仕事の話はしたが、医療費は家計に響く。私が参考になったのはがん制度ドック。

 

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大きくわけると公的制度と働いている場合の企業の制度がある。

国の制度として覚えておくべきことがある、

月に一定額以上の医療費が数か月後に返金される、高額療養費制度。

健康保険や市町村に事前に申請するとこの高額医療費で返金される分を窓口で支払わずに済む制度、限度額適用認定。

そして、病気やけがで働けないとき、会社員や公務員に最長で1年6か月、給料などのおよそ3分の2が支給される制度だ。

私は振休があったのでそれで賄ったが、傷病手当金は助かる。

さらに会社がすぐに限度額適用の認定証を取り寄せてくれたので窓口で超高額を払わずに済んだ。両側乳がんは手術費も倍なので。

 

そして、日ごろからいくら家にあるのか、も確かめておきたい。住宅ローンで団体信用生命保険に入っていないか、さらに銀行などに返済を相談する段取りをすることも必要になる。お子さんがいれば、学費、奨学金なども考えておかねばならない。

 

さらに、生命保険を確認しておいた方がいい。医療が進歩しているので、昔の保険が今の一般的な治療に合わない、なんてことがザラにある。友人の場合、上皮内新生物とされ、がん細胞があるけれども乳管内にとどまってステージ0と診断、手術はして乳房全摘出したものの保険が下りなかった例はある。

 

私の場合は、女性特有のがんと診断されると通院給付が増えたり、がんと診断されたあとにすぐ出る一時金が増えるものだったので正直助かった。治療費以外にも検査や保険をもらうための診断書を書いてもらったり、入院時の差額ベッド代からウイッグなどなど、物入りになるので、まとまった金額は必要。そして、実は入院よりも通院のほうがよっぽど長い。抗がん剤治療も最初以外入院はほとんどないので、通院保障はいるはず。私はここが若干適用範囲が狭かったので出なかったものもある。

 

先進医療特約なども確認しておきたい。とにかく、あんまり私も含めてちゃんとどこまで保険が出るかなんてがんになるまで、見なかったという人が圧倒的に多い。だからこそ、家族のために、自分のために、、まずは確認してほしい。

再発時のために保険に後で入ろうとすると商品も限られるし、保険料も高くなりがちだ。最近は乳がん特化の保険や再発のための保険もある。まずはいまの自分の保険で大丈夫かを確認だ。