これまでの話はこちら下矢印

アラフィフ婚活の日々

 

最初に ~序章~ ってタイトルつけてしまったので

最後は ~終章~ するしかないじゃん(笑)

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー 

 

2019年5月末

私たちが新生活を始めて間もない頃

入院中だった義母が急に施設へ入所することになった

 

糖尿病からくる認知症が始まっていて

義父の手には負えなくなったからだ

 

(せっかく近所に引っ越してきたのに…ショボーン

 

と、寂しかったけれど

施設は近い場所にあるので一日おきに会いに行ったニコニコ

 

施設の職員さんから

「娘さんみたいなお嫁さん」って呼ばれて嬉しかった照れ

 

 

 

家の売却の方は

問い合わせや内見が何組かあっても

そうすぐには決まらないとも思っていて

私はドンと構えてたんだけど

ここで性格の違いが大きく出るえー

 

普段は家でも外でもめちゃくちゃ明るい夫

でも実は

石橋を叩いて叩いて…叩きすぎて渡る前に壊すタイプ爆弾ドンッ

 

「もし売れんかったら戻って住まにゃあいけん」

という不安を常に抱えていてガーン

 

ゴールデンウィークに引っ越したタイミングで

籍を入れてほしかった私に対して

「家が売れてから」と言ったのだ

 

なんかモヤモヤし始めたもやもや

 

けど逆に私は基本楽天家なので

多くの不動産業者と接した感触から

絶対売れる!という何の根拠もない自信があった星

 

 

秋になり具体的な話が3家族から出て

すぐに欲しいという家族に売ることが決まったのだグッ

 

そして…

 

売却に伴う手続きの準備をすすめる中

税金対策など どのタイミングで入籍すればよいか

友人の助言を受けていろいろ調べ

年末に婚姻届けを提出することにした鉛筆

 

 

ホントは友だちと家族集めて

会費制の宴をやりたかったし

ウエディングドレス着たかったんだけど…

夫が嫌がったのであきらめたショボーン

 

こんなふうに意見の違いは度々ある

でも、なぜかケンカになるほどではない

 

毎回

ま、いっかぁ~って感じなのだ

熟年婚ならではの感覚かもしれないウインク

 

若い人の結婚と違って

出産子育てするワケじゃないしね口笛

 

 

出会った時点できちんと

事故に遭って体を悪くしてることを伝えていて

 

両親に挨拶したときも事情を説明して

「介護はできません、ごめんなさい。」

 

義父

「そがぁなこたぁ気にせんでもええ。

 それよりあんたらが仲良うしてくれりゃあそれでええ。」

 

義母

「苦労してきたんじゃねぇ~

(夫を指して)こがぁなんでええん?」

 

一緒に爆笑した爆  笑

 

 

夫にも両親にも

いろいろ申し訳ないとは思いつつ

交通事故で脳脊髄液減少症を患い

高次脳機能障害を負い

運転も仕事もできなくなった状態の私なのに

快く迎えてもらえて感謝したラブラブ

 

結婚の挨拶を兼ねた年賀状を先に準備して

2019年 年末のある日

お互い二度目の婚姻届けを提出して夫婦になった

 

アラフィフ婚活で出会ったタイプじゃない男

親友のようなパートナーに変身したのだったうずまき

 

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー 

 

 

はじめはネット婚活PCに抵抗があった

前にも書いたように

カタログの中で選んでいるような感覚に陥ったり

サイト内メールで嘘をつかれたりしたし

自然な出会いではない気がしたからだ

 

けど、何人かと直接会って話すうちに

(メールの段階でかなり厳選してる)

ネットはあくまで手段だと認識できるようになった

 

例えば

ドラマやマンガにあるような

幼馴染とか学校や職場でとか

極端にドラマチックな出会いをしても

 

別れるときには別れるのだ

 

あたりまえのことだけどキョロキョロ

 

ただ、若い人にはおすすめできんかなぁ…

人を見る目があれば良いんだけどね

 

かと言って50過ぎた私でも

人を見る目が本当に備わっているのかどうかはわからない

それは夫も同じだ

 

けど、なんだかんだ言っても

人間ひとりじゃ生きて行けないのよ

 

結婚しない人が多い昨今

結婚という形をとるだけが全てとは思わない

 

いろんな考えがあって良いんだろう

 

子どもを産まなくなったことは別問題

このまま子どもを産まない人が増えたら

人類は絶滅する

それはそれで地球が望んでるのかもしれないし…

 

(なんか、いきなりスケールのデカイ話になったぞ)

 

話がそれてしまったアセアセ

 

 

アラフィフ婚

 

同世代でも他の人はどうだかわかんないけど

私の場合

夫に対して というか誰に対しても恋愛感情のようなものはない

(女性として終わってるってことかも)

 

1年間友だちづきあいをしたことで

中身を知って信頼できると思った

 

一緒に暮らしてみて生じた意見の相違は想定内

親子や兄弟姉妹でもいろいろ違うのに

50年以上別々の人生を送ってきた他人同士なんだから

 

それでも親友と思える関係になった

 

人生の後半

明るく楽しく過ごせそうだ

いや、すでに過ごしている爆  笑

 

こんなことあるなんて思いもしなかったコロナ禍を

娘たちのアパートの居候のままで迎えていたら…

そう考えるとゾッとする叫び

 

子どもたちにも弟たちにも会えない

娘ができたと喜んでくれてる義母にも会えない

友だちとランチしてしゃべくりたおすこともできない

 

そんな寂しい日々を支えてくれてるのは

毎週末、近くの穴場に連れ出してくれて

人がいないところで一緒に散歩してくれる夫だ


 

出会うまでの長い間

別々な場所で

いろんな涙をいっぱい流しながら生きてきて

子育てを終えて身軽になった者同士

 

今までよりちょっと気楽に生きていこう

 

いっぱい笑いながら一緒に歩いていこううずまき

 

 

        アラフィフ婚活の日々 完了

 

 

 

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