先月初旬 岩国へ行きました車ダッシュ

 
お人形さんの真似をするお茶目な夫
 
定年後の再就職先!?
音符村の渡しの船頭さんは~ピンク音符
 
 
今日は部下と一緒にラーメン食べに行った夫
 
私はひとり留守番・・・ということで
 
第3話のはじまりでございます
 
 
これまでのお話はこちら

 

 

とんでもジイサン(夫の父)が娘を連れて出て行ってから

 

夫はデカ過ぎる家で独り暮らしになった

 

ほとんど顔を合わさず口をきかない家族でも

 

一応は3人暮らしだったわけで

 

急に寂しくなったそうだ泣

 

 

そこで私に週末は来てくれと…

 

それからの話がこれ⇩

 

 

👆ここでは

 

場所が少々不便だし

大きすぎてもてあましているし

市街地に近い住宅地に実家があるから

いずれはそちらへ住むか管理しなければいけなくなる

年齢的に今後を考えて断捨離せねば…等々

様々な理由から夫は家を売りたいと考えていた

 

と書いている

 

それは本当なんだけど

 

一番の理由は

 

『自分の支払い分だけなら今年で終えているはずだったのに

 

 父親の支払い分を押し付けられたせいで

 

 あと10年も毎月高額の返済を続けなければならない

 

 定年を数年後に控えてこれ以上は無理だ

 

 娘は「弟たちが帰って来れるように売らないで」と言ったが

 

 あれから10年近くが経ち

 

 いつでも戻って来いと言ったのに戻って来ない

 

 もう限界だ・・・』

 

ということだった

 

そして ⇩この記事に書いたように

(リンクだらけですみませんアセアセ

 

北川景子 家売るオンナになった私と夫

 

買い手がみつかり

 

デカ過ぎる家にある大量の

 

片付けることになったタラー

 

 

デカいだけではなく内装も凝っているので

 

キッチンもリビングも寝室も

 

立派な造り付けの家具

(タンス、食器棚、調理棚、リビング棚…)

 

そこに入っている(いや詰め込んである)

 

たくさんの物を廃棄する作業を

 

仮住まいに引っ越す前から少しずつやっていた笑い泣き

 

 

脳脊髄液減少症を患っている私は

 

ほんの少しずつ軽いものをゴミ袋に詰める作業を手伝った

 

それでもかなりバテてしまったチーン

 

(中には前妻が残していった物もたくさんあったムキー

 

 

時々(夫の)母が入院している病院(途中からは施設)へ行き

 

家のこともたくさん話した

 

 

お母さん「おかあさん、食器とか子どもたちが小さかった頃のものとか

 

  すごいたくさんあるんじゃけど…捨ててもいいよね?」

 

 

おばあちゃん「はぁ、いりゃあせんけぇねぇ、全部捨ててもええよ。

 

  すまんなぁ…あんたぁ、苦労しに来たようなもんじゃのう。」

 

 

この母との良い関係が夫と一緒にいることを決意させたようなもので…

 

いつも笑いながら 時には泣きながら

 

いろんなことを話し合っていたグリーンハーツ

 

 

一方 ジイサンと娘の汚部屋エリア(和室二間&16畳洋室)は

 

手を出したら娘が怒るので なかなか手が付けられず

 

このふたり 引っ越しというものを知らないのか??

 

始めのうちはのらりくらりと

 

とりあえず必要なものだけジイサンの車で運んでるちょっと不満

 

 

私が用意した箱や袋はほとんど使うことなく

 

汚部屋の物をそのままグシャッと車に詰め込むのだ真顔

 

 

「引っ越し業者呼んで仕分けして運んでもらった方が…」

 

と 私が夫に言っても

 

怒りが頂点に達しているので

 

「ほっとけびっくりマークムキーハッ

 

 

買い手が決まってからも のらりくらり

 

他のエリアはすでに夫と私と業者によって

 

全ての物を運び出したり処分したりしていたが

 

汚部屋エリアは・・・魂真顔魂

 

 

引き渡しの日が迫り ついに夫が動き出したダッシュ

 

私も少しだけ手伝った(もちろん軽いものだけ)

 

 

あの汚い布団の下にはカーペットが敷いてあり

 

それをめくると・・・床が一部腐っていたゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

夫が言うように全てを記録しておきたいけれど

 

こんなに長文でも書ききれないことがある

 

それは機会があればそのときに…笑い泣き

 

 

そんなこんなでようやく家が空になり

 

荒れた庭に出て家の周りをゆっくりと見て

 

夫が呟いた

 

「家が・・・、かわいそうじゃ・・・。」

 

夫の目に光るものを見たのは二度目だ

 

前回は別れた息子たちの話を聞かせてくれたとき

 

 

家を買ってくれたのは私たちと同世代のご夫婦とその娘さん

 

旦那さんの実家が西日本豪雨のとき周辺が浸水し

 

家は無事だったけど孤立して動けなくなったので

 

あの災害の被害に遭わなかった地域にあるこの家で

 

旦那さんのご両親と一緒に三世代で住まわれるという

 

犬や猫もいるのだとか犬猫

 

 

夫の涙を見て

 

かける言葉がなかった私は

 

この家に住む新しい家族を思い

 

しばらく考えてこう言った

 

 

「そうじゃね、

 

 これまでこの家はホンマかわいそうじゃったね。

 

 でも、あの人たち良い人そうじゃん。

 

 きっと おじいちゃんおばあちゃんも一緒に

 

 ちゃんと住んでくれてじゃろうけぇ

 

 家もようやく幸せになれるよ。」

 

 

 

 

 つ づ く