GAFA~現代の四騎士の統べる社会がどんな社会か見ていこう! | チャンクロブックスー教養人への冒険

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おすすめ度5
難易度3

タイトルのGAFAとは、Google、Apple、Facebook、Amazonの頭文字のこと( ・ω・)

GAFAはネット時代に便利なサービスを提供してくれたおかげで急成長し、今世界経済に多大な影響を与えているのはみなさんご存知のこと。

 

*タイトルの四騎士とは『ヨハネ黙示録』に登場する四騎士のこと。GAFAの圧倒的支配力はまさに四騎士のごとし。


ヴィクトル・ヴァスネツォフ作『黙示録の騎士』

 


その影響力や凄まじいものだから、GAFAのことが気にくわない人も無視できない。

GAFAが社会に与える影響は何で、いかにしてGAFAはGAFAになりえたのか本書は学べます。( `д´)

まず、GAFAは今までの大企業より小人数で、今までの大企業を合わせたよりも稼いでいる。

ようは、GAFAが大儲けした裏にはその分損した人たちがいるわけで、如何せん経済のバランスを崩しているんですな。中間層を切り崩しすぎたつけは何かは考えないといけないですな。

 

*本書で紹介されているGAFAによる勝者総分取り社会を示すデータです。額が巨大です( ゚Д゚)

 
 
 

 

*資本主義の暴走についてはこちらの記事も参照してください!

https://ameblo.jp/akushiroreshi/entry-12526969596.html

 

暴走する資本主義 暴走する資本主義
1,900円
Amazon

 


また、GAFAは大量のデータを持っています。それによって、快適なサービスを消費者は利用できると同時に情報が漏れるリスクを負います。

ここだけだとよく言われることだが、著者の切り口が上手いから読みがいがある。

例えば、Googleに僕らは親、親友、先生、神父にも言わないことをせっせと検索ワードに打ち込みます。そして、それに対しGoogle先生は瞬時に適格な情報を提供してくれます。下手な人間よりよっぽど優秀な相談相手です。ほんとかつての神のみぞ知るはGoogleのみぞ知るの世界です。

 

*神のみぞ知るといえば、こちらのマンガ!

 


もちろん現代の「神」=Googleが善意でサービスを提供しているわけでなく、営利企業であるがゆえにどこかでカネの論理が入ってきます。

表面的にはカネの論理が見えにくいことで、どこか危ないことになっている恐れはあるんですな。

 

*大量のデータを解析することで、消費者としては便利なのかもしれませんが、監視社会への道へとひたすら向かっているのかもしれません。

 

 

*ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックの情報を不正収集したのではという疑惑はGAFAについて考える上で重要な事件ですね。

https://www.bbc.com/japanese/43985373

Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ

Mark Zuckerberg em setembro de 2014.jpg


こんな感じでGAFAについて詳しく解説されていくので、便利なサービスを提供してくれる会社だなといった呑気な見方はできなくなってしまいます( ゚Д゚)

便利なシステムに過度に依存するのは怖いなと思うかもです(^_^;) けど、現状GAFAが大きな影響を持っているのは事実なんで、本書を読んで今後のGAFAの流れは要チェックです😼

 

*著者自身によるTED講演もチェック!

 


*GAFAの創業者たちはカリスマばかり!
彼らの活躍は映画などで知ることができます!

 

 

 

 

 

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