2008.1.8(tue)
今日、ここ福岡でとても関心のあった裁判の判決がありました。
飲酒運転で100Kで走り、わき見運転で車をぶつけ相手の車が海に落ちるのを知りながら
逃げて、水を何十リットルも飲んでから出頭するという極めて悪質な事件でした。
飲酒運転は最近とても厳しくなり、以前は業務上過失致死罪しか問えませんでしたが
いまは危険運転致死罪が適用されることも多くなりました。
今回のこの事故とはいえない殺人事件は当然危険運転致死罪が言い渡され死刑は
無理でも最長の25年は当たり前と思っていました。
未来ある幼い子ども達が一瞬にして暗い海に落ち、恐怖の中で死んでいったのですよ
これが殺人じゃなくてなんなんですか
ところが結果は7年6ヶ月 業務上過失罪だけでした。
これでは被害者のご家族じゃなくても納得はいきません。
一ヶ月ほど前に訴追をしなさいという裁判所のニュースを聞いたときから
嫌な予感はあったのですが・・・・
まさか7年ぽっちで、模範囚ならもっと短くて済むかもしれません。
「罪を憎んで人を憎まず」
私もそれはわからないわけではありません
人を憎んではいません。
でも起した罪はきちんとその罪に見合う刑があります。
それを償って、ようやくその人の人生が再出発できるのです
(被害者はそれでも悲しみはきえませんが・・・)
加害者の弁護 これも必要だと思います。でも刑を軽くすることだけが弁護士の仕事では
ないと思うのですが
公平な判断が出来るように加害者の思いや言い分を代弁するのが弁護であって
メチャクチャなごり押しをすることではないのです
光市母子殺人事件の弁護士しかりです。
裁判所も判決文の中では「極めて悪質である。被害者の心情は計りしれない」
と付け加えたものの、結局は前記の通りの判決です。
どう考えても?な判決です。
頭にきた一日でした。
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こんな日はおいしいものでも食べて神経を和らげなきゃです。
ガーリックとパセリライスとサラダです。
あ~あ、どうしてこう納得のいかないことが多いのだろう。(`×´)