UMAの存在って… | 横島 夢乃介の観測日誌!!

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【コラム】 古くから伝わる幻の蛇…つちのこで注目を浴びる村


~内容~


UFOやネッシーなど、オカルトの類いはやっぱりロマンをかき立てるものだ。「本当に存在するの?」という素朴な疑問は期待の裏返しで、ネッシーなんてその正体を夢想するだけでなんだかワクワクする…というのは今どき筆者だけ?


いやいや、オカルトの持つ吸引力は、21世紀の世にも健在だ。オカルトは時に、村おこしの格好の材料にもなる、というのが今回のテーマ。全国にはカッパやら座敷わらしやら、地元の言い伝えを地域振興に活用している例が少なくないのだ。


なかでも幻の怪蛇・つちのこは、今日でもたびたび新聞や週刊誌を騒がせる“アツい”存在。棲息地帯として名高い地域が全国に複数あり、岐阜県加茂郡の東白川村はその筆頭格だ。未確認生物(UMA)ファンおよび研究家から大いに注目され、村の振興にひと役買っているというから面白い。


東白川村は岐阜県の東部、長野県のほど近くに位置し、標高1000m級の山に囲まれた自然豊かな小村だ。人口はおよそ2800人。まずは村の様子を、東白川村役場産業建設課の安江透雄さんに聞いてみた。


「林業では『東濃桧(とうのうひのき)』の産地として知られ、農業では『美濃白川茶』や『夏秋とまと』の生産が盛んです。しかし全国的な傾向に漏れず、人口減少や基幹産業の景気悪化は本村でも問題視されています。所得の安定など、生活が成り立つ環境づくりが課題です」(安江さん)


そんなごく普通の村に、つちのこ。この組み合わせが何とも面白い。

ちなみにおさらいしておくと、つちのことは体長30~80cmほどの、ビール瓶のように胴体が太い蛇である。日本全国で古くから存在が伝えられ、東白川村でも河原や茶畑、桑園など至る所で目撃が報告されている。…でも、本当につちのこは存在するんだろうか??


「目撃例はたくさんありますが、私自身は見たことがないので否定も肯定もできません。夢・ロマンとして存在を信じています。もともと村内でもとくに目撃例の多い地域で盛り上がり、独自の観光資源が乏しい村の新たな看板としてイベント化したことが、つちのこと東白川村の関係の始まりです」(安江さん)


安江さんの言うイベントとは、同村が毎年5月3日に開催する「つちのこフェスタ」のこと。つちのこ生け捕りに賞金を懸け、毎年村内外から多くのつちのこファンが集まるのだ。平成元年に賞金100万円でスタートしたこの制度、毎年1万円ずつアップして、今年は「120万円」が懸けられた。

こうした取り組みがもたらす、東白川村の知名度アップの効果は大きい。今年も残念ながら捕獲は叶わなかったが、来年もまた、全国から“ハンター”たちが集まるはずだ。


…確かに未確認生命体は実在するが、最近になってから、やたらと出てきているのは何故だろうか…。


もしかしたら、地球最大の危機では…。