彼女自身も自害する。

【感想】
・皆さん歌がお上手だった。ロレンス神父は喋り声は低くて渋く、歌声も素晴らしかった。シャンソンのようでもあった。乳母のジュリエットを思う心も深く温かかった。両家の母上様方もそれぞれ個性がある上に声に力があって迫力があった。全員を上げていくときりがないけど、とにかくみな深くて力強い。主役二人は少し迫力に欠けてたのか若くて声がまだ細いのか、たまにオケに負けているときがあったけど、充分聞き応えのある声であった。ただ、マイクの癖なのかわざとなのか、音響効果が強かった感じがして、折角素晴らしい(であろう)声を皆さんお持ちなのに、その伸びやかさというか良さが少ししんでしまっていたのが残念。フランス語の語感なのかな、とても美しくテンポよくてよかった。
・楽曲はどれもロックやポップスなのに、どこかクラシックの香りがしてきて"ヨーロッパのミュージカルです"という感じがした。同じフレーズの繰り返しが多い曲が結構あった。時にはユニゾンになりそれが訴える力や人々の悲しみ苦しみを巧く表現していてとても効果的に感じたけど、時にはそれが冗長な感じがしてあきったいと感じたこともあった。特にこれっと耳に残る曲がなかったのも残念(あぁこれが一押しの曲なのかな?と感じるものはあったけど)。曲と曲が間があくことなく次から次へと続いていたのは、見る側にどんどん”これでもかっこれでもかっ”と伝えようとしていてよかった。
・ダンスはとても力強く、激しく、目を奪われた。そこへ、照明がとても効果的に使われていた。赤と青で両家を表していたのだけど、ぱっと見でわかりやすくもあったが、暗めななかでのそれらの照明がまた民衆の心の闇を描いてる感じがした。目の光への順応速度の遅さを利用することでぱっぱっぱっと一瞬にしてテンポよく変えていく様や不思議な空間を作り出している所が素晴らしいと思った。あと、周りのダンサーが順々に倒されて、彫像のように倒れてそのままでいるシーンがあったのだが、足を中途半端に長時間上げていたり、アレは姿勢が相当辛かったんじゃないかなぁ。操り人形のような動きやスローモーションで戦うシーンを描いて、それらを後ろの方で動く人がいかにも支配しているようだったり、太極拳のような動きで力強さを表していたり。割とダンスとその意味がわかりやすいように表現していた気がする。
・死を意味する真っ白なダンサーが現代舞踊のように踊るのが死への不安などを巧く表現していた。
・衣装はとにかくセンスがよく。シンプルすぎず、適度に派手で。フランス的なセンス?とにかく素敵だった。
・ロミオとジュリエットが出会った瞬間空気が止まって(恋に落ちた衝撃を表してる?)とても美しかった。白い衣装なのは純愛を表していたのかな?また、バルコニーのシーンも純愛がとても美しかった。また、二人のつかの間の一夜がとても切なかった。
・二人はお互いの死を悲観しながら(片方は勘違いだったわけだけど)死を選ぶわけで、一般的にも悲劇として扱われているけど、私は最終的に二人がやっと心おきなく一緒にいられる場所へ旅立つことが出来て、死後の世界というものがあるのであれば、それは幸せなんじゃないかなぁと思った。まぁこれはAIDAのエンディングが頭の中にちょろっとかすめたからな訳だけど。
・最後の方は頭の中でWest Side Storyを思い出していました。(WSSは元々ロミオとジュリエットを題材にして作られたのだから当たり前だけど) あぁこのひとがあの役ね~とか。

オマケ)リピーターチケットが格安で売っていた。
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会場) KAAT 神奈川芸術劇場
主催) パルコ
主な出演者) 増田有華(AKB48)、ISSA、良知真次、エハラマサヒロ、森久美子、小柳ユキ、JONTE' MORNING、瀬戸カトリーヌ、吉田メタル、陣内孝則
翻訳演出) 宮本亜門
訳詞) 森雪之丞
音楽監督・編曲) Nao'ymt
振付) 仲宗根梨乃
美術監修) 増田セバスチャン
台本 / 作) William F. Brown
作曲 / 編曲) Charlie Smalls
作詞) Charlie Smalls
原作) Lyman Frank Baum "The wonderful wizard of Oz"
代表曲) Home, Be a lion, Ease on down the road

