『大奥』の8話が放送されました。視聴率は4.5%、7話と同じ。

少し前のブログでも書きましたが、歴史の歪曲がひどすぎませんか。

大北さんは時代劇の脚本は初めて書かれたのかもしれませんが、時代劇では改ざんしてはいけない部分もあると思います。

ドラマなのでフィクションは当然ゆるされるべきです。

でも今回『大奥』は歴史的実名で書かれています。

ならば個人の尊厳に関わる部分は改ざんすべきではないと考えます。

8話では五十宮倫子(小芝風花)は家治の長女を死産し、お品(西野七瀬)が男の子(次男)を出産します。
定信は家治の血を根絶やしにして、自らが幕府の中枢に就くために動き出します。

史実では倫子は死産ではなく、長女は2歳まで生きます。

このドラマでここを改ざんする必要があるのでしょうか?

しかも裏で暗躍している定信は倫子が長女を生む時代にはまだ生まれてもいません。

史実ではお知保とお品が続けて男の子(長男,次男)を産みますが、産んだ後は家治はこの2人のところへは通わず、倫子一筋だったと言われています。

ここまでくるとあと3話でどのように回収するのか?

今回の『大奥』の問題は家治の時代を選んだことの是非です。

才能無しです!

 

 

『大奥』のあらすじと感想および史実との違い