今日シャンソンのライブのあと、主人は久留米に行く予定でした。
何か気が進まない様子
”今日私も一緒に行くわ。今週も忙しいからいく日がないし、あなたばかりに行ってもらうのも
悪いもんね・・・・”
”うん・・・一緒に行く? じゃ行ってくれる”
ということになりました。
車の中で主人が珍しく愚痴っぽく泣きごとを話はじめました。
”もう、まいってるわ・・・・・あんなにわがままで聞き分けないと思わんかった
自分の親じゃなかったらとっくに投げ出してるわ・・・・”
(今にはじまったことじゃありませんが黙ってきいてました)
”僕に暴言吐くなら我慢するけど、お医者さんや看護師の人にまで、ほんまえらそうにやぶ医者や、看護がなっとらんだの・・・病院を変えるだの・・・言いたい放題や
行ったら先生やみなさんに頭下げ回ってるわ
通帳持って来いともううるさくて、何べん話してもわからんから昨日通帳に記帳して
今日持ってきたけど・・
あんなに金の亡者になるとは思わんかった・・・
今まで私が経験してきた以上に義父の現状に直面して苦悩しているようです。
”今は脚も動かん状態やのに歩くだの言うしなあ・・・リハビリの若い技師の人にも偉そうになあ・・・
いったい自分が何様のつもりなんやろ・・・まだ自分の置かれてる立場がまったくわかっておらん
あそこの病院追い出されたら行くとこないことわからんのかなあ・・・
30年以上お世話になって、こんなに親父のこともわかってくれてるとこなんかないのに・・・”
施設のこともまだ話てないけど、ぜったい嫌というやろなあ
その時に僕もう知らんよ、そんなに言うなら一人でやってみと言ってやろうと
思ってる、どんな反応するかわからんけど・・
なんでも自分の思う通りになると思ってる
それで、もう長ないとか・・・・・とか勝手ばかり・・・・”
入院して22日だそうです。一日もかかさず病院に行っていた主人
私は私で”なんで今回に限り毎日行くのかよくわからなかったのだけど、
もう歳やし、何かあってからじゃ後悔すると思って行ってやってるという主人の
言葉に”えらいなあ・・・まあ自分の親だし、してあげるのはいいことだわと
思って、それも私に行ってやってくれとかとか一言も言いませんでした。
何でakkoは来ないんじゃ・・・と言われていると思ったけど、私は仕事が忙しい
し、僕が来てるからいいやろと庇ってきてくれたらしい・・
まあ私の方も無理すれば行けないわけじゃなかったけど、こうなる状況は
わかっていたし、私は今より退院後だと思っている。
ヘルパーさんとの確執は今以上に面倒
ヘルパーさんが来なくなったらどれだけ私たちに負担がかかるか・・
考えただけでも恐ろしい。
入院中に愚痴を聞くくらいどうってことない
病院へ着くとちょうど夕食中でした
食欲があるのは元気な証拠なんでしょうね
スプーンでこぼしながらもほとんど平らげてしまいました。
”仕事忙しいやて・・・体に無理したらあかんよ”とよく呂律がまわらない口で
来たそうそう優しい言葉をかけてくれました。
(えらい主人が話しているのと違うや・・・)
そして次に話したのは通帳のこと
”あれに頼んでもちっとも持ってきてくれん。ちょっとakko持ってきてくれんかね”
”わかったよ。今日持ってきてるからね。よ~く納得したらまた
持ってかえっておこうね。ここのはおいておけんからね”
主人から渡された通帳を手にするとほっとしたように一行一行チェックして眺めて
おられました。指差すところは年金が入る日
今月はまだ入ってないけど、入ったら、また記帳して持ってくるからね
主人ではやはり分かってもらえない洋服や下着のことなど、一生懸命説明し、
ここでの待遇がいかにひどいか話します。
うんうん、そうやね・・おとうさん、寒いのだめやものね。温かい下着持ってこようね
あそこの引き出しのどこどこに何が入っているから・・・”
こんなことははっきり覚えているんです。
30分ほどの面会でしたが、言いたいこと、伝えたいことが言えたのでしょうか
満足した顔つきになられました。
最後は”akko 時々来てやってください”と拝まれました
今日はえらいごきげんやったね・・っと主人もほっとした様子でした。
機嫌のよい時、悪い時のむらも大きいのでしょうね・・・
私たちもえらく感情の起伏のはげしい一日となりました。