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】カンザスに住む少女ドロシー(増田有華)。ある日、竜巻に巻き込まれ、気が付くとマンチキンの国にいた。その時一緒に吹き飛ばされた鏡台が東の悪い魔女エバミーンをおしつぶして死んでしまった。そこへ北の善い魔女アダパール(瀬戸カトリーヌ)が現れ「帰りたい」というドロシーにオズの国にいるウィズ(陣内孝則)に会いに行くことを勧める。ドロシーはエバミーンの銀の靴を履き、黄色い道の案内人(ジョンテ)に導かれてエメラルドシティーを目指す。その道すがら、脳みそが欲しいかかし(ISSA)、心を取り戻したいブリキ男(良知真次)、勇気を持ちたいライオン(エハラマサヒロ)と出会い、彼らも願いを叶えるため一緒に旅をする。道中、様々な困難に遭いながらもエメラルドシティーにたどり着く。しかしウィズは願いを叶える代わりに西の悪い魔女イブリーン(森久美子)を殺す事を条件として出す。
人を殺すのは嫌なドロシーだったが、とにかくみんなとイブリーンの住む城へ向かう。その途中でイブリーンの手先に捕まって城へ連れて行かれるが、まんまとイブリーンをやっつけ、意気揚々とエメラルドシティーへ戻る。しかし、ウィズがいかさまである事が解る。かかし、ブリキ男、ライオンはそれぞれ望む物をそれまでの過程で手に入れていることに気付くが、ドロシーだけは望みが叶えられないことが解る。さらに、ウィズがオズの国にきたときに使った気球でウィズと共に帰ることを提案されるが、これもウィズの裏切りによりドロシーは置いて行かれる。傷心のドロシーに南の善い魔女グリンダが、銀の靴のかかとを3回鳴らせば望みが叶えられることを教える。

【作品について】オズの魔法使いは"智慧と愛と勇気をもって「信じれば願いは叶う」"というテーマを基盤にアメリカ社会では広く根付いている物語で、今もそれを題材とした様々な作品(Wickedなど)が作られている程である。映画『オズの魔法使い』では主に白人により演じられ(ジュディーガーランドなど)ていた。一方、THE WIZは映画ではMichael JacksonとDiana Rossで有名だが、元々はオズの魔法使いのBroadway黒人Musical版として1970年代に誕生した。それまでと異なり"黒人による黒人のためのミュージカル"としてBroadwayで演じられトニー賞を多く受賞しロングラン公演されてきたことは、当時まだ黒人差別問題が根強く残っていた社会にとって、黒人も白人と同様アメリカ社会でのアイデンティティーを示すなど、大きな意義があったと考えられる。

【感想】
・ずっとずっと上演を待ちわびていた作品。映画と舞台ではとにかく迫力が違う。1984年に来日版The WIZを観たのが私にとって初めての来日版ミュージカル(初めてのミュージカルはそのに週間前に観たCATS)。決して良い席ではなかったし、英語も解らなかったけれど、黒人の方々が持つ独特のリズム感、出演者の歌の迫力に圧倒された。私がミュージカルを大好きになったきっかけの作品。オズの魔法使いというしっかりした原作、単純明快なストーリー、そして、ジュディーガーランドが映画で演じたのとは違うこの作品自体が持つ意味にとても衝撃を受けたのを覚えている。それが故に、多分演じるのが難しかったと考えられ、オランダとかで上演されたり過去に日本でも同名で演じられた形跡はあるのを見たけれど・・・。宮本亜門さんがこの作品の持つ黒人独特のテンポをどう日本人仕様にカスタマイズするのか、興味があった。朝の情報番組で歌っているところを一部公開しているのを観てそう思いながら楽しみに観劇。

