ひみつの鏡のアッコこと、ビズネア磯野敦子です。
パリ郊外からボンジュ〜♪
鏡を見るようになってから、これまでの人生で、人から指摘されてもピンと来なかった、自分のキャラという物を意識するようになった。
”人を見る目がピンボケだし、お人好しの騙しやすいタイプだね。”
的な事を、何度か言われた経験がある。
”君は、ただ利用されているだけなのが、分からないのか?”
なんて、元夫に怒られたり、
”ビズさんを騙すのなんて、簡〜単だよ!
ちょっと涙でも流して、辛いよ〜って言ったら、夢中で助けてくれるでしょ。”
と、笑われたり。
主婦時代から、離婚後のドタバタを、くまなく知り尽くしているアダムにも、
”人を崇拝しては、さんざん尽くしてから、えっ、何この人?と、発覚して、最後は自分だけ赤字に終わる、被害者タイプの主催業、何年、続けてるわけ?”
と、からかわれた事もあった。
けなされてるようで、ちょっと褒められてるような氣分ながらも、その度、私は、そんな善人ではないよ・・と、思っていた。
でも、今、あらためて、自分の半生を 他人事のように振り返ると、彼らの言う事には一理あるな・・と。
苦しむ人を見ているのが、何としても辛い。
見て見ぬ振りをするのに、大きな罪悪感を伴うから、無理してでも手助けをした方が楽。
余裕があった駐在員夫人時代には、ボランティアも沢山したし、金欠の知人に 自分の口座の残高全部渡してしまったり、カンパもよくしたものだ。
これは、父の血かもしれない。
本当に人のお役に立つのが好きな人だったから。
葬儀で、どれだけの人に、お父さんに助けられたのよ・・と、涙ながらの感謝の言葉を伝えられたか分からない。
何ヶ月か後、母と知り合う前に、父が世話をしたという方が、遠方から車椅子で実家に来てくださった事さえあって、母が、
”お父さんには、敵わないわ・・。”
と、当時は、口癖のように言っていた。
でも、ぼったくられたり、騙される事も多かったし、明らかに不利な条件の約束事などを引き受けて、よく母親に責められていたのを覚えている。
母も、情深く、律儀で世話好きではあるけれども、人を見る目や勘が鋭いから、危機を回避した体験談が多い。
数年前、バスツァーで旅行に行った時の話。
仲良くなったご夫婦が、同じグループにいた一人の男性に、ビジネスを持ちかけられた。
それを聞いた母は、瞬時に、
”危ない!”
と、感じて、
”あの人、ちょっと変な感じがするから、即答しないで。”
と、アドバイスをした。
帰宅後によく調べたら、案の定、詐欺まがいの手口で、何度も話題になっている会社だった。
百合子さんの周りには、そんなエピソードが、ちらほらある。
つまり、私は、幼い頃から、涙もろくて優しくてお人好しの父と、人情深いけど、人を見る目はバッチリあり、作為のある人には手厳しい母を見て育ったわけで。
特に、どっちを目標と定めた事はないのですが、父の葬儀で、本当に大勢の方が、父を惜しんで涙を流す光景を見て、
私も、葬儀で、人が本氣で泣いてくれる人になりたい!
と、思ったのは覚えている。
(それ以来、人は、死んだ時に生き様が分かる・・というのが持論。)
自分の事を、特に優しいとは思わないけど、どちらかと言えば 父よりで、お人良しの部類かなと思う。
人に好かれたり 感謝されるために 何かを選択する事はもうなくなったし、それこそ、彼には敵わないけど。
そして、そういう自分の氣質を知った今、
”もう、あの人のお世話は、ほどほどでいいんじゃないの?”
なんて注意してくれる、人を見る目があると感じる友人達の意見には、耳を貸すようにしている。
母も父も、かなり極端だから、私は、中間あたりでバランスを取りたい。
自分を知る事って、本当に面白い。
つくづく、自分の事は、自分には見えないものです。
幾つになっても、発見が止まりません。
今日も幸せ〜♪
全ては一つ。
あらゆる存在に感謝しつつ。
いつもいつも有難うございます。
ビズネアあっこ
骨董カフェ たて糸 et よこ糸 のブログ → ⭐️⭐️⭐️
昭和8年生まれの母がオープンしたお店です
Facebook ビズネア磯野敦子
Instagram atsuko_biz
21世紀共育ラボ HP (サイト内ブログ 真実を語る嘉神の話)
Twitter ビズ
HP Angels Rainbow