私と全く同じだ。
通りすがりのブログでそんな文章を見つけた。
''私が思う、情感溢れ琴線に触れる歌を歌える歌手No.1、男性では玉置浩二さん、女性では中森明菜さん。''
''私の好きなアーティストには残念ながらそれはない。''と書かれていたので、このブログ主が他のアーティストのファンだったのにそう思ってくれたことに、逆に嬉しさが増した。
「安全地帯」の曲が大好きだ。
新曲を聴いた時、心が震えたことが何度あったか。
「恋の予感」「碧い瞳のエリス」「月に濡れたふたり」、ドラマのなかで流れてきた「微笑みに乾杯」、CMが印象的だった「あの頃へ」……キリがない。
一番好きなのは、人生で好きな曲10曲を選ぶとしたら絶対入る「安全地帯」と出会った曲、「ワインレッドの心」。
今も当時買ったEPを大事に取ってある。
アルバムも玉置さんがソロ活動に重きを置くまでのものは聴いていたし、今でも聴いている。
とにかく名曲だらけ。
もうこの人はシンガーとしてもメロディメーカーとしても天才だと思う。
メンタル的に不安定でやらかしたこともあったが、結局歌声でそれも消えるほど魅了してしまうんだよね。
一度、ライブに行ったこともある。
歌声、演奏は申し分なかったが、ちょうど「チェッカーズ」と人気を二分してる頃で玉置さんがアイドル扱いされていることに驚いたっけ。
そんな玉置さんと明菜、「玉置さんが海の水なら私は塩。すぐに溶け込める。」と明菜が表現したように、ふたりは相性も良くて、「サザン・ウインド」をはじめ、「雨のレクイエム」「アサイラム」「哀愁のMidnight」「さよならじゃ終わらない」「永遠の扉/陽炎(異詞同曲)」と玉置さんからの提供曲も多いし、明菜が『歌姫3~終幕』でカバーした「恋の予感」もよく合っていた。
残念だったのは、他のアーティストへ提供した曲はあくまでもその歌い手のものと考える玉置さんが、2012年、初めて提供曲から10曲を選んだセルフカバーアルバムを出した時、音楽番組で香西かおりさん(「無言坂」)や斉藤由貴さん(「悲しみよこんにちは」)などと共演していたのに明菜は当時活動休止中で「サザン・ウインド」での共演が叶わなかったこと。
ふたりのコラボ観たかったな……。
でもこの頃、トーク番組で明菜ファンの高橋みなみさんと明菜話になった時に、玉置さん、「明菜ちゃんは圧倒的だったね、何かが」(「何かが」って 笑)って言ってくれてた。
玉置さんの「サザン・ウインド」も最高です
今回玉置さんのことを書いたのは、先月、途中で体調不良で公演中止になった玉置さんの様子がなんだか気になって…。
もう復帰されてるようだけど、調べたら11月までコンサートスケジュールがビッシリ。
そのあとディナーショー、さらに来年のコンサートツアーまで決まっていた。
トーク番組でもギターを持ち込んで気軽に歌ってくれる玉置さん。
この人は本当に音楽が好きなんだなというのが伝わってくるんだけど、過去に大きな病気もしてるし頑張り過ぎないでほしいなー。
公演中止になるまでの経緯を聞くと、体調が悪いのに椅子に座りトークしながらなんとか続けようとしたけどドクターストップが掛かったみたい。
客席からも「無理しないで!」の声がとび、中止の決断には拍手も起こったという。
やっぱりファンはチケットがどうのこうのより、本人が元気でいてくれることが一番の願いなんだよね。
玉置さんと明菜、いつかふたりのコラボが実現することを密かに願ってます。