・客層が、いつも観るようなミュージカルとちがって、若い人が殆ど。
・最初の嵐のシーン、衣装が白でかなりシンプルな衣装のためかさらわれるシーンなのに迫力に欠ける。
・冒頭のカンザスの家のシーン。マンション。これは映画に設定を合わせた?
・超ド級迫力ミュージカル、と銘打っているのを期待していたほどの迫力ではなかったけれど、全体的を通して中だるみする時間帯でも飽きることなく、次から次へとぐいぐいと客に"勢い"を押し込んでくる。
・映像とかも上手に使っている。
・数曲、聞いたことない曲があった。日本的な曲調に感じた?
・歌は皆さんとてもお上手で、それを基準にキャスティングされたのかな?って感じた。ただ、その分、演技が・・・少しだけ物足りない感じがしなくもなく。門番さんはさすが舞台出身の方だけあって演技がとても自然で巧みな感じがしたかな。
・当然だけど、所謂"オズの魔法使い"とは違うし、かといって、来日版のThe WIZとも少し世界観が違う。基本がTheWIZ、としっかり芯が通っているのだけど、ちょっとした冗談や言い回しとかぐっと日本に合わせてあるし、曲も舞台装置や衣装などで表現されている世界観が所謂"オズの世界"とはまたちょっと違う。衣装や装置などとてもカラフルであざやかでファンタジーフル。確かに出演者さん達が言っていたように「テーマパーク」のよう。日本人が演じる以上、黒人の方々と全く同じように演じる事はまず不可能だし、元々の黒人的な作品をただ真似するのではなくその間隙を埋めたというか、すりあわせていった結果なのかなと。これがきっと宮本亜門さんが描きたかった"日本のWIZ"なんでしょうね。

・休憩は二十分取ってあったのだけど、カフェに並んだ人数が多すぎたのか、さばききれず、時間不足になり、お茶できないひとがけっこういたようだった。

・二幕はじめ、森久美子さんの"Don't Nobody Bring Me No Bad News"は、黒人の方が歌うのとは違うけれど、迫力があってとてもソウルフルでさすがだと思った。彼女のそれまでの背景がキャラクターに存分に生かされててこのイブリーンはとても魅力的だった。他のキャストも同様。これらの役に合う役者さんを徹底的に妥協せず選んだ結果、個性が巧く随所に生かされてる。
・Everbody Rejoyce、赤くてごてごてした衣装やウィッグ?をぬぎすててシンプルな白い衣装になることで、イブリーンが死んで解放された歓びを表現している。踊りも現代舞踊のように見えたのだけど、あくまでファンタジーの世界にいるわけで、現代に引き戻されてしまった感じがして少し興ざめ。もう少しマンチキンの世界を残していてくれてもよかったかなぁ。
・ウィズの陣内孝則さんは九州弁などを随所に入れた口の巧いコミカルな演技はとても小細工が効いていてバランスが良く小気味よかった(プレスリーの真似とかね)。
・演出上、現代のものに置き換えてわかりやすく表現している箇所が随所に観られた(アダパールがグリンダと退場するところ「このあと中華街の聘珍樓予約してあるのよ」とか)。
・とにかく、エンディングテーマは明るく楽しくパワー溢れる。楽しい気分になって帰れる。
・ドロシーは、かかし、ブリキ男、ライオンに出会わなくても、実際には帰ることが出来た。でも、出会って共に旅をすることで彼女は成長した。意味があったのだと思う。

・Ease on Down the Road, Everybody Rejoyceでは底抜けに明るく、踊り出したくなるくらい心から笑顔になれた。逆に、Be A Lion, Believe In Yourself, Homeでは頬を伝う涙を留めることは出来なかった。それだけ、その世界にのめり込むことが出来たし、心を揺さぶられることができた。大満足。
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会場) オーチャードホール
主催) テレビ朝日
主な出演者) Marina Lazzaretto, Michael Williams, Stephen Hanna, Ashley Blair Fitzgerald, Amy Ruggiero, Justin Peck, Ron Todorowski, Meredith Miles
構想 / 演出 / 振付) Twyla Tharp
歌) Frank Sinatra

代表曲) "Stardust", "My Way", "New York, New York", "take five"

音楽   ) ☆☆☆☆
ダンス  ) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆
ダンサー ) ☆☆☆
総合   ) ☆☆☆

【あらすじ】4組の男女の恋の行方。フランクシナトラ自身の歌声と迫力ある生のビッグ・バンドの演奏にのって、ダンサー達がずっと踊り続けてストーリーを演じるダンスミュージカル。

