今頃ですが、今月の料理教室の内容です。
今月は中華です。
衣食同源を旨とする中国料理は、季節の半歩前から体調を整える食を心がけています。
夏の食事は「涼吃」（リャンチー）といい、体に水分を取り込んで体熱を外に出す涼性のものを食べることが
主眼です。
清涼感があって滋養にも富んだ料理を選びました。
前菜
・鰻と隠元の煮凝り
・水茄子の揚げ浸し
鰻と隠元を中華スープとゼラチンで固めたもの
ツルンとした食感がいいですよ
みずみずしい茄子を素揚げしてジャガイモと玉ねぎのいためたものをすりおろして茄子にかける
普通の揚げ茄子ではなく
揚げた茄子を油抜きして山芋のようなとろりとしたすり流しをかけていただく
スープ
・鶏おぼろスープ
鶏ささみをフードプロセッサーでとろとろにして中華スープに流しいれそぼろ状にする。
今日はちょっとささ身が固くてそぼろにならなかった。
蒸し物
・冬瓜の蒸し餃子
みじん切りした冬瓜と豚ミンチを具にした。冬瓜から水気がでるので作業は手早く
あっさりとしたお味です。
炒めもの
･キュウリの漬物と豚ヒレ肉の炒め物
古くなったぬか漬けの利用法です。きゅうりじゃなくてもいいです。
塩抜きしていますが、やはり塩分が強いので、塩は控えめです。紹興酒と少しの醤油で味付け
ご飯
・パイナップルチャーハン
夏ならではのチャーハンです。パイナップルの甘酸っぱさがいいですね。
中国ではよく食べられるs果物です。
和え物
・ホタテとアスパラにアジアン風和え物
これはスイートチリソースで和えています。
甘味
・花巻き
・マンゴーココナッツプリン
花巻は中国の飲茶ではおなじみです。蒸しパンですが、中はピーナッツジャムと
ジャスミンのお茶の葉の2種類です。
食事のときならお茶の方があうかな
マンゴーは冷蔵庫で冷やしていたので写真忘れました。
今回はどのグループもスムーズに運びました。
暑い夏は
「とろ～り」「ひんやり」「シャキ」がテーマでしょうか