イベントの案内です!
読書会のススメ:古典・名作チャレンジ~『トム・ソーヤの冒険』編~アメリカ文学の源流はどこに?
3月1日(日)10時から12時にzoomにてマーク・トウェイン『トム・ソーヤの冒険』について語り合いたい思います!
申し込みページはこちら!
https://coachinglab.thebase.in/items/26530387
土曜の夜21時から23時くらいでzoomにて映画雑談会を実施したいと思います!
次回は3月8日(日)に『ラ・ラ・ランド』です!
詳しくは以下の記事からお願いします!
映画雑談会のお知らせ!映画を楽しく語っちゃいましょう(^o^)
*ネット開催なので、コロナウィルスによって自粛ということはありません!
国家緊急権 (NHKブックス)
1,320円
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おすすめ度4
難易度3
災害やテロだという緊急事態にまきこまれた時、のんきに憲法の手続きに基づいて議論をしている余裕がないといった事態はありうる。
*今はコロナウィルスですな(´・ω・)
そういう時はとりあえず憲法違反の危険があっても、国家を維持することを優先するために政府に権限が集中することは時限つきなら認められうる。
*国家は暴力装置であるというマックス・ウェーバーの定義が緊急事態では露骨になるかもですよね~。
職業としての政治 (岩波文庫)
572円
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この時の権限が国家緊急権というのだが、これがなんとも法学的にやっかいなもの(´Д`)
理論的に必要なことは分かっても、下手をすると独裁に陥りかねない代物なので扱いは慎重にならざるをえない。( `д´)
*カール・シュミットの問題が緊急事態には起こるのですな~。
独裁―近代主権論の起源からプロレタリア階級闘争まで
3,080円
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政治的なものの概念
1,430円
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普段であれば法によってやってよいこと、よくないことを規定しておくことで権力を制限すればよいだろう。だが、如何せん緊急事態の話をしているものだから事前に何もかも決めておくこともできない。😅
では、どうすればいいのか。
本書は法学の応用問題である国家緊急権についての論点を上手に整理してくれているのでこの問題を考えるヒントになると思う。
*緊急事態って普段はリヴァイアサンたる国家が抑えている自然状態の脅威が露骨に噴出している状態なんでしょうね。
自然状態=闘争状態というホッブズ的な認識にたつとこの世の中は例外状態でそれを普段は国家が抑え、隠しているわけですな。その例外状態を国家が対処するわけですが、例外状態は国家において例外ではなく、原理的な問題であるという認識は持っておいたほうがいいでしょうな。
これは萱野先生の国家論から学ぶことが多かった議論ですね。
リヴァイアサン〈1〉 (岩波文庫)
1,056円
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『国家とはなにか』
7,980円
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カネと暴力の系譜学 (河出文庫)
814円
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インスタでも紹介してます!
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教養を深める作業は中々一人でやっていてもつらいですし、分からないことも多いので一緒に楽しく学んでいきましょう!
古典などの難しい本に挑戦したい人、本について真面目に語りたい人、一緒に学ぶ仲間を見つけたい人、コツコツ教養を深める場が欲しい人etc
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