【感想】
・フランクシナトラ、とあってか、さすがにお客さんは年配の方が多い。平均年齢がいつになく高い。
・切れの良いダンスと、衣装、セット、ライトの鮮やかな色は、一瞬一瞬が全て絵になる。
・舞台は黒ベースでカラフルに演出。ピンクとか紫とかが特に綺麗に見えた。
・大人の恋模様。お子さんも結構観に来ていたけど、官能的なシーンも有ったりして、ちょっと難しかったんじゃないかなぁ?
・take fiveが印象的。執拗に繰り返されるリズム・メロディーを飽きさせないダンスがよかった。
・とにかく、出演者のダンサー達の実力があるのはよくわかった。ただ、皆ソリストなのか、集団になったときに個性が強く出てしまって揃ってないのが残念。
・ダンサー達の鍛え上げられた筋肉が素晴らしくて、とにかく皆身体が美しかった。
・最後に星空の中にシナトラの横顔が浮かび上がったのが素敵だった。

やっぱり私は歌と演技がある方が好きだとおもいました。
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会場) 京都劇場
主催) 劇団四季
主な出演者) 樋口麻美、谷口あかり、荒川努、八重沢真美、青山弥生、明戸信吾、脇坂真人
演出) 浅利慶太, Phyllida Lloyd
台本 / 作) Catherine Johnson
作曲 / 編曲) Bjoern Ulvaeus
作詞) Benny Andersson
振付) Anthony van Laast
訳 / 訳詞) 湯川裕光
代表曲) Mamma Mia!, I have a dream, Thank you for the music

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】 エーゲ海に浮かぶギリシャの小島。人気の小さなホテルを切り盛りするドナの娘ソフィは今二十歳。結婚が決まり幸せを感じながらも同時にある不安を抱えている。父親がわからないのだ。母の周辺から自分の出生の秘密を探そうとするが、分からない。そこでドナの日記に描かれていた父候補者サム、ビル、ハリーの三人に対して、皆に内緒で招待状を出す。式の前日、ドナの旧友ターニャとロージーが到着。彼女たちはかつてドナ&ザ・ダイナモスというバンドを組んでいたトリオ。再会を喜び合う。同じように父親候補三人もやってきた。彼らを見てドナは心を乱す。浜辺ではソフィの婚約者スカイは独身最後の夜を男だけで楽しもうとしている。彼はかつてウォールストリートのエリートだったが、仕事に疲れて訪れたこの島を気に入ってしまい居着いてしまったのだ。父親のことで頭が一杯の婚約者に優しく語りかける。一方、すっかり歌手時代の気分に逆戻りのドナと仲間達は中庭で昔の衣装を身につけかつての十八番を歌って、集まった女達から喝采を浴びている。そこへ父親候補三人が現れ、ドナは抗議するが、ソフィはお構いなしで皆で楽しむ。ダンスの合間に三人それぞれと話しをしたが、やっぱり誰が父親か分からない。ところが、三人とも招待された意味に気づき、式でのエスコート役に名乗りを上げ、ソフィはすっかり混乱。
結婚式当日、混乱しているソフィを見てドナは結婚を公開しているのではないかと心配して声をかけるが、母が元々結婚に反対なのを知るソフィは強い言葉で拒絶。ドナはショックを受ける。そこへ現れたサムがドナに話しかけるが、帰って反発され、互いの中はぎくしゃくするばかり。しかし、今でも惹かれあっている二人は心の中でお互いを求めていた。一方ソフィはスカイに内緒で父親候補を招待したことを告白し、助けを求めるが、彼は、自分に黙ってとった彼女の軽はずみな行動を非難し、立ち去ってしまう。それをそっと聞いていたサムは父親らしく、結婚を考え直すように勧める。
ソフィに請われて花嫁の着付けを手伝いながら、ドナは、いよいよ自分の手から離れる娘を感慨深げに眺めて、感傷的になる。ソフィはそんな母に結婚式の付き添い役を頼む。娘を送りながら、今までの人生を振り返るドナ。いよいよ式が始まるが.....。

【感想】 前回観劇したとき(2003年?)は、ぴんと来なかった作品だという印象があったのだけど、今回はそんな感じもなく、特に引っかかるところもなく素直に楽しめた。あ、唯一、始まりの頃の台詞の話し方の違和感(はっきり言おうとしてテンポが悪い感じ?)はあったけど、それだけかな。その後にMUSIC FAIRでも拝見したけれど、吉沢梨絵さんもお上手だったよね。ダンスなど動きとかが他の人と一つ違っていた。
樋口麻美さんは違和感なくドナを演じていらっしゃったけど、まだお若くてまだソフィーを演じてても良いくらいだと思った(実際に過去に演じている)し、むしろ今だからこそのソフィーをみたいともおもった。
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劇場) 帝国劇場
上演日程) 2011.10.29 – 11.20
主な出演者) 瀬奈じゅん、橋本さとし、泉見洋平、戸井勝海、村井国夫、浅丘ルリ子
音楽) Udo Jürgens
脚本) Gabriel Barylli
共同脚本) Christian Struppeck
歌詞) Michael Kunze 他
翻訳) 迫光
訳詞) 高橋亜子
上演台本) 飯島早苗
カンパニー) 東宝
演出) 山田和也
代表曲) ニューヨークに行きたい

