『逆鱗』のパンフレットのデザインがいいよなぁの件 | 拝啓、ステージの神様

拝啓、ステージの神様

ステージには神様がいるらしい。
だったら客席からも呼びかけてみたいな。
観劇の入口に、感激の出口に、表からも裏からもご一緒に楽しんでみませんか。

NODA・MAPのパンフレットはたいてい1000円。
サイズはA5判、写真はたいてい篠山紀信さん、後半の稽古場見学記は、毎回著名な方が担当している。

『逆鱗』 リリー・フランキーさん
『MIWA』 古川日出男さん
『Egg』 長塚圭史さん
『南へ』 本谷有希子さん
『パイパー』 大宮エリーさん 

巻頭は野田さんの寄稿があって、対談や座談会、キャストインタビューもたいていある。

内容はもちろん気になるし、がっつり読み込むのだけれど、デザインも毎回とても楽しみにしている。
(これはNODA・MAPのパンフレットに限らないけどね)

で、『逆鱗』といえば、人魚が出てきて、水族館が舞台の始まりというところから、お魚感がユニークにデザインに取り入れられている。

表紙は、北欧っぽい幾何学模様、野田さんとさかなクンのしながわ水族館での対談は、原稿のレイアウトが面白いことになっている。
スタッフページも、なるほどそうだよね!なあしらい。

デザインの力ってすごいよなーと、ただただ尊敬してしまう。

で、クレジットを拝見。
今回のデザインは、MR_DESIGNの田村有斗さん。
アートディレクションは、同じくMR_DESIGNの佐野研二郎さんでした。
はい。

しばらくはお部屋に飾ってインテリアの一部としても楽しみます。