本日の第5回「赤坂で浪曲」の会は33名様にお集まりいただき無事終了できました。3席とも聞きごたえがあり立派だったと思いました。ありがとうございました。
    第1クールは今回が最終回で次回から第2クールに入ります。年内の予定も更新しました。↓

国本はる乃「大石山鹿護送」お話は↓
東家一太郎「弥作の鎌腹」 お話は↓
トーク    一太郎/はる乃/美
東家一太郎「大高源吾   腹切魚の別れ」お話は↓

➡︎はる乃さんは本当に上手いと思う。これから年齢を重ねるに連れてその分もっと上手くなって行くだろうから天井知らずだな。今日の口演でも戸塚までの道中付の楽しさ、山鹿門弟に対する内蔵助の啖呵の鋭さなど、先月の口演と比べて格段に良くなっている。横浜にぎわい座での公演も決まったそうで、この人はスターになるべき人だと確信した。

➡︎一太郎さんの弥作は4度目かな?これも聞くたびに情がこもって来て素晴らしくなっている。弥作の苦衷が本当に胸に迫る。もっと多くの人に聞いてほしいと切に思う。

➡︎一太郎さんの腹切魚は先月初めて聞いた。討入りの計画を巡る大高と水沼のやり取りと懸念を払拭するための中村勘助の知恵が、緊張感を生むと同時に何かおかしみも持っている。だから聞き終わって後味が良い。もちろん一太郎さんの声の良さが全体を支えている。十八番に育ててほしいネタだ。きっと都内で行われている一太郎さんの会でもおかけになるだろうから、ぜひ聞いてほしい。