音楽   ) ☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆
演出   ) ☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆
総合   ) ☆☆☆

【あらすじ】 TVトークショウの人気司会者リサはスタイリストのフレッドやそのパートナーのコスタ達クルーと共に仕事一筋、今日までプライベートもなく、キャリアアップに邁進してきた。そんな彼女の元に、老人ホームで暮らしている母マリアが、同じホームに住むオットーと”駆け落ち”下との知らせが届く。二人は『豪華客船に乗って、NYの自由の女神の下で結婚式を挙げる。』と宣言している。これは一大事!一週間のうちに連れ戻さないと、折角入ったホームへの再入居を断られてしまう!! オットーの息子アクセルとリサは、この緊急事態を解決する為に二人が乗る客船を追いかけるが間に合わず、ヒステリックになったリサとアクセルは道中ケンカばかり。ようやく追いついたが、リサとマリアは会うなり大ゲンカ。しかし、価値観の違う母と向き合い、リサはようやく自分を見つめなおす。アクセルとも恋が芽生えていい感じ・・・。と、うまくいかないのが現実!リサの元に、念願のTV賞受賞のニュースが届く。授賞式はなんと今夜!急転直下の展開に、恋と仕事のどちらを取るか?リサは究極の選択を迫られる。全てはNY自由の女神のみぞ知る?!

【感想】
・ ドイツ製のミュージカル。ストーリーはありがちな”ボーイミーツガール”で、ヒロインが鉄の女から自身の中にある”女性”に目覚めるまでを描いている。前半はドタバタ劇のようだがアメリカものの様な軽やかで巧妙で作り込まれた感じではないが、同性愛の問題など上手く組み込まれている。とても早口でとにかく喋り倒しているが、それがテンポ良く感じた。後半は一転ストーリーがぐぐっと進んでいき、心にくる”伝える台詞”が多くなる。漠然とした印象だが「ヨーロッパものだな」という感じがした。特に鮮烈に印象に残る曲というのはなかったが、元々ドイツでの流行歌をミュージカルに仕立てたものらしく、そういう意味ではMamma miaやWE WILL ROCK YOUと同じ?
・ 2007年12月Hamburg TUI-Operettenhausで開幕し(~2010.9)、その後、Stuttgart (Apollo Theater, 2010.9~)、Wien (Raimund Theater, 2010.3~) で上演されている。
・ West side story, Anything goes, その他いろんなミュージカルを彷彿させる衣装を着た人が劇中に登場。NYをイメージさせる為?
・ 宝塚男役出身の女優さんって良くも悪くも同じ雰囲気を持ち合わせてる。『型』があって、それが身に染みついているんだろうね。ヒロイン・リサ役は真矢みきさんをまず思い出してしまったのだけど、今日の瀬奈じゅんさんはその中でも割と軽やかで、この役にはあっているのかな?
・ 浅丘ルリ子さんは途中、台詞のミスがあったりした。マリアはおおよそドイツ人らしくはなかったけど、とてもかわいらしい人で、アレはきっと浅丘さんご自身に役を近づけたのかな?歌っていらしたこと自体ビックリした。
・ アンサンブルは、ダンスのシンクロ具合や歌がいまいち。もう少し美しいと良かったよね。
・ フロリアン役の石川新太くんはなかなか”達者”な子役サンという感じ。雰囲気を出すのも上手だし、歌も上手。存在感も適度で今後が楽しみ。
・ 橋本さとしさん。私が初めて彼を知ったのは”お熱いのがお好き”というドラマで、大阪弁のがやがやした役。今日のアクセル役では、ほどよい荒々しさのなかに軽妙さが心地よくて、とても巧みな演技をされる方なのだなぁと思ったらそれもそのはず、劇団☆新感線出身だったのですね。今日、上演中割とシリアスなシーンで少し大きめな地震があって、客席が少しがやがやしてしまって集中力が失せてしまったのだけれど、そんななかぶれることなく演技を続けていて、寧ろ、ぐぐっと惹き込まれて。なんというか、ぐわっと我々の気持ちを力ずくで持って行かれて劇の世界に引き戻された感じがして。ただただ純粋に”凄い”って。いやぁ、この役者さんに少し惚れました。 この役は寺脇康文さんでも可能かなぁと思ったけど、彼だとSETなどのイメージで行くともっと軽やかになるだろうからなぁ、とか。
・ 泉見洋平さんはとても個性的な声の持ち主でコミカルな演技もかわいらしくて、日本人のもつ同性愛者のイメージにとてもぴったりだった。
・ ラインダンスや最後の階段があるシーンは、まるで宝塚を意識したかの様に思ったのだけど、ヨーロッパ版でもあるみたいね。
・ どの役も、そういう国ごとの文化背景によってその役柄の持つイメージは変わることはよくあるし、観客はその国の人だからミュージカルの根本を揺るがすほどのことでもない限り、作品の初演のイメージと同じようなキャラクター付けというか演技する必要はないかなぁと。それでイメージしやすいならそれはそれで良いのかなぁと思わなくもなくて。そういう意味では、ミュージカル作品を通して、その国の文化を感じることが出来るし、ドイツでの上演(もしくは来日してもらって)を観劇したいなぁと思うわけです。はい。
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劇場) 東京国際フォーラム ホールC
上演日程) 2011.3.3-14 (東北関東大震災の為、11日より上演中止)
主催) Thirty Saints Production, Broadway Asia International and The Really Useful Group Limited / テレビ朝日・ぴあ・ホリプロ
主な出演者) Jennifer Paz, Anthony Fedorov, Rich Gray, Stewart Gregory, こども合唱隊
演出・振付) James A. Rocco
作曲) Andrew Lloyd Webber
作詞) Tim Rice
音楽監督) Jeff Rizzo
衣装) Tulle & Dye
ウィッグデザイン) Robert A. Dunn
セットデザイン) Martin Christoffel
代表曲) Any dream will do
照明デザイン) Tom Sturge
その他) A. L. Webberのデビュー作

音楽   ) ☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】 物語は旧約聖書の創世記に書かれているお話。カナンの地で、ヨセフは12人兄弟の11番目。父に偏愛されており、カラフルなコートを贈られたりして、兄弟からは妬まれている。ヨセフは「兄さんたちよりも偉くなる」夢を見たことを話したことで、兄弟から恨まれ、隊商に売られてしまう。奴隷としてエジプトに渡ったヨセフは大富豪の下僕となり、ここでも可愛がられどんどん出世するが、大富豪の妻の誘惑を拒み、濡れ衣により投獄される。
しかし、牢獄の中で他の囚人の夢解きをした評判が王宮にまで伝わり、ファラオに重用されるようになる。
一方、兄弟は大飢饉の為困窮し、エジプトまで出かけ宰相にひれ伏して援助を乞い願う。その宰相こそがヨセフだと誰も気づかない。自分を売り飛ばした兄弟たちを信用できないヨセフは兄弟たちを試す。心を入れ替えた兄弟たちに、自分がヨセフであることを告白する。

【感想】
・ ヨーロッパでも最近上演されていて、A. L. Webberのデビュー作と言うことでとても楽しみにしていた。ミュージカルとしては古典かな?コミカルな演出が上手に差し込んであって音楽も楽しくて、それがうまくまとまっているようには見えた。でも、演出や現代のハイテクで見栄えをよくしているからこれだけの興業として良いのかもしれないけど、ストーリーがあまりに単純すぎて、リピーターを取り込めるかというと難しいのでは?彼のその後の作品(EVITA, CATSなど)のように大ヒットしなかったのは納得できる気がした。
・ WebberはJesus Christ Super Starも作っているけれど、子供や人々に聖書をわかりやすく伝えたいという気持ちがあったのかなぁ?この作品については、最近のミュージカル作品のようなシャープさはないけど、何となくもっさりした感じが逆にわかりやすくて良い。そもそも、元々15分の作品として作られて、その後改訂が加えられて今の作品となったとのこと。当然、演出自体は初演とは違うのだろう。派手な衣装、細かい演出、色々どんどん付け加えられていった、というのがわかる。小道具にもStarbucksのコーヒーが出てきたり、衣装、セット、照明とかも現代的。時代に則して変化させていったのかな。所々日本語の台詞が入っていたり、親しみを持てるように演出されていた。第二幕は前奏曲もなく始まったのだが、元々短い作品なので、休憩を入れずに上演されることもあるとのこと。
・ 開演より前、早々に幕が上がりずっと子供たちが舞台上で遊んでいた。ベルが鳴ると同時に子供たちは座り、ナレーターの女性が登場し開演。そして主役登場。Anthony Fedorovは、金髪・たれ目のイケメン。欧米の方にありがちな、いかにもなアイドル。思わずお父さんが寵愛してしまうというのが納得できる。
・ ナレーション役の女優さんの歌声がいい。レッスンで習った“筋のある声”(習うまでは“近々している”と思っていたが、最近ではこの発声法が主流となりつつある、とのこと)で、力強い。そしてとてもキュート。若い頃の島田歌穂さんを彷彿させる。こういうナレーションスタイルはEVITA(チェ・ゲバラ)に通ずる物がある。
・ 少年少女合唱の媚びない声がまたうまくさみしさや悲しさを助長させる。舞台慣れしてない、その声が素朴で良い。
・ ダンスは60年代風、カラフルで華やかでまるでショーのようでHairsprayを思い出す。ファラオがまさかのプレスリー。台詞は全て歌。賛美歌風、ロカビリー、カリブ風、シャンソン風、タンゴ風、色々なスタイルの音楽を取り入れてコミカルな部分もかなり織り交ぜていた。これはWebberの悪戯心?
・ 席が前から二列目のど真ん中だったので字幕を殆どみることができず、首が痛かったかな。でも、出演者の表情がよく見えて、たまに生声も聞こえて、楽しめました。
$Am Theater...-aveq


劇場) 東京国際フォーラム ホールC
上演日程) 2010.12.15-26

カンパニー) Work Light Productions Excutive Producer, Stephen Gabriel / テレビ朝日, キョードー東京
主な出演者) Kerri Brackin, Ashley Eileen Bucknam, David Colston Corris, Lisa Helmi Johanson, Tim Kornblum, Michael Liscio, Jr., Anita Welch etc.
演出) Jason Moore
台本) Jeff Whitty
作曲・作詞) Robert Lopez, Jeff Marx
編曲・アレンジメント) Stephen Oremus
音楽監督) Brendan Whiting
振付) Kenneth L. Roberson
パペットデザイン) Rick Lyon
代表曲) The Avenue Q Theme, For Now
その他) 2004年トニー賞ミュージカル部門受賞(最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀オリジナル楽曲賞)

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】 大学卒業したばかりの、国文学の学士号を持つ青年プリンストンのお話。NYにきて格安物件を探してアベニューQにくる。決してきれいで便利な物件ではないけど、隣人たちは個性的でとてもいい人なうえ、管理人が昔の人気TVの元人気子役!明るく前向きな仲間たちに囲まれて、仕事・恋などpurpose(人生の目的)を探しつつ、社会人としての第一歩を踏み出す。

【感想】まず、テーマソングとアニメーションから始まる。パペット操りながら演じる役者たち(グレーの衣装を着ている)と普通に衣装を着て人間の役を演じる役者が居て、まるでパペットTV showが舞台に出てきたかのよう!パペット役の人は一人何役も演じていたり、他の小さい役の効果なども担当しているから、ある役を演じている間は別の役者がそのパペットを持って動かしている(声は本役の人が出す)。基本的に、パペット役でソロを歌うのは二人(男性一人女性一人)。パペットは当然人形なのだが、その動きや声によりとても表情があるように感じた。また、全く性格の違うパペットを操っているときは役者さんじたいがその雰囲気に変化しているからかもしれない。ルーシーとケイト(恋のライバル同士)は同じ一人の女優さんが演じているのだが、二人の会話のシーンでは、声を変えてテンポよく話して見事に演じ分けていたのにはびっくりした。
とにかく、全てがコミカルで、一個一個のシーンがテレビみたいに進んでいく。テンポがよく、Sitcomをみているような感じ。途中アニメを挟んだりして目先をうまく変えてる。この進行の仕方がとても斬新に感じた。下品なことすらもあっけらかんとネタにするから、決していやらしく感じないし、逆にシリアスな内容のシーンでも底抜けに明るい。寄付金を募るシーンでは実際に客席まで回収をしに来ていたり、とにかく中途半端さが無くその潔さが気持ちよい。所々日本語の台詞を入れてくれていて、「PASMO」、「ろくでなし」、「海老蔵!」(ちょうど市川海老蔵さんの暴行事件が話題になっていた頃なので)なんて叫んでいて、笑いを誘っていた。
ただ一つ残念だったのは、隣に座っていた人が微妙にいびきをかいて寝ていたこと。キット好みじゃなかったんだろうね。
私はとても楽しめたし、またみたい。
(2010.12.17 金曜ロードショー特別版@日本テレビ)

2004 アメリカ映画
監督) ジョエル・シューマカー
原作) ガストン・ルルー
音楽) アンドリュー・ロイド・ウェッバー
主な出演者) ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン
主な吹き替え出演者) 劇団四季(高井治、沼尾みゆき、佐野正幸)
代表曲)  The Phantom of the opera, Think of me, All I Ask of You, Masquerade, The Music of the Night
その他)

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
声優   ) ☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆

【あらすじ】1919年、パリ。廃墟となったオペラ座で栄華を偲ぶ品々が競売にかけられていた。やがて謎の惨劇に関わったシャンデリアが紹介される─。1870年代当時のオペラ座では奇怪な事件が頻発。主役に大抜擢されたクリスティーヌは仮面の怪人にオペラ座の地下深くへと連れ去られる。( HPより)

【感想】劇団四季の俳優陣による総吹き替え。台詞や歌などおそらく舞台版と同じ、若しくは準じているもの?その為、歌のところでは原語の内容と矛盾するところがあったりして抵抗感を感じる人もいたようだが、舞台を日本語版で見ることと同じ。むしろ、英語が苦手で字幕によることでないと鑑賞できない人(自分も含む、だが)にとって、日本語音声で内容を直感的に理解しながら映像を鑑賞できる利点もあると思う。画像の俳優さんのイメージと声優の声のイメージが合わない部分もなきにしもあらずではあったが、それはそれ、これはこれ。好みの問題でどちらの音声を選ぶかはならともかく、そんな細かいことで揚げ足を取って、この企画を非難するのは無粋だとおもう。
 それはさておき、怪人(高井治さん)の声はイメージと合っていたが、クリスティーヌ(沼尾みゆきさん)の声は可憐でよかったのだが少し明るすぎたかな?もう少し憂いを秘めていてもよかったかも。演じ分けがあってもよかったかな。
(2010.10.2 Movie Plus)

2004 アメリカ映画
監督) ジョエル・シューマカー
原作) ガストン・ルルー
音楽) アンドリュー・ロイド・ウェッバー
主な出演者) ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム
代表曲)  The Phantom of the opera, Think of me, All I Ask of You, Masquerade, The Music of the Night
その他)

音楽   ) ☆☆☆☆☆
ストーリー) ☆☆☆☆
演出   ) ☆☆☆☆
俳優   ) ☆☆☆☆☆
総合   ) ☆☆☆☆☆

【あらすじ】1919年、パリ。廃墟となったオペラ座で栄華を偲ぶ品々が競売にかけられていた。やがて謎の惨劇に関わったシャンデリアが紹介される─。1870年代当時のオペラ座では奇怪な事件が頻発。主役に大抜擢されたクリスティーヌは仮面の怪人にオペラ座の地下深くへと連れ去られる。( HPより)

【感想】舞台と曲は殆ど同じで当然話も同じ。なので、知っている話なのだけど、映画ならではの演出など、最後のシーンで怪人のどこまでも続く孤独が可哀想になって泣きそうになっちゃった。
曲を聴く限りは、まさに"サラ・ブライトマンのための作品"といっても過言ではないのでは?オペラを歌っているシーンとかがあるから、歌いかたのバランスが難しいのかなぁと思わなくもなかったが、クリスティーヌ役のエミーロッサムさんは、とても声もルックスも演技もバランスがよく演じていらした。怪人とラウルは、せめてオペラシーンだけでももう少しそちらの発声で歌えるともっとリアリティあったかな。でも、文句なくGutでしたよ。